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excited young diverse friends celebrating birthday of cheerful woman on terrace

祝ってください

先日、私は誕生日だった。

去年は、ホテルでエステを自分にプレゼントしてはみたものの、
祝ってもらわなかったので、暗く地味だった。


こういう過ごし方は、自分の趣味じゃ、ぜんぜんないな、と気づいた私は、
今年は反動で、その逆にしたかった。

今年は、ちゃんと誕生日に祝ってもらおう。
臆せず、「今日は私の誕生日です」と言い、「おめでとう!」と言われたい。

ちょうど、それは日曜だったので、縁起がよかった。
日曜は礼拝があるし、多くの人に会える。
私は、自分がホストになってパーティーを頑張って開催するか、と夢想した。
家の広さの垣根を越えて、誰でも来てもらいたかった。

聖書(マタイ22:9)
町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。

私は、この箇所が、私は好きだ。

王様が、王子の婚礼に際し、家来に命じたセリフを描いたシーン。
王の気持ちがよく分かる。
「祝ってくれる人、誰でも来てくれ!」ってね。
そう、私もこんな気持ち。


が、 


今年は多忙で、誕生日どころではなかった。
誕生日に、どうやって過ごす?!なんていってるうちは、平和でいいものである。
暇も、いいものである。

結局は家族それぞれ忙しかったので、朝の礼拝だけ家族全員で出かけた。



How’re you doing?



と聞かれたから、間髪入れずに言ったね。



”Today’s my birthday.”



“Happy Birthday!”



うんうん、ありがとー!!!


ってことで、今年の誕生日は、バカみたいにアピールして、おめでとう、を言ってもらった。
それはそれで、実に良かった。


というわけで、また一年、こんな私をよろしく!!!


by桜子

woman in white crew neck t shirt sitting beside brown wooden table with candles

ハッピーバースデー自分

 今日は原点に戻り、バカバカしい日常を綴る。


誕生日の前日、友人のウッディがNYから電話をくれた。
私は彼の用件はそこそこに、自分の話を切り出した。

「ちょっと、今日は私の特別な日なの。40代最後の日なのよ!」と声高に言ったら、

「えっ!!50になるの?…」
そう言った瞬間、間髪入れず、こう言われた。


「ババアじゃない!!!」


もう、私は絶句した。それ、友達に言う?!
でも、すぐに応えた。

「だよねー!!!アハハハハ!!!」

私、大爆笑。久しぶりにお腹を抱えて笑ったね。

うっすら、そうかな~と思っていたけど、やっぱりそうかってことで、大笑い。
電話の向こうで彼も笑っていた。彼の方がずっと、ジジイ、だけど!



 そして私はこの、ババアが、非常にツボった。こんな彼が、たまらなく好きだな、と感じた。
彼はクリスチャンで、深い信仰の持ち主だが、その彼がこのような言葉を使うとは!そう、クリスチャンだって、自由でいていい。私はそのことを味わい、爽快で幸せな気持ちになった。

 クリスチャンだから言っちゃいけないとか、これしちゃダメとかたくさんあるけど、私は彼と話すと、いつも心が軽くなることを知っている。
 彼の信仰に触れると、生き方全てを肯定できるようになる。前へ進む勇気をもらえる。

日本のクリスチャンはね、ババア、なんて汚い言葉は使わないよ。そんなこと言ったら教会から、矢が飛んでくるからね。


 長い教会生活において、「クリスチャンらしく」は私の呪いの言葉だった、と言語化できるようになったのは割と最近のことだ。「〇〇らしく」という呪文におさらばできたのは、今日にいたる成長だが、その昔、若い頃はよくこんなことを考えて教会に通っていた。 

 持って生まれた性格が地味な人は、教会だと有利…である。

 お化粧せず、飾りっ気のない女性は“いかにも姉妹らしく”見え、周囲から好かれやすい。
一方、そうでない華美で俗っぽい人は、眉を顰められてしまう。私はどちらかといえば後者に近かった方だと思うので、一生懸命にクリスチャンらしくあろう、と努力した方だったから、余計辛かった。

 
 こんな私も50歳。もうそれはとっくに過ぎたのだが、この日について、また書いてみる。

by桜子

誕生日おめでとう、自分。

今日、誕生日を迎えた。

しかし、もはや、さして欲しいモノもなくなり、家族が幸せならそれでいい、と思うようになった。

実際、自分が何歳になるのか、まるで興味がなくなった。

歳をとると、自分の年齢が分からなくなる、とは老いることへの苦し紛れだと思ってオトナの話を聞いていたが、こういうことだったのか、と気づいた。

幸い、友人がうちに子連れで遊びに来てくれ、しかも、大きなバースデーケーキで祝ってくれた。

出逢えて良かった、と友が呟いてくれ、それで充分、花マルの日だった。

お祝いにいただいた聖書の言葉

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。ローマ8:28

あなたに身を避ける者がみな喜び、とこしえまでも喜び歌いますように。詩篇5:11

わたしの恵みは、あなたに十分である。Ⅱコリント12:9