今日も昨日に続いて事件があった。
出社していつも通り右手をのばしてパソコンの電源をいれたら、モニターがつかない。
・・・オカシイ。
私はパソコンの電源を何度も何度もつけたり消したりしてモニターの電源を確認した。昨日の教訓を生かして、コードが外れていないかも確認した。問題はなかった。
困った。誰か助けて。
だが、昨日のように隣人を頼ってカラ周りだと寂し過ぎる。
隣人には頼らないぞ、そう決意して口を真一文字 に結んで再びパソコンに向き合ったが解決できなかった。
結局、朝の貴重な30分をそれだけに費やし、外出予定があったので外へ飛び出した。
夕方。
帰社する途中で、上司に朝の出来事を一応報告しておいた。
上司は「余っているモニターと接続させてどこが原因か調べろ」と言った。
私はソリューションが一つ見つかって、ほんの少しだけ気もちが軽くなった。
それにしても、私は真っ黒なモニター事件に気分は超ブルーだった。
もしも動かなかったらどうしよう、とか、なぜ隣人男子は助けてくれないのだろう?などと考え始めると、悲しくもあり、恨みたくもなった。
だけど、ここで先月の喜びチャレンジを思い出した!
きっとこれもまた意味がある!前向きに考えるんだ!!ビカ
そこで喜べることを考えてみたら、
まずはこのパソコン不具合は自力で対処する良い訓練に違いない、と考えた。
そう捉えると、隣人に対するモゾモゾした気持ちはスカッと消えて気にならなくなった。
だが・・・。
私の前向きな気持とは裏腹に、モニター画面の黒はやはり黒である。
あっさり自力では無理だとあきらめて、餅は餅屋に聞け、という言葉を思い出し、
なんといっても我が社は通信会社なのだから誰かに頼ることにした。
しかし一体、誰が助けてくれるだろう・・・?
昨日自分を窮地から救ってくれた人を思い出したが、昨日の今日に再び頼るのは気がひけた。
誰か、他の人にしよう。
社内を見渡し、①パソコンに詳しそうで②助けてくれそうで③普段まったく話さない人、に声をかけたら、私の勘は見事に当たった。その人は快く引き受けてくれ、さっそく席まで来てくれた。
その結果、判明した原因・・・に、私は飛び上がらんばかりに驚いた!!
なんと、私が押した電源は右隣の人のパソコンで、私のパソコンではなかった!!
※私のパソコンの電源は左だった
だけど、その原因究明してくれた人は、「深刻な問題じゃなくて良かったですね」と、実に親切な言葉をかけて笑い流してくれた。
私は自分のそそっかしさに驚きつつも、ふだん話さないこの人と話せたことが案外うれしかったのでこんな結論もアリだと思った。この日、困って泣いて、最後は笑えた。
追伸:あまりにも自分がバカっぽいので補足すると、今まで自分のパソコンの電源は右側にあって、昨日引っ越ししたから左に移ったことを忘れていた、というのが原因です、ハイ。