というくだりで、日経新聞の22日朝刊社説に【裁判員制度での守秘義務】に関する記事がある。
筆者は、裁判内容の守秘義務について、もし関係者がその内容を打ち明けたら刑事罰があることに対し、「これでは心の負担があまりに大きい」と憂い、森英介法相が発言した、『自然体で参加を』に関しては、「自然体を支える策が要る」と結んでいる。
まことに・・・
絶対誰にも言わないでね
と告白される話は、受ける方もツラいことが時としてあるのである。
ちょうど最近それについて考えていた私は、この記事を前にして唸った。
かと言って、打ち明ける側は自分を信用して話してくれたのである。
だから
誰にも言わないで、
とお願いされたら誰にも話さないぞ、と己に課し、
心の奥底にしまう。
だがそれは、秘密を知った故に振り回される感情があり、
ときにそれは重たいのである。