カテゴリー別アーカイブ: 仕事

貴方に逢いたかった

先月、一通のメールが来た。

「貴方に遭いたかった」

どうみても、スパムである。
さーくーじょ、とdelete(削除)ボタンを押す瞬間、手を止めた。

「From Iwao K」

なんだこりゃ、と思ったら岩男さんからのメールだった。

「今日貴方の顔を見に行きましたが、会えなくて残念でした」と書いてあり、
私はそれで先日の「俺よぅ、会社、辞めっからよぅ」と言った、岩男さんの言葉を思い出した。

 岩男(62歳)さんは、NTTを定年退職したのち、我が社に再雇用された人材である。
一昨年同じフロアーで働いていたが、今年4月の人事異動による配属先では自分のスキルが生かせなかったようで、仕事をどうするか悩んでいた。
※もっとも私からみると岩男さんは退社しても生活に困る様子はなく、それはそれでアリな選択肢のようだった。

 最終日の朝。

携帯で呼び出されたので1Fの玄関先にいったら、岩男さんは一人だった。
夕方にみんなに見送られて去ると思っていたが、用事が済んだから帰る、と言う。
こんなことなら大きな花束でも買っておくんだったと後悔しながら、私は用意していたお別れレターを手渡した。

岩男さんは「おめぇ・・・」と泣くしぐさをして、喜んでくれた。
そのしぐさにつられて私も笑った。最後まで、笑いを提供してくれる、この人は「お前がそう言うなら信じるよ」と以前言ってくれたことがあって、私にとっては寅さんみたいだった。

そして、次の台詞を残して、去っていった。

「早く、幸せになれよ!!」

そして、二度と振り返らなかった。

私は彼の背中をじっと見つめながら思った。

岩男さん、いまどきアラフォー近い私にその突っ込みをできるのはアナタだけ。

ホント、面白すぎ。

面白すぎるよ岩男さん。

いなくなって・・・寂しいよ。

by桜子

【動画】羽田空港エリア限定型ワンセグ・マルチメディア放送技術模様

2011年からマルチメディアサービスが予定されているのに伴い、日本空港ビルデング㈱は、09年10月より、総務省が創設したユビキタス特区事業の取り組みを踏まえて、エリア限定型ワンセグ・マルチメディア放送技術の実証実験を羽田空港第一旅客ターミナルで開始。

*詳細な日本空港ビルデング(株)のプレスリリースはこちら

*総務省の記事はこちら

■桜子の質問コーナー

Q)ユビキタス特区とは?
A)総務省指定の「ICT改革促進プログラム」と「ICT国際競争力強化プログラム」に基づき、ユビキタスネットワーク技術などを活用した新たなサービスの開発、実証実験ができる環境を整備した区域のこと。

Q)どんな放送が実験で流れているの?
A)羽田空港案内、フライトインフォメーション、目的地別情報、交通情報、観光案内、ファッションなど。

Q)どんな機器で受信できるの?
A)ワンセグ携帯3キャリア、ソニーPSP端末(32chに合わせて視聴可能)
  ※PSPは特設デモブース備付のものを利用。

Q)実験はいつも行っているの?
A)基本的に毎週水曜日、羽田空港第1旅客ターミナル南ウイング2階出発ロビー、マーケットプレイス(2階~6階)および9番、10番ゲート付近。

ストレスで帯状疱疹?続き

4日前に書いた話は、9月19日、
将来に不安を覚える私に神様が夕焼けをプレゼントしてくれたノンフィクションだ。

あれから、2週間余が過ぎた。

毎日が辛く苦しい闘いの日々だった。

そしてそれは今も続いている。

この会社に入社して以来の大試練だったと思うが、
私はこの困難を味わいながら、
これぞサラリーマン、これぞ人生だ、と思った。

そして、一家の大黒柱(死語?)である男性ゆえに
会社から離れることが出来ない世の男性陣の苦労を思い、

その男性陣と肩を並べて働くことを求められる昨今の女性像を想い、
まさに我こそがその一人なり、と唸った。

スゴク、辛いなあ・・・(++;;)

だけど、その苦しみを通して、今のところ沢山の慰めや恵みを受けている。
これは誠に驚くべき事実である・・・!

神様が聖書で
 “神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることの出来ないような試練に
 あわせるようなことはなさいません。
 むしろ、耐えることの出来るように、試練と共に、
 脱出の道も備えてくださいます”
とか
 “まっさかさまに倒れないように支えている”
という言葉は本当で、

 実際、私はこの2週間余り、毎日色んな形で色んな人に励ましてもらった・・・!

 
 たとえば、9月27日の日曜夜。
 明日から始まる会社生活に怯えていたら、小さなお友達がピアノを弾いてくれた。
 

 この小さなお友達は、親友きよちゃんの娘で、一見何の苦労もないお嬢様だが、
 彼女も小さいなりに、小さい身体で沢山の苦労をしていることを私は知っている。

 だから、演奏している姿をみて、勇気づけられた。

 この動画で、私は一週間を乗り切った。

 
 今日苦しんでいる人がいて、このブログを見る時、少しでも元気になりますように。

休み明け

先週末の三日間、会社を休んだ。
休み明けに出勤したら、さっそく色んなことがあった。

1:人事異動

月曜日の全体定例会で、上司に言われた。

「桜田さん、来て早々悪いんだけど
 席、異動してくれないかな!?」

(休んだから飛ばされた!?)

と、思ったら、人事異動で新メンバーが加わるから
“席を移動してくれ”という意味だった。
早速、会議が終わると、私は引っ越しに取り掛かった。

[ビックリ度:☆]

2:キーボードが動かない

引っ越し作業に一時間ほど費やした後、
やっと未開封のメールチェック作業に入った。

スパムメールが約900通ある。
一気にデリート(削除)しようと、いつも通りのボタンを押したら
一括削除ができない!何度やってみても、できない!!

あ、あれ~!?ま、まさか!?

私はぞっとした。
もしかして、自分はパソコンの操作方法を忘れて
しまったのではないだろうか!?

途方にくれつつも、恥を忍んで
隣にいる10歳下男子に尋ねた。

「ちょっと・・・一括削除が出来ないんだけど」

すると、彼は私をちらりとみて「Shiftボタンを押してenterですよ」と言うので、

「その通りにやってるんだけど・・・」と実演してみせたら、
フーンという顔をして無視された。

私は再び一人寂しくキーボードをガチャガチャと動かしてみた。
だが、やはり作動しない。今度は社内で面倒見の良い人へSOSを投げた。

そしたら・・・。

キーボードの線が抜けてた・・・。

ああ、よかった。パソコンの操作方法を忘れてたわけじゃなかったんだ。

[恥ずかし度 ☆☆☆☆]

3:殺人事件

違う部署にいる女子社員が私の席に来て、言った。

「桜子ちゃん、殺人事件(そこで)あったよ」

こういうとき、ドラマではよく聞き返すんだよな、と思いながら、
頭の中で「サツジン」という単語を復唱した。

「え!?なに!?殺人!?」

口に出して実際に言ってみたら、鳥肌が立った。
昨夜、向日葵の咲かない夏を(犯罪事件)読んでいたから、なおさら、生々しくて怖かった。

うそでしょ、ウソウソと大騒ぎしてたら、
本当に事件が(うちの会社は港区西新橋2丁目なのだけど)1丁目であった。しかも、今日さっき!
殺人未遂 女性刺されて1人死亡1人重体 男を逮捕…東京

[恐怖でおびえる度 ☆☆☆☆☆]

clip

携帯電話向け独自番組続々(日経朝刊6/23)

*BeeTV
(NTTdocomoなど)
ドラマや音楽などの5分前後の番組200話を月額315円で見放題。docomo携帯のみ対応。

*LISMO Video
(KDDIなど)
約11分×5話のドラマで315円。KDDIのみ対応。
※映画・テレビドラマで活躍するスタッフが制作。製作費は約1.5憶円とみられる。

*選べるかんたん動画(ソフトバンク)
プロ野球の試合ダイジェストなどの短編動画。月額525円。ソフトバンク携帯のみ対応。

clip

*携帯サイト視聴率算定:官民共同秋にも実験。

総務省は携帯電話やPHSの利用動向を分析するため、官民共同で業態ごとにサイトの閲覧順位を示す「視聴率」を算定する事業にのりだす。
携帯広告に関する判断基準を設ける事業を育てることで、携帯と関連市場の効率化や底上げを目指す。

携帯を含むネット広告費は増加傾向にあるものの、企業にとっては携帯の広告効果を確かめる手段が無く、対応策を求める声が出ていた。総務省はネット環境のビジネス面での利便性向上」「関連市場の底上げ」を訴えていた経緯もあり、国費を投じる判断を下す。
総務省は今年度から「ICT(情報通信技術)先進事業国際展開プロジェクト」を開始。複数の事業採択を想定して、総額20億円を今年度予算に盛り込んでおり、「携帯版視聴率」事業はその第一弾になる。
国の積極関与をいぶかる声もあり、実質的には民間主導で事業を進め、同省はシステム開発面での支援などに限定する見込みだ。(日経新聞090416)

*双方向デジタル放送実験

FM東京、avex、吉本興業子会社、ぐるなび × 福岡市内=次世代デジタル放送実験
→2011年以降に空くアナログテレビの周波数を遣った携帯端末向けの新しい双方向放送サービスになる見通し。新たなコンテンツ販売媒体や販促手段としての可能性を探る。

実験には専用の携帯電話型受信端末200台、配信内容はお笑いや音楽番組などの動画コンテンツ。JMデジタルメディア(三井物産、JFNなど出資)がモニターの声や利用実態、アンケートなど調査する。(日経MJ090412)

*プラスチック・ロジック社、試作端末(2010年)

*キンドル2(25万冊の印刷媒体が無線で端末に取り込める。blog1200。amazon.com)

*ノイズ インタビューto上野千鶴子
 「情報はノイズから生まれる。異文化が背食すると摩擦が生じ、ノイズとなる。その99%は役に立たないが、1%が貴重な付加価値となり、ヒット商品や先端技術の種になっていく。同質な人材を揃えても、業績向上に繋がるような情報は生まれない。」

-個人が情報生産性を上げる為にできることは?
 「ノイズの発生装置を持つこと。自分が異分子となるようなストレスの多い環境に出向いたり、自分が当然と思うことになぜ?と問いかけるよう亜異質な人を身近に置いたりすること。そして、落差のある生活を送ること。その落差が情報を生む」

国際女性カーレーサー井原慶子さんとお会いする

元レースクイーンで国際カーレーサーとお会いする。
井原慶子さんの公式サイトはココ

なーんて書いたら、きゃ?井原さん、ブログに載せて頂き、光栄です(@@)
ふだん書いてるくせに人さまのブログに出ると汗をかいたりなんかしちゃったりして(大汗