小学生アフタースクール問題を先取り

わが社には、働くママパパクラブがあり、今日は数カ月に一度の会合が昼休みにあった。
会合といっても、集まって一緒にご飯を食べるだけ。
それでも私の貴重なコミュニティ場に、私は喜々として参加した。今日の参加者は11人也。
口をモグモグしながら、私のアンテナが最も敏感に反応した話題は子の小学校問題である。

すでに子が小学生デビューしているワーママらによると、
小学生になると
①鍵っ子になる ②学童に入る
これは至極当然ーーと受け入れていたが、いかんせん、専業主婦の家庭で育った私はまずそこでモヤモヤした気持ちになってしまった。

まず、“鍵っ子”に私は少し、いや、とてもネガティブなイメージを持っている。
平成の今は違うのだろうか?

昭和の時代は、鍵っ子といえば経済的に恵まれない子が多かった。
(あるいは私の住んでいた地域だけの問題だったのかもしれない、それはよくわからぬ)
学童についても、家庭に何らかの事情がある、という子だけが入っていたので、
幼心になんとなく暗い印象を覚えていた。

今の時代は、働くママが増えているので、鍵っ子の実態も違えば学童の子も多いと推察するが、私は娘が小学1年になったら、家でクッキーでも焼いて、「おかえり〜」とエプロン姿で迎えてあげたい気がする。
あくまで理想だけど。

夫は先日、そんな私を知ってか、
「べべ、小学生になって学校が終わったらさ、パパの会社においで。パソコンとか使っていいよ」
と、言っていた。

「うちで、プログラミングとか覚えたらいいじゃん」
と、早くも娘にPCを与えることを楽しみにしているふうであった。

なるほど夫の会社を学童化する、という手段があったか!と、私は目から鱗であった。それなら、娘の放課後も安心である。
とはいえ、夫を頼りにするには限界もある。
学童があるだけでも十分ありがたいとは思うのだが、どうしても“家庭”のような、ほっと寛げる場で私が帰宅するまでは子供をリラックスさせてあげたい、と思うのは高望みなのだろうか。

まだ見ぬ世界に向けて考えることは次から次へとキリがない。

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