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sakurako について

Sakurako,a business working woman who live in Shibuya,Tokyo.

2025年アフタークリスマス

昨日、大好きなクリスマスが終わった。


色々書きたいことがある。


昨日はどう過ごしたか。今年のクリスマス会がどんなふうに行われたのか。
難病の両親は今、どうやって命をつないでいるか。


いいこともあれば、悪いこともある。
嬉しい奇跡もあれば、信じられない悲劇もある。


これもあれも神のなさること(伝道者の書7:14)


当たり前だけど、人生には、自分の好ましいことがいつも身の上に起こるわけじゃない。
信じられない仕打ちを受けることや、悲しい経験もする。

そんなとき、私はこの聖書の言葉をよく思い出す。
これもあれも、神のなさること。

ということは、神様がすべてご存じなんだ。

ああ、だったら、すべて責任取ってくれるし、背負ってくれるし、慰めてくれるよね、と。

今日は仕事納めである。
年末年始に、時間がとれたら、ゆっくりあれこれ書きたい。


今日も良い1日を!

by桜子






結婚記念日in箱根

15年前の今日、澄み渡る冬空の下、吉祥寺にある教会で一つの結婚式が行われた。

仕事に打ち込んできた男性が、生涯の覚悟を決めた。
相手がクリスチャンと知り、聖書を手に取った。
「毒を食らわば皿まで」――。 よく分からないが、すべて飲み込むことにした彼。

新婚夫婦の恋愛結婚の無料イラスト

一方、クリスチャンの女性は、20代から結婚について祈りはじめ、誰が神様の定めた運命の人か、長い間、捜し求めていた。その旅が、ようやく終わる瞬間だった。

二人は平凡だった。
だが、結婚式は非凡だった。

証人に、350の方々が与えられた。
今思うと、夢みたいだ。




私たちの式は、披露宴がなかった。
というよりも、人が多くて入る会場が用意できず、出来なかった。
だから、本当に、式だけを挙げさせて頂いて、皆さまには参列頂いただけだった。
夫は当時、参列した皆様方の帰途によるご飲食で、吉祥寺の経済が少し潤ったに違いない、と言った。




あれから、15年。


まだ、結婚生活が続いている。


まだ、私と夫に命がある。


改めて、当時の参列者とご奉仕、また祈りに感謝とお礼を言いたい。

「わたしの恵みは、あなたに十分である」(聖書)


ほんと、ありがとうございます。


PS:
今日は箱根に来て祝っております。
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by 桜子

罪とは

罪について

クリスマスが近づいている。
私は今月、毎日家で大好きなクリスマスソングを聴いて喜びに浸っている。

マライアキャリーの曲じゃなく、
「主よ、人の望みよ喜びよ」とか「くるみ割り人形」の方ね。
皆さんも良かったらぜひ、だまされたと思ってお試しください。


ところで、ぎょっとするタイトルを今日掲げたのは、他でもない、
先日、あるマダムに、罪とは何かを聞かれて、回答したら驚かれた。
だから、それを書く。

マダムと私の関係は、昔の、子弟だ。
私たちの間には、一定の信頼関係があるだろう。

小学生の頃に知り合った。その後は年賀状などでやり取りしていて、
去年、私が引っ越すと、すぐそばに先生のご自宅があった。
そこで、私は再会し、先生には自分がクリスチャンであるなど最近話し、
この日は、お届け物をもっていった。
すると、上がって、と言われ、お茶をしていたら、こう告げられた。

「最近、目が見えなくなってきたの。私は子供はいないし、独り暮らしでしょ?
 もう施設に入らなくちゃと考えていたら、落ち込んじゃって…」

突然私が訪ねたにも関わらず、きちんと口紅をしている先生に私は尋ねた。
「先生、今、お幾つなんですか?」

「88(ハチジュウハチ)」

まあ、ビックリ。見えない!!と言いながら、
この年まで一人暮らしを続けられて恵みですね、とまあ何か
そのようなことを私が口走ったら、この視点が先生には新鮮だったらしい。

「そんなこと言われたの初めて」
と言われ、「そういう考え方もあるわね、ふむ。」という反応となり、
そこから、私は神さま(聖書)を紹介する羽目になった。


すると先生は、「私は日蓮宗」と仰った。
「ああ、そうですか」と私は言った。

ただ私は、宗教さておき、聖書を紹介した方がいいだろう、と思い、
先生に次のことを伝えた。

先生、罪っていうと、犯罪って思うでしょ?
だけどね、聖書にある罪っていうのは、SINっていうの。
CRIMEじゃないの。

SINって、的外れっていう意味なの。
神様のことを知らずに歩んできて、的外れ、でした。

まあ、生まれてから、神がいるかいないかなんて、
そんなの知らずに生きてきてるから、仕方ないですよね。

でも、
・あなたのことを知らずに歩んできて、ごめんなさい。
・あなたがいるんですね。ありがとう。
・だったらこれから、よろしくお願いします。

って、これが聖書が伝えていることですよ…


最後、どのように締めくくったか、もはや忘れた。
ただその時、自分が言ってるんじゃなくて、
神様が私を使って語っているんだな、という心境だった。
だって、先生に今日聖書の話をするなんて、全く考えてなかったから。




先生は別れ際になると、
「そうね、神様っているかもわかんない」
とまんざらでもない風だった。


私は私で、キツネにつままれたような気持ちだった。





主はすべてのものにいつくしみ深く
そのあわれみは 造られたすべてのものの上にあります。(詩篇145:9)



今日も神様の計画がある皆さんの上に、豊かな守りがありますように!

by桜子

人生の表と裏

人生の表と裏について、実話からの考察(2)

「誕生日を迎えたU子、コインの表」の裏側


お芝居に、舞台と、舞台裏があるように、

大好きな友人、U子の誕生日を祝った1日の中に、表と裏のストーリーがあった。
昨日ご紹介した「誕生日を迎えたU子、コインの表」では、華やかなバースデー祝いの模様が描かれている。


が、実はその裏側で何が起こっていたかというと…
いやはや、華やかなバースデーどころではない騒ぎがあったんです。

ぜひ、ワンクリック、読んでみてくださいね!
誕生日を迎えたU子、コインの裏


今日も、皆さんの一日に神様からの祝福と守りがありますように。

by桜子

人生の表と裏について、実話からの考察(1)

コインに表と裏があるように、物事には表と裏がある。

池で泳ぐ白鳥は、優雅に佇みながら、水面下では必死に水を掻いている。
刺繍の表は鮮やかだが、ひっくり返すと糸がぐちゃぐちゃに絡まっている。

そうしてみると、

私たちの人生も、
そのときは理解できず無駄に思えることが、
神様の目からみたとき、何一つ無駄はなく
すべてが益となって描かれている、美しき人生模様なのである。

==

これは、2007年5月に、私が書いた文章であるが、18年後の今になっても、色あせない。
そこで、今日は届けたい人がいるので、再掲してご紹介する。


今日と明日の二日間、友達の誕生日の話を書く。
当時はガラケーで撮影をしているため、画像の荒さはご容赦ください。
面倒かけますが、こちらをクリックください。


by桜子


読み終わったら、その続きはこちらだよ!




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明日に希望が見えなくとも

昨日、読者のHさんからメールを頂戴した。
申し訳ないけど、お礼の気持ちも込めて、ご紹介させて頂く。

==

桜子さんこんにちは。
配信のたびに、楽しく読ませていただいています。
12月にはいり、2025年はあとわずかとなりました。
今年は2月に愛犬が召されて行きました。
7月は息子の鼻の手術と
妹の乳癌手術がありました。
そして、18日に夫の腰の
手術があります。
いろいろなことがあっても
それは災いでなく、
すべてが神さまの御手のうちに
あることなのですから
平安があります。
全知全能の方にお祈りできますから希望があります。
もうすぐクリスマスですね。

==

読んで、私はびっくりしてしまった。
色々あるけど、平安です、希望があります、と。
そう、もうすぐクリスマス。

文面からは、穏やかな様子が伝わってきた。
私が同じ状況でも、同じように告白できるかしら・・・?

3年前、両親がそれぞれ難病となってから、信仰をもつ者と、それを取り巻くすべてを
私は見つめていた。一言でこうだ、と書けないぐらい、これは私にとっては苦しいものだった。
荒野の3年間であった。

もっとも、今も、戦っているかもしれない。
が、この数か月ほど、私は元気になっており、平安がある。

それは、親が変わったからというわけではなく、
私が神様との関係を見つめ直し、自分が変わりたいと思ったからのように思う。
結局、人生は、ただ自分と神様との対話がすべて、というのが今の理解だ。


これについては色々書きたい気がするが、今日は金曜の夜。
最後に、ヨブ記5章17、18節を紹介して、終えたい。

ああ、幸いなことよ。
神に責められるその人は。
だから全能者の懲らしめをないがしろにしてはならない。

神は傷つけるが、それを包み、
打ち砕くが、その手でいやしてくださるからだ。



神様は私たちを、傷つけ、打ち砕く。
だけども、あなたや私を、包んで、癒す、と宣言されている。



そこに、希望を持ち、安心して、今夜も眠りたい。


by桜子

冬なのに東京の木々が魅せる秋

師走に入ったけど、

街には秋と見間違うほどの美しい紅葉!

美しさに写真撮る人がちらほら

東京の木々はまだ「秋」を生きているね。

いいね。


地はあなたがお造りになったものに満ちている。詩篇 104:24

今日も良い1日を!

by 桜子

好きだから、やる。

私の知り合いで、猫の絵を描いてインスタに載せていたら、
企業の目に留まり、パッケージデザインを頼まれるようになった人がいる。
今では、有名な猫イラストレーター!

同じように、好きな絵を描いてインスタに載せていたら、
ラグジュアリーブランドから声がかかり、採用された人がいる。
今では、売れっ子デザイナー!


どちらも、表現の場所はインスタ(=Instagram)!
好きなことで利益を得る近道に、インスタあり。

そこで、私は自分の表現の場所を考える。

いまどき、ブログなんて、読まない(と、よく言われる)。
しかし、今さら引っ越しすると言っても(私はそこで何したいの…)?


そんなことを、ずーっと考えたまま、今までここにいるが、
先日、面白いことがあった。


ある女性シンガーが、大勢の前で、歌っていた。
音程がめちゃくちゃ、外れていたので、耳を疑った。
隣にいた夫を即座に見たら、彼も同じことを感じていた。

(すごいね…)


しかし、聞くにつれて、私は、その人を称賛する気持ちに変化した。

だって、その人、本当に本当に歌が下手なんだけど、
まるでそんなこと気づいていないかのように、
大きな声で、堂々と歌っている。
大きな身体を上下に揺さぶって、その姿は、まるで、プロの歌手のよう。


ーーああ、この人、歌が好きなんだ。


これに、衝撃を受けた。

「秀でていなければ、人前に立ってはいけない」
「ありのままの自分なんてダメ」


No,no,no…

そんな思い込み。
そんな呪縛。

大事なことは、まず、心だ。
私や、あなたの心と、人生。


好きだから、やる。

それでいい。




ま、そんなわけで、私も、「好きだから、ブログをやる」のかな。
今日も良い一日を!
そして、たまたま読んでくれたあなたや、あなたのご家族、ご友人に、神様の祝福がありますように。



主が私たちを造られた。私たちは主のもの。(詩編 100:3)



by桜子

同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー④祈りの応答



「わたしに何をしてほしいのか」 新約聖書(マルコ10:51)


人は誰もが、生きている意味や、今日ここにいる理由を知りたいと願う。
何気ない暮らしの中で、ふと訪れた場所でさえも、そこに導かれた確かさを感じると、心が震える。

自分が人生という大海原の中で、確かに創造主に見守られている——
その喜びと言ったら、ない。


私は、夫が「タナカヒロカズ」という名の妻である。
渋谷で過去に何度か、ギネス世界記録大会があった。
先月、それが行われて、さんざん祈った結果、行った。その経緯は以下の通りである。

1:同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー①祈った朝
2:同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー②|渋谷で広がるつながり
3:同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー③|開場前の拍手と、私の結婚


今日は、その最終話。



* * *

とうとうギネス世界記録会場の扉が開いた。
入り口は、一般の方と、タナカヒロカズさんの二手に分かれている。

今回ギネス世界記録のために、事前にギネス認定員の方々が、 会場入りしていた。
タナカヒロカズさんらは、ひとりひとりのIDと証明書を丁寧に確認されながら、
承認されると、ゼッケン番号をもらい、胸に貼っていた。

続々と皆さんが流れる様子を見守っていたら、 しばらくして、
タナカヒロカズさんのご家族と思しき、女性が私のところに来られた。

「証明書にフリガナがなくて、名前の証明ができないんです…。 残念ですが…帰ります」


ふと奥を見ると、年配の男性が椅子に座っておられ、その周りに3名がいらした。
遠方から付き添いとして、駆けつけておられた。
後で知ったが、この方が最高齢で、「新幹線のタナカヒロカズ」だった。

彼の呼び名の由来は、前回のギネス認定大会だ。
お住まいが遠方で、人生で生まれて初めて新幹線に乗って会場に来た。
そんな説明を聞いて、命名された名が、「新幹線」であった。


悲痛な顔をして、今度は、そばにいた男性が仰った。

「コンビニに行って、住民票を取り寄せようとしたんですが、 パスワードが違ってロックがかかっちゃって…」
見ると、そのお顔には、泣きたいと書いてあった。

手に取るように、彼らの困りごとが分かり、私も胸が苦しくなった。
瞬間的に、私は言った。

「ちょっと待って、私、交渉します!」


こんな苦労があってなるものか。ギネス認定員と交渉するしかない!
だが、ごねてくつがえるとも思えない。

さて、どうすれば?


ーー何か、何かあるはず…。
彼が間違いなく、タナカヒロカズである証明が何かある。
脳内の検索エンジンを、私は最大限にかけた。

そうして、閃いた。
頭に浮かんだのは、私のブログ。
そうだ、 今朝書いたブログに、ギネス認定時の写真を載せたけど…

携帯を取り出し、ブログを探した。

「ここに、ここに、あなた様の顔は載っていませんか?!」

「あ、ここです。ここにおじいちゃんが!!」

責任者に駆け寄った。
事情を説明した。

「オーケーです」

信じられなかったが、認められた。
温情もあったに違いない。だが、彼は過去に新聞紙面にも取り上げられたそうだから、嘘ではあるまい。
全員が安堵のため息をついた。

かくして、新幹線さんは、舞台に立った。

右が新幹線さん。


この日、祈って参加した私。 しかも、役に立ったそれが——このブログ。


神がちゃんと、私を導いて、私はここにいるんだと胸が熱くなった。
ここにいるのは偶然ではなく、必然だった。 その確信が深まり、嬉しかった。



* * *

後日談:

①翌朝、メールボックスを見ると、読者の方からメッセージが届いていた。
「いまテレビで!タナカヒロカズやっていましたね!」と言われた。

②TBSの『情報7daysニュースキャスター』で、生中継が行われ、
ママ友からも夫の切り張りがLINEで届いた。

これらのつながりもまた、この日行かなければ与えられなかったもの。

すべてのことは神に発し、神に至る。

ギネス認定はならなかったが、感謝だった。

by 桜子

夫がデザインしたタナカヒロカズTシャツを着る渋谷区・長谷部健区長
続々と舞台にあがる、タナカヒロカズさんたち

      

セルビアの美しい踊り

ハンガリー舞踊 #東京大学 #お茶の水女子大学 #民族舞踊研究会

      

フィナーレは、ポケモン作曲家による「タナカヒロカズの歌」で合唱

同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー③|開場前の拍手と、私の結婚

(写真は夫と主人です)

同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー①祈った朝 | 交差点の、となりで。Since2003
同姓同名集結ギネス記録ならず、アナザーストーリー②|渋谷で広がるつながり | 交差点の、となりで。Since2003
の続き。

一週間前に行われた、ギネスのイベント会場の話。

予定時刻を過ぎても、ホールの扉はまだ閉まっていた。
続々と並ぶ人たちは、そろそろ入場する時間になっていたが、リハーサルが押していた。
誘導スタッフの皆さんは、その頃、壇上にいた。

「外に誰もいないよ!」と、ボランティアスタッフの、花まつり田中宏和さんが言った。
誰かが、外に行って誘導支援をしなくては。

そのとき、花まつりさんがぽつりと言った。
「こういうの、女性が仕切るといいんだけどな…」※あくまで私の記憶内のセリフ

即座に、自分が行くしかない、と思った。
入り口には有志のタナカヒロカズさんらがいて、全員男性。

ボランティアのタナカヒロカズさんたち


恥ずかしかったが、扉の外に行き、まるで現場スタッフのように、大声で言った。
「あと、5分ほどで、開場します~!」

もう、これで大丈夫、
とやや鼻の穴を膨らませて、得意げに現場に戻ると、皆さんが言う。

「前列はあっちですよ!あっちが先に並んでるんです!」

列はまだあった…

見ると、遠くに列があり、折れ曲がって並んでおられる。
そうだったのか・・・!!まずい。現場が混乱したらどうしよう。
すみません。知らなかったです・・・。

ずんずん奥に進んで、同じセリフを繰り返した。
「あと、5分ほどで、開場します!」

私の目には、前列と知ったせいか、皆さんが疲労困憊でイライラしているように見えた。

そうだ、こんな時は自己紹介するといいかもしれない。
そんなアイデアが浮かんだので、思い切って言った。
「こんにちは。私は、渋谷のタナカヒロカズの妻です。いつも主人が、大変、お世話になっております」
そう言って、お辞儀をすると、みるみる空気の流れが変わっていった。

私に視線が集まるのを感じながら、(ああ、もう言っちゃえ!)と、自己紹介を続けた。

「実は、皆さん信じられない話だと思いますが、このタナカヒロカズ運動がきっかけで、
結婚しました。—— 子どもが生まれた日は、ギネス認定の翌日で、 皆さんに、娘の名前を考えて頂きました」


その瞬間、なんということか。パチパチパチ…と大きな拍手が起こった。
わあああああ・・・・・驚いた!なんだろう、これは……!
嬉しい。
そうか、皆さん、タナカヒロカズさんだから、祝福してくださるのか!


緊張していた空気が、ほどけたように感じて、もう大丈夫、と悟った。
皆さんなら開場を待ってくれる。


私は入り口に戻り、
「ああ、大仕事をした」そんな気分でいた。

が、一番の仕事は、この後だった。

つづく

by 桜子