夏休みが終わり、東京は9月に入ったが、異常に暑い。17時過ぎの現在、室内計は31度を指している。ニュージーランドの夏は寒くて変だったのに、東京の夏は狂いそうなくらい暑くて変である。
土曜の夕方、シャワーを浴びて、畳の上にゴロンと横になり、「脳に悪い12の習慣」(林成之著)という本をパラパラ読んだ。昨夜、手に取った「すべての疲労は脳が原因」(梶本修身氏、著)で、脳に興味をもったせいだ。
新学期に入ったが、相変わらずの炎天下、学校から帰宅すると、娘が
「疲れた・・・」
とよく言う。
私は玄関先で、そりゃ肉体疲労も甚だしいよね、と同情していたのだが、同書によれば、それは脳が疲れている、という。
いや、そんなはずないでしょ。
厳しい環境下で重たいランドセル背負って帰ったら肉体が疲れるでしょ、と思っていた。
が、「私たちの研究によれば、4時間、体に負荷を与える運動を続けても、実は筋肉や肝機能などにはほとんど影響しない」とあり、「脳の自立神経の中枢」が、自律神経の機能が果たせなくなると疲労が生じる、とある。
下校時に、脳が身体に色んな指示(呼吸しろ、右足だせ、汗をかけ)を身体に送る。それで、指令をつかさどる脳が活発に動くので疲れるという。脳は「疲れた」というアラームを出す。これを無視すると、頭痛、肩凝りなどの症状が出て、さらに無視すると、過労死などの重い症状で停止となる。ざっくりいうと、そういうことだ。
ならば、脳が疲れない生活を目指したい。
どうしたら、疲れないんだろう?
まずはスマホとの付き合い方。
〇見る時間を決める。
〇何かを作業しているときは、スマホの通知をオフに。
(作業をスマホのアラームで中断するたび、あなたの集中力と記憶力が著しく低下)
次に良い心をはぐくむ習慣。
〇人の心は思考することによってつくられる高次元のもの
〇あなたの、面白い!好き!の感性を大事にしよう
〇人の悪口や、否定語を言わない →心の「質」の良さが脳に十分な力を発揮させる
〇自分は絶対に正しい、を疑う →脳は間違いを犯すもの
〇普段と違うことをする → 寄り道、未経験の挑戦、行ったことのない場所へ行く
〇いい本を読んで、じっくり考える →多読しなくてOK
そして脳の働きを知ってうまく付き合う。
〇「脳は基本的に、“生きたい”“知りたい”“仲間になりたい”“伝えたい”という本能をもっている」
「多様なものに触れると、脳は心や感情を豊かにし、思考力を高める」
〇脳はリズムに乗る →気分で音楽を使い分けるとノれる!
〇姿勢が悪いと脳力が弱まる
〇空間認知知能を鍛えると、脳のパフォーマンスに良い
(例:絵を書く、字を丁寧に書く、球技、山道を歩く、料理)
黒字は私が覚えておこう~と思った箇所です💦
神様から貰った身体、上手に付き合っていきたいな。
by桜子