娘の友達家族と6人で、南平台でランチした後、中目黒川を散策。西郷山公園をくだって、坂を下りたところまでは良かった。
桜はとても綺麗なのに、人の波が多くて、娘の友達はぐずつき始めた。
駅にはたくさんの警備員。ホイッスルの音が桜に舞う。にわかに、渋谷交差点の混雑を思い出す。
そうか、電車でわざわざ見に来る人もいるのだ。
娘の友達家族と6人で、南平台でランチした後、中目黒川を散策。西郷山公園をくだって、坂を下りたところまでは良かった。
桜はとても綺麗なのに、人の波が多くて、娘の友達はぐずつき始めた。
駅にはたくさんの警備員。ホイッスルの音が桜に舞う。にわかに、渋谷交差点の混雑を思い出す。
そうか、電車でわざわざ見に来る人もいるのだ。
銀座線渋谷駅の改札口は、新年度のせいか、混み合っていた。
おまけに、駅の改装工事をしているせいで、数ヶ月前より、改札口にいつも駅員や警備員がいる。
今日行ってみたら、今まで普通に改札に入れた渋谷駅が、東京ディズニーランドのレジャー方式を取り入れたのか、蛇行して改札口にたどり着くよう、駅員が立ちはだかって、列を誘導していた。
なかなかいいアイデアだが、、立ちっぱなしの駅員の稼働が気になる。
何か今ならもっといい仕組みがある気がするのだが、それはなんだろう。。
働くママの味方、時短メイクの王道マツエクこと、まつげエクステンション。
私も職場復帰後、マツエクは便利で、簡単、綺麗、と愛用していたが、利用店舗を変えて施術してもらったところ、初めて眼が真っ赤に充血し、角膜炎と結膜炎を併発した!
オーマイガッ!!
すごいショックだった。
眼科医いわく、「両まぶたにエクステの接着剤が付着している」と。
✳︎普通、接着剤はまつ毛につける
それって、施術が下手だった、ということ?
眼科医からは即刻外すようにとお達しがあった。
きぇ〜〜!
外します、外します、って感じ。
慌てて、駆け込んだのは言うまでもないが、私はこれで、生涯マツエクとさよならしよう、と決心し、
ふっと、
これはこれで、結膜炎になって良かったかもしれない、と感じた。
というのも、マツエクは月一回通い、1時間半ほど横になってお金と時間を投資する美容で、ママになってからの私は、これがもったいないなぁ、と感じることが増えていた。
一番もったいないのは、外側をせっせと磨く施術時間で、そんな暇があるなら本でも読んだ方がいいんじゃない?と、続けながらも、毎度、心の中で格闘していた。
出産して、世の中に対する価値観がかなり変わった。特に、自身のルックスに対する執着心は独身時代に比べ、グッと減った。
(めでたい!)
ジェルネイルは時々やりたい衝動にかられつつも、通う時間がもったいないので五年前に卒業した。
近年はカラーリングする時間も同様に思い、そろそろ白髪も出てくる歳なのに、カラーリングを辞めてしまった。
思えば20代では資生堂の最高級化粧品(当時)クレド・ポーを使ってフルメイクだったのに、今ではオーガニックコスメを使っているのだから、歳を重ねて、どんどん素に戻ってく感じ…。
なんだかな、と思いつつも、
これはこれで結構いいなと感じる今日この頃。
さよならマツエク
by桜子
わが社には、働くママパパクラブがあり、今日は数カ月に一度の会合が昼休みにあった。
会合といっても、集まって一緒にご飯を食べるだけ。
それでも私の貴重なコミュニティ場に、私は喜々として参加した。今日の参加者は11人也。
口をモグモグしながら、私のアンテナが最も敏感に反応した話題は子の小学校問題である。
すでに子が小学生デビューしているワーママらによると、
小学生になると
①鍵っ子になる ②学童に入る
これは至極当然ーーと受け入れていたが、いかんせん、専業主婦の家庭で育った私はまずそこでモヤモヤした気持ちになってしまった。
まず、“鍵っ子”に私は少し、いや、とてもネガティブなイメージを持っている。
平成の今は違うのだろうか?
昭和の時代は、鍵っ子といえば経済的に恵まれない子が多かった。
(あるいは私の住んでいた地域だけの問題だったのかもしれない、それはよくわからぬ)
学童についても、家庭に何らかの事情がある、という子だけが入っていたので、
幼心になんとなく暗い印象を覚えていた。
今の時代は、働くママが増えているので、鍵っ子の実態も違えば学童の子も多いと推察するが、私は娘が小学1年になったら、家でクッキーでも焼いて、「おかえり〜」とエプロン姿で迎えてあげたい気がする。
あくまで理想だけど。
夫は先日、そんな私を知ってか、
「べべ、小学生になって学校が終わったらさ、パパの会社においで。パソコンとか使っていいよ」
と、言っていた。
「うちで、プログラミングとか覚えたらいいじゃん」
と、早くも娘にPCを与えることを楽しみにしているふうであった。
なるほど夫の会社を学童化する、という手段があったか!と、私は目から鱗であった。それなら、娘の放課後も安心である。
とはいえ、夫を頼りにするには限界もある。
学童があるだけでも十分ありがたいとは思うのだが、どうしても“家庭”のような、ほっと寛げる場で私が帰宅するまでは子供をリラックスさせてあげたい、と思うのは高望みなのだろうか。
まだ見ぬ世界に向けて考えることは次から次へとキリがない。
「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」「外資系コンサルの知的生産術」「読書を仕事につなげる技術」「天職は寝て待て」など、多数のビジネス本を出す外資系コンサルタントで元電通・ボストンコンサルティンググループの山口周氏は現在、住まいを葉山に移し、朝はボディーボードを楽しみ、夜は薪ストーブの火を眺める、という優雅な暮らしを送っている。
折しも、葉山には私の好きな友達パリちゃん一家が住んでいるほか、
近所のママ友の別荘もあり、私にとっては大切な人たちが生息している場所。
そこに彼も加わってしまった。
にしても、現役バリバリで、なぜいま、葉山に?!
色んな疑問に答えてもらいました。
他のビジネス誌には乗っていないような話も聞きだしたと思うので、ぜひ、ご一読いただければと思います。
こちら→桜子が聞く!先駆者たちのワークライフバランス
「今の生活の満足度は80点。あと、20点は勉強会やれたらいいと思うんですよね。なぜって?なんか、その方がかっこいいから。僕はほっとくと何もやらないんですよ。デレデレするのも、大好き。寝るのも、大好き」
by Shu Yamaguchi
#2018.12/16追記:彼の18年ベストセラーはこちら!
せっかく検索してきてくれた方のために、記事化してないインタビューのさわりをのせる。(特別に。m(__)m)
魔がさして、葉山にきてしまった!!
私は山口の電通時代を知っている。忘年会などの節目に飲む仲だった。だが、この5年間は音信不通になっていて、連絡を取るのに苦労した。書店に並ぶ本で、彼の近況を知った。久しぶりに会えるかどうかも、正直心許なかったが(活躍し始めると冷たくなる人もいる)会うと、「いやあ、連絡くれてありがとう。最近どうしてるの?」と、“友達”だった。
前と態度が変わらなかったので、最初は敬語を端々に使っていた私であったが、思い切って、「その頭どうしたの?」とタメ語で聞いた。私の知る限り、坊主姿をみたことがない。まるで、ナチュラリストに転向したのか、僧侶みたいな頭になっていた。
イメチェンだったのかはさておき、彼は昔と違って、生活を大幅に変えていた。
桜子「山口さんの今の暮らしは理想的ですね。“この生活を手に入れた”という実感はありますか」
山口「あります」(きっぱり)
桜子「おおっ、期待に応えてくれますね!ちなみに一日の平均的な過ごし方は?」
山口「うまくいったと思える日は、朝4時起床。物書きをして7時に子供たちと朝食をとり、仕事の後は18時帰宅。家族と夕食をとったら21時に就寝」
桜子「21時?!そんな生活を意識し始めたのはいつですか?」
山口「10年ぐらい前です」
当時は30代半ばで、BCGにて毎晩帰りは午前様だった。一日の平均睡眠は3、4時間という中で初の新書「グーグルに勝つ広告モデル」を出版した。
☆ちなみに、実はこの時も私はインタビューしていたのでした(!)当時の取材はAscii.jpで書いたんですけど、今読み起こしても、プッと笑っちゃうのは、山口周とのこぼれ話を記したこちら。インタビューしたときの受け答えから、臨場感をお届けできると思いますw
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VOL.2 日々是 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*.;”.*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.”;.*:
人生、勉強
と、明るく書きつつ、先日とんでもないことが起こりました・・・。
去年の暮れ、赤坂で昼ごはんを食べていたら、以前仕事でお付き合いのあった方から
「大至急、お電話下さいっ」という切羽詰ったメッセージ。
急いで連絡したらなんと、お金を貸して欲しいとのこと。
“金銭の貸し借りはいけません、友達同士でもやめましょう” は、肝に銘じている。
・・・はずだった。
なのに聞けば、お財布を落として窮地に陥り困っているとのこと。
知らない仲ではなかったので、寸前まで迷いつつも、貸してあげた。
それなのに。
そう、皆さんのご想像どおり。彼が、どろんっですよ。どろんっ。
昨日さっそく彼の同僚とお会いしたところ、「実はですね。社内で同じことが何件も
発生しており・・・。」
( ̄○ ̄;)! ま、まじっすか~。
消費者金融に追われていた。家にも帰っていなかった。実家には電話が鳴り響いて
いる。
こんなこと、あってもいいんですかーっ。新年早々、ドラマに出演した気分。
それでも、まだどこかで、その人を信じたい私。「返すつもりでいるんですよね。」
あるいは、「返すつもりで『いた』んですよね。だから私の口座番号聞いてきたんで
すよね。」今、私はPさんが、悔い改めて謝ってくれるのを待っている。
どうにもこうにも、今日はこれを書かずにいられない気分。
思わぬかたちで、ある人のイチ人生を垣間見た気分だったのでした。
by 桜子
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※これは私が2003.1.31に書いた某メールマガジンの編集後記です。
昔、自分が書いた記事は、色んな出来事を思い出すことができて懐かしいです。
(当時はガリレオのスタッフのみなさんに大変お世話になりました;;)
ちなみにこのときは4万貸した記憶があります。
(今から大阪出張に行くから、というのが彼の貸してくれ理由)。
お金を貸してあげる数か月前に、この人から「付き合って」と言われ、
ノーと返事をした私は、そういう人がこういうことするんだ・・・と、
その後しばらく人間不信になりました。
独身の頃、課長とランチに行くと「妻と教育方針の違いで揉めてさ・・・」と、課長が嘆いていた姿を今になって思い出す。
当時は、結婚するとそういう問題が出るのか、と未知の世界に少なからず驚いたが、自分がその立場になると、そんなことはよくあると分かり、わが家も例に漏れない。
昨夜は子供が寝静まったあと、私が兼ねてから気になっている「(子に)ジュースを買い与えるべからず」という話をした。
てっきり、「ああ、そうね」と言われるかと思ったら、答えが違った。
「キミは〝〜してはいけない〟が多過ぎる」という内容に転じ、話はエスカレートしていった。
正直言って、夫の指摘はわりあいと正しかった。
いつも対話するたび驚かされるが、夫が年上ということもあり、私より優れた考察をする。
悔しい。
だが、ジュースだけは、絶対に私の方が正しい。
揺るぎない自信があった私は、この点については徹底的に反論しよう、と決めた。
「ジュースは砂糖水で、栄養素が殆ど含まれない“エンプティ(空っぽの)カロリー”だから、特別なとき以外は買わないで!」
私が言っていることは正論だ。私も厳格者ではないから、ジュースを買い与えるときもある。
だが、夫はこうのたまってきた。
「大きくなってから、〝私、お茶しか飲まない〟なんていう、つまらない人間になってほしくない!」
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
頭がかち割れそうな衝撃って、このこと?
ものすごい着眼点だ。こういう返しはアリ??
それは違うだろうと思いつつ、瞬時に、彼の言わんとすることがイメージとして伝わってきた。
確かに、小学生の頃、クラスに1人ぐらい、いた。
いつも地味な服を着て、煮物で身体が出来ていそうな女の子。彼女は、持ち物も慎ましかった。
小学6年生にして、1年の時に買ってもらった下敷きをセロハンテープで破れ目を補強して使っていた。
つぎはぎだらけで、薄汚れていたが、担任はそれを見つけるとキラキラ目を輝かせ、
「清ちゃんをごらんなさい!物を大事にしてエライ!!」と、クラス全員の前で大絶賛した。
私は大変なショックを受け、帰宅するとすぐ母親に言った。
清ちゃんってヘンじゃない?!
私は、汚い下敷きがイヤだった。見た瞬間、げっ、と思った。先生の言う、エライことを私は出来なそうだった。
そのとき、世の中には全く違う人種がいることをまざまざと認識した。
※清ちゃんちはけして貧乏な家ではなかった
話を戻すが、
清ちゃんがつまらない人間、というのではなく、清ちゃんのような価値観を持って成長する子供は確かにいる。
大人になればなるほど、人はポリシーを持つようにもなる。
だから娘もいつか何かの価値観を持つだろうが、少なくとも私たち夫婦から原理主義者が育つとは思えない。
大丈夫、蛙の子は蛙である。
ウチの子はほっておいても、色んなものを飲みはじめるだろう。私たちがそうであるように。
「店主」
毎朝、虎ノ門駅をおりて会社に向かう途中に、一軒のカレー屋さんがある。
私はこの店主とよく会う。もっとも、彼は私をまるで知らない。
私がこの店を通りかかるとき、店主はたいていテラスで開店準備をしている。
痛風と思われる歩きかたで、巨体をのっしのっしと揺さぶるように右左と体重移動をしている。
その姿を見るたび、思う。
苦しそう。もうすこし痩せたらいいのに(できないのだろう)。
すれ違うとき、いつも思う。命が心配だ。
朝会うと、ほっとする。
彼は私を知らないが、私にとっては朝のキャスターと同じくらい、彼は朝の顔である。
「宣伝文句」
虎ノ門にある、一軒のカレー屋さんには、気になることがまだある。
手書きの看板がそこここに置いてあるが、ヘタな字だ。
さらに謳い文句がヒドい。
「うまい!」
「うまいよ!」
このストレートな表現に朝からぶっ飛ぶ。
きっと店主が書いたと思う。憶測だが当たっている気が99%する。
通り過ぎるたび、思う。
代わりに書き直してあげたい。
私は救いを求めて、もっとましな看板はないのかと周辺を探し、1つ見つけた。
「うまい(ウコン入り)」
ちょっと笑った。
私はこのお店がとても気になる。
どうでもいいカレー屋さんなのに、どうでもよくない。
これだけ気になるから、一度はいってみようと思うが、一度もいったことはない。
たぶん一生いかないと思う。