「私なら神に尋ね、私のことを神に訴えよう」(ヨブ5:8)
新しい年が明けた。
わが家は昨年末に引っ越しをした。
思えば人生で、引っ越しとほぼ無縁で生きてきた。結婚の時も、夫の家に転がり込んだ。だから、荷造りから当日の心得まで、大変であった。
引っ越してすぐ過労で寝込んだ私は、一週間ほど経ってから、夫とご近所へ挨拶巡りをした。
すると、隣は、私の同級生のお母さまが単身住まいであり、
わが家の上は、知り合いのクリスチャンの妹さんがこれまた単身住まいと分かった。
「まるでこの家に住みなさい、と用意されたかのようだね」と、夫は驚いていた。私もたまげた。
いつも不思議なことが起こるわが家だが、そもそも、近所の挨拶だけで、どうやってお互いの素性が分かったのか、という話である。が、これは、割愛する。
兎にも角にも、
私たちはごく自然な流れで、ご近所さんらと知り合い、この新居は神様が用意された、という確信を強めた。
で、あるならば、この地で暮らす私たちの生活を、神が祝福しないはずがない。
磁石のマグネットのように、わが家が用いられたらいい。
何しろ、駅から近いから、うちは便利だ。
今年も神と共に歩む暮らしを胸に、人が生きる意味や日々の仕事や生活について思い巡らす。
皆さんの新しい一年に、神の恵みと平安がともにありますように。
by桜子