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堀江貴文の新書「すべての教育は『洗脳』である」を読んでたら

「ブログで稼げる」とホリエモンに、昔言われた記憶が甦ってきた。

桜子ブログ限定の単独インタビューをしたときである。

当時、私はそれをヨイショと勘違いし、「いやいや」と苦笑いして本気にしなかったのだが、
今思えば、彼が私を褒める義理はなかったし、そもそもお世辞が嫌いそうなタイプだった。

惜しいことをしたもんだ。
あれあれ、私はどうして素直にホリエモンの言葉を受け入れなったのかと内省していたら、
先ず第一に、“私には出来ない”と思っていた。これをホリエモンは『洗脳』と呼んでいた。
なるほど。本を読んで、しばし空を仰いだ。

ホリエモンの本は、先月インタビューした山口周(経営コンサルタント)の発言ともかぶった。


山口「ホントはたくさん選べる道筋があるのに、自分で自分の可能性を凄く狭くしている気がします。この会社じゃ親に言えない、とか大学の同期に馬鹿にされるとか、みんないっぱい、みっともない自分にならないようにウヨウヨ考えていると思うんですけれども、それがなくなった途端、非常にシンプルに自分が楽しいことや、住みたいところを素直に選べる気がしますけどね」

出産して職場復帰したら、よその会社の人から、「なんで会社勤めしているの?」だの「どうして好きなことをしないの?」と言われることが増えた。つまり、夫の収入をベースに、妻の君は好きなことをして生きればいいじゃん、というアドバイスである。

それで、私もずっと、言われて初めて、好きに生きていいのか!と思い直し、自分は何が好きなんだろう、とアラフォーにして遅い自分探しの旅をしはじめているわけだけど、聖書の言葉も思い出した。世界一の富を築いたソロモン王の言葉だ。


私はこのむなしい人生において、すべての事を見てきた。正しい人が正しいのに滅び、悪者が悪いのに長生きすることがある。あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。
悪すぎてもいけない。愚かすぎてもいけない。自分の時が来ないのに、なぜ死のうとするのか。
一つをつかみ、もう一つを手放さないがよい。神を恐れる者は、この両方を会得している。


幸いなことよ。知恵を見いだす人、英知をいただく人は。
それの儲けは銀の儲けにまさり、その収穫は黄金にまさるからだ。
知恵は真珠よりも尊く、あなたの望むどんなものも、これとは比べられない。
その右の手には長寿があり、その左の手には富と誉れがある。
その道は楽しい道であり、その通り道はみな平安である。

知恵ある者になりたいものである。~~~\(‐ ̄ )

by桜子


書籍メモ:(「すべての教育は『洗脳』である」抜粋、一部私の編集)

・日本には、僕のような「我慢しない人」を軽蔑する文化がある。そして、「我慢強い人」を褒め称える文化がある。
・投資の本質は先読みだ。自分が何を求め、どんな社会でどう生きたいのか考え抜くことが求められる。
・インターネットの登場がもたらした恩恵は・・・(中略)「所有」の価値を著しく下げたこと
・これからの幸せは「快」のシェア・・・(中略)つながりが関わった人たち全員に豊かさをもたらす。この共感が、これからの世界を動かす原動力だ。
・自分が好きなもの、楽しいと思うものを形にしたら、それに世界中の人が反応してくれた。(例:ピコ太郎)
一つにつながった世界では、こういったグローバル級のヒット現象が当たり前のように巻き起こるのだ。(これからの時代はスペシャリスト)
・没頭している何かについての価値判断より、できていない部分の量によって「バカ度」を図られるのが学校という場なのである。自分で自分のやることを決め、それによって生きていくのであれば、オールB人材でなくてもいい。
親、教師、世間の大人(中略)は、子どもや若者の「没頭」を極端に嫌う。欲望はコントロールできない、という理屈からだ。学校は「禁止」で洗脳する。非常にコストの安い教育手法だ。教師は禁止の柵からはみ出したものを叩いておけばいい。今からでも遅くない。「~してはいけない」という禁止の言葉がよぎったら全力で抵抗しよう。
・大切な教養はそれぞれが好きなことをしていく中で、必要なタイミングで身につけるものだ。
・投資型思考が(中略)大切にすべきは「コスパ」だ。時間対効果、費用対効果。重要なのは知恵。
・「手抜き」で「やりたいこと」の時間を作れ


【レビュー】クラウド時代と<クール革命>(10日発売)

 発売前にゲットしちゃったよ~(。-∀-)イヒ♪

Twitterでも散々つぶやき、もとい、さえずりまくったのですが、
角川グループホールディングス代表取締役会長兼CEOのトップ、
角川歴彦氏が書いた「クラウド時代と<クール革命>」が明日発売。

なんでこんなに言いまくっているかというと、歴彦さんから本を頂いたからです。

・・・まあ、それはちょっと違いますけど、献本頂いて、私、言われたのであります。

「これ、弾さん(書評ブロガー)も書いてくれたんだけど、 普通さ、・・ね?」

「∑( ̄Д ̄;),  えっ・・・。か、書くよ、書くよ。」

 (・・・言われなくても発売前にブログに書かなくちゃな、とか思ってたよ)

「いやいや、書けとは言ってないよ。だけどさ、ハハハ、普通はさ(笑)」

と、なんだかとってもプレッシャーを受けたのであります。

しかし、ご本を頂いたのは発売2日前の夜。時間ないじゃん・・・。

焦って読むと、もはや本を楽しむと言うより、
字面を追う、と言った方が正しい。

ついでに、フムフム、と読むべき本を、付箋なんかペタペタ貼ったりして、
エンジョイするための読書、というよりも、ブログに書くために読んだりなんかして

(;´Д`)ハァハァ

これでは、歴彦さんも喜ぶまい。

だって、歴彦氏が同書で我々に望んでいることは、

「私と同じように変化の時代に立ち向かわなければならない経営者や
 ビジネス、クリエイターたちとともに、「クール革命」時代を生き抜く道を
 今後も考えていきたい」

だもの。

じっくり読みながら考えないとよろしくないよね?

ただいま3章まで読み終えたので、本日はここまでにして、
以下、角川の紹介を記載します。

【内容】
情報の発信と消費を担う「大衆による巨大知」が社会を動かす「クール革命」が
今まさに始まろうとしている。
かたやポストWeb2.0の技術革新が水面下で着々と進行し、急速なITの進歩と
情報環境の変化が「知」のグローバリゼーションを加速する現代。
アメリカで本格化的に広がりつつある「クラウド・コンピューティング」は、
その究極の姿であり、追随する日本でも、2014年にはメディアや産業構造の
大激変が起こることを著者は予告する。
本書は、鋭敏な感性や豊かな事業構想力を持つ経営者やビジネスマン、
クリエイター達に向けて、激変時代を生き抜く道を示した覚醒の未来予測書と
なっております。

【著者プロフィール】
角川歴彦:1943年東京生まれ。早稲田大学第一政経学部卒。
角川グループホールディングス代表取締役会長兼CEO。内閣官房知的財産戦略本部本部員、
文化庁文化審議会臨時委員(著作権分科会)、社団法人日本経済団体連合会理事、
神戸芸術工科大学客員教授なども務める。

・・・ちなみに、私は最初にこの御本の話を伺った時、
大変失礼ながら、「角川の会長ってクラウドとか知ってるの!?」という、非常に
ええ、失礼な一言でした。

ずいぶん前からアメリカへ視察に行ったりインドに足を運んだりと
大変活動的な会長なのですね。存じ上げず、失礼しました。

で、失礼ついでに書いていて思ったんですけど、
いつか桜子インタビューやらせていただけないでしょうか?

全文無料公開(※)するほど理解ある会長なら、
もしかして、桜子に出てくださることもあるかもしれませんね!?

発売前の3/1~3/10期間限定で全文ネット公開(フリーミアムを実践)されました
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【レビュー】ビジネスと人生と聖書

 行き帰りの電車の中で読んでみた。
なんと、著者が遠い知り合いだったよ。

以下、メモ。

事業の目的はただ一つ。顧客の創造である。
そのためには、2つの機能が不可欠である。
それはイノベーション(革命)とマーケティングである。

byP.F.ドラッカ- 

「顧客の創造」を掘り下げて考えるとき、それは聖書の
「何事でも、人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ(マタイ)」
につながる。

ライフサイクルのステージ
導入期、成長期、成熟期、衰退期

◆戦略立案:SWOT分析
S(強みは何か)W(弱みは何か)O(機会は何か)T(驚異は何か)
→この4つの要因で事業の可能性を分析しようというもの。

◆格差分析
販売の好調な商品と不調な商品、成長企業と衰退企業
※対照的な2つの格差を分析して、校長の要因、不調の原因を調べる手法

◆KFS法(Key Factory for Success:成功するためのカギ)

◆現状分析:4つの質問法
1:うまくいってることはなんですか?
2:うまくいってないことはなんですか?
3:自分としてぜひともやりたいことはなんですか?
4:それをやるためにぜひともトップが自分にさぽーとしてほしいことはなんですか?

この4つの質問をすることで、
いま、自分が置かれている立場、
どういうポジションで
何をしないといけないか
がわかる。


【レビュー】「ケータイ・ネット人間」の精神分析

私が社会人になったとき、インターネットはまだ表に出ていなかった。
広告代理店に入社した当時は東芝ルポ(ワープロ)がパソコンのような先端機器的存在だった。

その後、時は流れ、かつて、マス4媒体に続く第5のメディアと呼ばれたインターネットが、今では1位!?という革命が起きている。

あー。テレビ広告売ってた頃はラクだったよなあ・・・

と広告代理店の人は思っているかもしれない。

かく言う私も、この情報量が多い現代社会に疲弊しているため、インターネットがなかった頃を懐かしむ気持ちが無きにしも非ず。

でも、通信会社に勤めているので、そんなことを言ったらいけない。
今日もまたインターネットの世界について考えよう。

で、本日取り上げる内容はこちらの本。

 2000年に刊行されました。

 常々、インターネットがもたらす精神世界をあれこれ考えていたので、私にとっては良い本だったが、途中何箇所かは読み飛ばした。

 むずむずと痒かった背中はやっぱり虫に刺されていたのね!ともいうべき、確信に似た発見文書がごろごろ転がっていた。

以下メモ。

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 私たち大人は、現代の私たちの心の中に潜むそれぞれの内的な引きこもりに気づくべきである。引きこもっているのは決して若者、少年たちだけではない。われわれ大人たち自身の中にも、一件やさしく、しかし、とても冷たい引きこもりがある。 (以下所々略)

 まず第一に、私たちが都会の中で暮らす、その暮らしそのものの中に引きこもりがある。電車に乗って、周囲に座っている人、立っている人など全く眼中にない。

 第二に、人と情緒的に深くかかわらない。ある意味での冷たさとか、やさしさとか、おとなしさといわれるような引きこもりがある。
 お互いに激しい自己主張をして衝突したり、相手を傷つけたり傷つけられたりといった、生々しい争いは避けて、みんな表面的にやさしく、おとなしく暮らす。誰もがそのやり方で人とかかわる暮らしを身につけている。そして、それが今の世の中を生きていくコツになっている。・・・これもまた引きこもりの一つの形である。

 第三に、このことと深くかかわるのだが、同調的引きこもり、シゾイド心理と呼ぶものがある。摩擦や対立、争いを、みんなと調子を合わせ、巧みに避ける。また見せ掛けの自分を次々に現して暮らす。相手に飲み込まれたり、傷つけられることに不安を感じ、人との間にはいつも隔たりを置こうとする。そのために表層的な人間関係しか持たない。このような内的な引きこもりがみんなの心の中にある。

■人とのかかわりを避ける「冷たいやさしさ」

 やさしさは、人が何をしようが自由だという寛容さと、人が何をやろうと私にはかかわりないことだという無関心や、深いかかわりを避けたいという気持ちが表裏をなしている。

 私はエレベーターで誰かと挨拶をして和むこともあれば、時には見るからに声をかけられることも煩わしいという態度の人を見ると、居心地が悪くなる。
 こちらだけがニコニコ声をかけることが、かえって不恰好で、なにやら恥ずかしいような気がして、こちらもつい押し黙ってしまう。
 うっかり親しみをむけて、かえって拒否されるような冷たい雰囲気に触れてしらけてしまう時もある。何か相手のことに深く関わると、厄介なことになる。むしろ冷たい態度をとったり、他人行儀にしていれば、それ以上のトラブルに巻き込まれないで住む。

 喧嘩をしたり、叱ったりするほうが、本人のためだという場合もあるのに、それをしない。

 攻撃性、自己主張、激しい感情は消失したように見えるが、それだけに非常に未熟で訓練されていない攻撃性が、やさしさを突き破って、激しい破壊性となってあらわれることがある。