タグ別アーカイブ: インタビュー

元BPO理事長とダイアローグ

  今朝は2時15分に目が冴えてしまった。午後に役員とmtgがあり、話すストーリーが定まってないのが原因だ。もう一度寝られなかった。あきらめて鉛筆片手に、あれこれ考えていたら、もうすぐ夜が明ける。

 そんな中、ふっと元BPO理事長のインタビュー(その49:東洋英和大学長、BPO理事長 飽戸弘氏)を読み返していたら、心が励まされた。ここに書いた文章は、そのまま編集せず、載せてある。よく読むと、オープンダイアローグかなと感じる。

 この方は、東大の名誉教授で、インタビュー後に国から勲章を授かった。Wikiによると「瑞宝章(ずいほうしょう)」とあるが、どの勲章だったか失念した。我ながら書くのもなんだが、よく取材許可を頂き、ブログ掲載も許可を頂けたと思う。私は学校関係者でもなく、彼と始終顔を会わす間柄でもなかった。でも、神は応えてくださった。

 今日励まされたのは、そういった過去の叶えられてきた体験の日々と、そのやり取りだが、特にここをシェアしてみる。


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飽戸「ちょうどそういうラッキーな時に、仕事が一番のピークでぴったり与えられたんですね。だからまあ、焦らないで時を待っていれば必ず神様が働いてくださる

桜子「(・・*)。。oO ホント?」

飽戸「(コクリ頷く) 必ず神様が最善の計画を成してくださる。信仰とそういう所は結びつくんですね。焦ってガタガタすると余計悪くなる。だから静かに、準備だけはしっかりして待つ」

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焦るな、神を信じろってことですね…。

そして、将来についてこんな会話もしました。

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桜子「好きなことをやれと。好きなことだけやって食べていけるのでしょうか?」

飽戸「本当に好きなことが見つかればね。なかなか見つからない。本当に好きなことならね、それはなんとでもなる。僕はそう思っているんですよね」

桜子「最後に。今の時点で振り返ってご自身の生き方をどのように?」

飽戸「(しばし沈黙)・・・・・ある意味では、僕の人生は能力もないのに運が良かったんですね。研究を始めるとなぜかそれが流行って、仕事も始めたら色々舞い込んで、ただただ運が良かった。やりたいことをやらせてもらえて、やりたいことが出来た。・・・本当にラッキーでした」

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ラッキーと仰った飽戸氏。

好きなことは見つけた。
やりたいことは見つけた。
あとは何とかなる…。

そう思ったら、今日のmtgも心が軽くなった。
今日これから出かける人たちも、心が軽くなってそれぞれの持ち場で働けますように。

空が晴れてきた。


今日は晴天かもしれない。

by桜子

オープンダイアローグと私⑪森川すいめい氏に会う

私はごく普通の、渋谷在住ワーママだ。夏に、フィンランド式精神医療、オープンダイアローグ(開かれた対話)①に出会って、心はオープンダイアローグにロックオン。わが師は、第一人者の精神科医、森川すいめい氏。学友は、講座で出会った多士済々な23人。このシリーズは、“すいめいとゆかいな仲間たち”に出会い、オープンダイアローグを追う、私の個人的ログである。

* * *

10月最初の土日に、また渋谷区のオープンダイアローグ講座の続きが行われ、一か月半ぶりに皆さんと再会した。

先生は、私が8月に受講した感想文(このブログ)を見つけて、当時、書いた記事すべてリツイート(=拡散)してくださった。ちょうど、すいめいさんへDMする(=ダイレクトメールを送る)方法を考えていた翌日だっただけに、私はいま神様の御手にある、と家で飛び跳ねて喜んだ。

そんな先生と再会💛内心、すこし緊張していたが、先生は私を見ると仰った。



「靴……変えました(´◡`)…………。」

!!!

往年のドリフターズギャク、
天井から金タライが脳天に落ちてくる感じ、って言えば、伝わる世代には伝わりますかね?

*靴の秘密はこちら:フィンランド式精神医療、オープンダイアローグ(開かれた対話)③


私は、毛穴から汗が一気に吹き出て、大慌てで弁明した。
まさか靴を取り換えるなんて思いもしなかった。そんなこと、全く望んでないのに!


でも先生は、

「あの靴、ベロンって……取れかかっていましたから……」
と、穏やかな、いつものすいめい節で、ゆっくり言葉を紡ぎながら、少し笑った。(そう見えた)

で、一方の私は、のべつまくなしに、心の中で独りごとを言った。
(先生、私、もしかして、傷つけましたか?!もしそうならどうしよう!私、あの靴が好きだったのに!いったい、なんて私は書いたっけ?)

家に帰って当時の日記を読み返した。

***
なんと、くたびれたスニーカーだ。(後日その理由が私にはわかったが、それは後で書く)
あの靴が好きなのかな。その足元を、私はじいっと見ながら、この人はどういう人だろうと考えた。
***

そういえば、「後で書く」って、書いてなかった。
ああ、当時の気づきをもう少し丁寧に綴ると良かったのかしら?

私は彼の人となりを知りたくて、「NHKに出ていたよ」という情報から、過去の映像を見た。そこで、若かりし頃の彼に会い、靴はもちろん、圧がない理由も、把握したのだった。


このNHKの記事はぜひ、皆さんに読んでもらいたい。
すいめい氏の活動(路上生活者への支援)で始まり、彼の歴史に迫っていく。
私はよくぞ、この取材をしたとNHK取材班へ拍手を送り、取材と映像インタビューを許可したすいめい氏の懐の深さにも震撼した。


そういうわけで、あの靴は、彼の彼である証、と私は解釈していた。
だから、好きだったのに!


東奔西走しながら、
誰とでも水平に対話するための、
先生のくたびれた、スニーカー。

一方的に医療者が偉いみたいなことじゃなくて、
同じ目線で一緒に悩み、考え、『人生に答えはないよね』と言うことにとどまる
』森川氏。

今、彼の足元は新しい靴だけど、私の目には前と同じスニーカーに映った。
対話の旅に出る彼を運んで、きっとすぐさま、くたびれるだろうから。


毎日どんなふうに過ごしておられるのだろう。
ちゃんとお子さんと会えているのかな。奥さまと話は出来ているかな。
講座の後、早く家に帰れますように、と私は願った。


先生、私、書籍へのサインをされている姿を見て、それなら私も…なんて言ったけどね、
やっぱり私は遠慮しとくわ。

1分1秒でも早く、先生をパパと慕い、夫と呼ぶ、家族のもとへ帰ってほしい。
そうして、英気を養って、独りでも多くの人と対話し、かけがえのない時間を誰かと過ごす先生が安らげますように。

これからも応援しています!



by桜子


今注目のママ友、中古リノベ女性経営者

周囲から「出てるよー」と連絡を幾つかもらったので、ブログに残したい。(左は私)
 ヤフーニュースに取り上げられ、以前取材させて頂いたその67:Style&Deco(スタイルアンドデコ)谷島香奈子社長さんが大活躍だ!

 彼女は、『秀和レジデンス図鑑』を出版し、ヤフーニュースで取り上げられ、

最新動向もインタビューされており、

双子のママで、経営者で、すごいバイタリティーだよね!!!(@@)


 経営者と言って思い出すのはその18:ディー・エヌ・エー代表取締役社長 南場智子 氏さん。インタビューを通して知り合った、NTTグループの細谷社長(*)が当時、ご紹介くださったお陰で出会えたことを今朝しみじみ思い出しました…ホロリ。(※その4:”インターネットの神様” NTTコム チェオ 細谷僚一 氏 )

インタビュー時代をしばし懐かしんで、活躍する友人をうれしく思った今朝。


さて今日も皆さんの一日がどうぞ良い日でありますように。

by桜子

ラララ出勤

会社へ向かった。

音楽を聴きながら道を歩く。「ああ、幸せ…!」と、思ってしまった。
通勤嫌いだった20代の私が、今、嬉々として職場に足を運ぶ。時代変われば、思いも変わるものである。恐るべし、年の功。

「うちの会社は、いま在宅推奨だから出勤しなくていいのにさ、なんか、毎日、出勤してる人もいるらしいんだよね」

今朝、私は夫に言った。

「いるいる。会社に行くと、ホッとするなぁ、って人がやっぱり居るんだよな」

と、彼も相槌を打った。


通勤時間は、明らかに個人の損出である。なのに、なぜ出社するのだろう。居場所がないとか、家が狭いとか、いろんな理由があるのだろうが、この日の私は、出社自体がもはやハレ、であったからだ。

定期券が撤廃されて、一年以上が経過した。
電車に乗ると、「乗った~!」と思わず、何日ぶりの乗車なのか数えてしまう。
そして、出勤ごとに、街は刻々と変化している。シャッターの閉まった店の前を通り過ぎ、社会について考える。上島珈琲店は、こんな時代に新店舗を始めてるよ、すごいな、とか、歩く人が増えてる、やっぱり景気は回復傾向かな、と、通いなれた道を定点観測して自問自答する。その営みが、自分には楽しいと気づく。
 家に居ると、仕事はできるが、街は見えない。一歩外に出ると、身をもって社会の変化を体感し、今の時代を生きていることに、少なからず感動する。

で、この日、久しぶりの職場に興奮した私は、社外企業を訪問した。(会社以外の人と会うのは約2年ぶり?!)
レーシングドライバーの佐藤琢磨さんに会ってきた。

右下、佐藤琢磨さん
カーリング日本女子のロコ・ソラーレにも!

スポーツ選手を束ねる事務所のスポーツビズ社は銀座にある。同社役員に当日アポをとって伺ったのだが、以前取材した、山本雅一社長(【インタビュー】スポーツビズ山本雅一社長の起業話ほか)も相手になってくれた。

話は脱線するが、日経新聞の夕刊に「私のリーダー論」が連載されているが、このところ、知人の登場が何度か続いている。(※チームラボ猪子さん、サイボウズ青野さん)

取材した人が出る記事を読むのは面白い

そういうわけで、私は近いうち、この山本社長も、日経に取り上げられないかな、と密かに期待している。

社長の人柄が滲み出てる良い写真が撮れたw。


私は同社を即退散、と計画していたが、結局、話が弾み、長い時間、滞在してしまった。


「コロナ(禍)になってから社外に全然出てない!初訪問が、ココなんだぞ~!」と豪語したら、

役員が、着座している社員らに向かって
「おーい、コロナになってから、初めてウチに来たんだって~!」
と大声で言うので、顔から火が出た。

「やめてよ!そんなわけないじゃん!コロナになんか、なってないよ!!!(怒)」
と、敬語をすっ飛ばして、発言を訂正させた。


でも、こんな会話が後になって考えてみると、可笑しかった・・・。
いやはや、やっぱり出勤はいい。

在宅勤務で仕事はできるが、出勤は計画にない人との出会いが待っている。
予期せぬ人とすれ違ったり、何気なくする会話が、今日の元気を生み出し、明日の飯のタネになるかもしれない。

偶発する出来事ばかりは、オンライン会議で得られない。


AI時代に親が子育てに気をつけるたった1つのこと

国際基督教大学(ICU)の常任理事で、元ヒューレットパッカード勤務の、富岡徹郎さんにインタビューしました!今年初の「桜子が聞く!先駆者たちのワーク・ライフ・バランス(第22回)」です。

思い起こせば、富岡さんには、私の結婚前に「どんな式にすればいい?」と、相談にのって頂いたことがあります。社会人時代にそれほど親しかったわけでもなかったのに、不思議です。

今となっては「このため?!」と勝手に思ったり。でもきっと、子供の頃から知っていた方だったので、”何かあれば頼ろう”と無意識に脳が覚えていたんでしょうね。・・・そういう意味で、幼少期に知り合う指導者の存在は、とても大事です。

★理事長室にて

★東京ドーム13個分の敷地の広大なICUキャンパス

当人が「話しすぎちゃった」と語るほど、深い話も聞けたので、ぜひご一読ください!
記事:「大学経営者、富岡徹郎が鳴らす“AI社会への警鐘」interview (クリックすると別ウィンドウが開く)

イッテQ!登山部でお馴染み「天国じじい」にインタビュー

月に1回、気になる人にインタビューする仕事を、通信会社で担当しておりますが、
今月はついに身内に協力してもらいました。

この夏、日本に居る合間を縫って、わが社に自腹で来てもらい(涙)インタビューを実施。
muneosakurako

そこで聞いた話が、「イッテQ!の天国じじい、登山家・貫田宗男の仕事術」
『桜子が聞く!先駆者たちのワーク・ライフ・バランス』

どんな人がイモトさんと登っているのか、良かったらぜひご一読を☆

快く引き受けてくれた性格の良い、天国じじいに深く深く感謝です。
m(__)m

AI人を使って書く、経済学者・野口悠紀雄氏の最新文章術

月1回連載中のワークライフバランスのコーナーで、今回は野口悠紀雄氏を突撃。

経済学者、野口悠紀雄の仕事と家庭の両立

今回はこちらで、野口氏の新刊「話すだけで書ける究極の文章法」の読者プレゼント企画もあり、著者サインつき。ならばと、どさくさにまぎれて、私もサインを頂きました。

   
 
頂いたメッセージ内容のUPは後日・・・。

※仕事を効率化する文章法の本はこちら

そして、ここだけコンテンツも作成してみました☆
経済学者、野口悠紀雄の仕事と家庭の両立のこぼれ話です。

■日本人は長文が苦手で、プレゼンテーションも下手

音声入力の可能性は、野口によれば文章作成だけにとどまらず、プレゼンテーション能力の向上にも有益だと言う。

野口「プレゼンテーションは誰もが上手にできるものではない。皆、最初は失敗している。残念ながら、話す訓練を日本人はしていないから。知的な仕事をしている人でも口頭のプレゼンテーションは滅茶苦茶です。だって、その訓練どこでしました? してないでしょう。日本の学校教育では教えていないし、訓練もされていない。まったくデタラメなプレゼンテーションをしているわけですね」

桜子「プレゼンが上手な人は、そう生まれついているかと思っていました(笑)」

野口「そんなことはない。何度も似たような内容を喋るからできるんです」

桜子「なるほど。じゃあ、私も練習すればできるようになるんですね」

野口「もちろんです。人の前で話をするのは重要でしょう?公の場で発表するだけでなく、チーム内で意見を求められたら、応えるのもプレゼンテーションです。組織で仕事をしている限り、プレゼンテーションは常に付きまとう。10分間話すことは誰でも必要です。アメリカ人は、小学校の時から学校で訓練されて、クラス全員の前であなたの意見は?と聞かれている。その違いは大きい」

「なるほど~。こんな話を聞くと、子供の教育のために日本を脱出したくなりますね」と私が言うと、
野口先生は「いいですね、いいと思います。」と仰って行くならここがおすすめという国を幾つか挙げて教えてくださったのでした。

またこの話はご縁があれば、記事でご紹介出来たらいいなと思います^^。

野口先生、大変ありがとうございました。

【インタビュー】スポーツビズ山本雅一社長の起業話ほか

2016年最初のインタビューは、もうすぐオリンピックなので
スポーツ選手マネジメント会社である、株式会社スポーツビズの山本雅一社長のワークライフバランスのインタビューです!

Interview to Mr.Masakazu Yamamoto よおくみると、五郎丸ポーズをとっていた山本社長(W)。

実は5年以上前から、山本社長のご活躍話を噂で聞いて、いつか話を聞きたいと狙っていました。
Fさんのおかげで初訪問でき、お時間も拝借することが出来た次第。

起業のきっかけや、家庭の話はビジネスマンには参考になるかも☆
良かったら(無料会員制が手間ですが)読んでみてください。
“スポーツで飯を食う”社長の仕事と家庭の両立法

アラサー女子の生き方(1)

外資証券会社を辞めてNGOへ進んだある女性の話を久しぶりに伺いました。

そんな中、勤務中に今日はわが社の元同僚(女性)からひさしぶりに携帯に電話をもらいました。今は仙台で子育て中ということで電話口に赤ちゃんの声を聞かせてくれました♪

私的には「優秀な人材を(わが社としては)惜しいことだわ・・・」と思いましたが、子育てはその人にしか出来ない大仕事。

人それぞれ、いろんな生き方があるなあ、と感じる今日この頃です。