在宅勤務、北欧流で快適

 先週の日経夕刊で、北欧諸国のテレワークには、同僚と週二回コーヒーブレイクがあるという記事を読んだ。羨ましい。雪景色を眺めながら、コーヒー片手にPC。想像するだけで、仕事がはかどりそうな雰囲気。

 フィンランドは、国民一人当たりの年間コーヒー消費量が世界トップレベルで、業務内にコーヒー休憩時間を確保することが必要な場合もあるそうだ。確かに、家で仕事するようになると、気づく。人間の集中力には限界がある。効率よく働くためには、メリハリが必要だ。家だと、うまく息抜きしないと、頭ばかり疲れて、身体が重い。おまけに家中心の生活の中で、情報は限られ、運動不足になる。
 
 私も、情報はともかく、運動不足に悩んでいる。意識しないと、運動を忘れる。一日30歩しか歩いていない気がする、と眠る夜が、何度も続いている。

 会社は在宅勤務が主流になって、様々な試みを半年前に始めているが、正直、今の所、イケてない。

 例えば運動。配信時間が、業務時間外に設定されており、勤務中に身体を動かすなよ、という会社の圧を感じて、ガッカリした。次に、社内コミュニケーション。参加してみたら、社内というより、トップとのコミュニケーションタイムであって、気を遣ってしまい、中身が違うな、と感じた。運営する事務局に、ZOOMのブレイクアウトタイム機能(大勢の参加者を少人数のグループに分けられる機能)を使えばいいよ、と教えたが、決裁がその都度必要になるそうで、運営側も苦労していた。

 今日も在宅が始まる。今週一週間も、セルフマネージメントができますように。

あわせて読みたい関連記事