月別アーカイブ: 2009年5月

驚くばかりの恵みなりき

働くシングルマザーは大変だ。
先週の日曜日は中学3年の娘と母と一緒に、小学3年の娘の運動会を見に行った。
なにをかくそう、私は2児の母である。 

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とか言ったら、読者びっくりだな。

 

 

 

その日、本当のマザーは病に伏せっていた。私は代理ママ(のつもり)だった。

 

このマザー、私の知る限りではたくさんの困難に襲われているので
どんなに酷い顔つきをしているかと思いきや、いつも穏やかで清らかだ。
 

私はかねてから疑問に思っていることを、その日思い切って聞いてみた。

 

 

「喜代ちゃん、そんなひどい目にあって、どうして神様のことを恨まないの?」

 

 

 

彼女noこたえ

 

 

 

「だって、それを上回ってあまりある恵みをたくさん頂いているの」

 「自分が神様に愛されていることをもの凄く実感する」

 

 

 

彼女の姿は私にとって現代のミラクルだ。

 試練や困難がどう恵みになるのか、私たちには全くわからない。

social translation service

Conyacというサービスを後輩naokeyが始めた。
ぜひブログで書いてくれ、というのでご紹介させていただく。

 http://www.conyac.cc ソーシャル翻訳サービス

これは、今年の2月に「タリーズで朝食を」で書いたときの後輩らが起業して始めたものである。(※ちなみに当日寝坊したのはnaokeyではない)

今回、こうして頼まれることになって初めて気がついたが、
自分でURLをわざわざ叩いて閲覧するのは、差し迫った動機がないと
案外億劫、ということだ。
恥ずかしながら、私もかつてブロガーの方へ宣伝をお願いをした経験があるが、
結果は芳しくなかった。今になって、なんとなく納得である。
 

先日、帰りの満員電車で、なぜか急に具合が悪くなった私は、
立ち続けていられなくなり、ふだん降りない駅のホームに降りて、
ベンチに腰掛けた。
終電まであと1-2本あったはずが、上りも下りも見事に誰もおらず、
夜の静けさがこだまする中、寂しくなってケータイを取り出した。

正直、メールを書いているだけで吐き気がしたのだが、

孤独 > 吐き気

という公式により、
本来なら真っ先に孤独の処方箋である神に祈るべき・・・が、実際の私
はケータイの受信メールをずらずら眺め、こんな遅い時間でも相手して
くれるOR助けにきてくれる稀有な人を探した。(→結局、誰もおらず)

で、それを見ていたら、naokeyからのメールが目に留まった。
それで冒頭の言葉。

誰もいない駅のホームで一人倒れそうになって吐き気と戦いながら、
私は思った。

死ぬかもしれない。
だったらその前に今出来ることをしておくべきだった。

ああ、ブログを書くことぐらいお安い御用なのに、なんで書かなかったのか。

結局、今こうしてブログを書いているくらいだから、復帰したのだが、
そういうわけで、皆さん、翻訳に困ったらぜひnaokeyらのサービス、
使ってみてあげてください。m(__)m

by桜子

追伸:naokeyへ
会員登録した後のページ 「コニャッからのメールが迷惑メール・・・」
誤字があったよ。

料理教室合コン

友達の友達が、婚カツとして料理教室合コンにいく、と聞き、改めて驚いた。
新聞やテレビでだいぶ前から知ってはいたが、一つのネタにすぎないと軽視していた私は、あらためて、本当に活動している人がいることでインターネットでググるのである。

運動大好きスポーツ系
自然を愛するアウトドア系
仕事が出来るキャリアウーマン系
ルックス自慢の美人系
育ちが自慢セレブ系
センス抜群おしゃれ系
包容力のお姉さん系
おっとり癒し系
盛り上げ上手のお笑い系
話題が尽きない話し上手系
優しく真摯に聞き上手系

なるほど…
イタイって、ちょっとヤバそうですか?

でもまぁ、とりあえず友達の報告を待ちますよ。
こういう場を提供してくれるってだけでも
有難いことですよね・・・

週末お勧め映画☆スター・トレック(Star Trek)

thumbnail.jpg 左はスポック

今日から上映されるスタートレック。試写会見てきました。
ものすごく良かったので、もし以下に該当の人がいたらお薦めです。

 
・頭の中は仕事のことでいっぱい
・疲れている
・気分転換したい
・空想癖がある
・見終わった後にスカッとしたい
・初デートに適した映画を探している
・男(女)友達と一緒に見ても、目のやり場に困るシーンに遭遇しない映画を探している

⇒つまり、デートでも友達とでも楽しめる映画です。
  ただし一人で見るのはお薦めしません。
  見終わった後の興奮を誰かと分かち合えないのは、余りにももったいないです。

<ストーリー>

宇宙映画。詳細は劇場で。


<視聴後に得られるもの>

1)充実感、達成感
 一緒に出かけた友は、「やりつくした感があるよー」と悦に浸ってた ←が、何もしてない。

2)価値観の転換
 おかっぱ頭の男性って意外とステキ、と思うようになる。←スポック(準主役)ファンになった。

3)擬似体験
  宇宙に行って戦ってきた気分になる

<総括>

SF映画が特に好きでもなく、過去のスタートレックを一切知らなかった私でも、時間を忘れてあっという間に126分を過ごした、素晴らしき映画です!
ちなみに、これは映画館という大音響の場で見てこそ、の作品です。

この秘密は墓場まで持っていく

というくだりで、日経新聞の22日朝刊社説に【裁判員制度での守秘義務】に関する記事がある。

筆者は、裁判内容の守秘義務について、もし関係者がその内容を打ち明けたら刑事罰があることに対し、「これでは心の負担があまりに大きい」と憂い、森英介法相が発言した、『自然体で参加を』に関しては、「自然体を支える策が要る」と結んでいる。

まことに・・・

絶対誰にも言わないでね

と告白される話は、受ける方もツラいことが時としてあるのである。

ちょうど最近それについて考えていた私は、この記事を前にして唸った。

かと言って、打ち明ける側は自分を信用して話してくれたのである。

だから

誰にも言わないで、

とお願いされたら誰にも話さないぞ、と己に課し、
心の奥底にしまう。

だがそれは、秘密を知った故に振り回される感情があり、

ときにそれは重たいのである。

堀江元社長ら賠償76億円

あんまり身内のことは書きたくないのだが、
先週末の夜遅く、父親がすごくうれしそうな顔をして、家に帰ってきた。

あんまりうれしそうなので、どうしたのか尋ねたら、
「今日、ライブドア事件の判決が出たんだよ」
と、言う。

それがどうしたのかと問うたら、
「賠償金76億円だって。
 彼(堀江さん)って、資産100何億持っているんでしょう?」

だから?

「ちゃんと残りがあるじゃない。生活できるでしょう?」
「いやあ、良かったねえ?」

・・・。

本当にこのときばかりは、父親の人の好さに開いた口がふさがらなかった。
どうしてこんな性格の悪い私に、こんな親が与えられたのだろう?

私は親が自然に身につけている感覚と
自分のもつそれとの落差に、激しく落ち込むことがある。

と・・・私の問題はともかくも。

かつては、堀江さんインタビューをさせて頂いた者として、
判決結果の意味はよくわからないのだが、
堀江さんが良かったというものであれば、良かったなあと、後づけで感じたのである。

アスキー連載★第13回ゲスト「慶應発ベンチャー(株)音力発電・速水浩平代表取締役社長」

速水氏は、一度やり始めたら途中でやめない性格だという。
そんな彼の、仕事に対するポリシーは3つのスタンスがある。

まず第一に「成功体験を積み重ねること」。続きはこちら

【経歴/速水 浩平(Kouhei Hayamizu)】1981年、栃木県生まれ。慶応大学環境情報学部卒業、同大学院政策メディア研究科所属。2006年9月に株式会社音力発電を設立し、「音」と「振動」を利用した発電の研究開発を行なっている。SIV Business Plan Contest 2003 優秀賞、SIV Business Plan Contest 2005 優秀賞・特別賞、FC Entrepreneur Award 2006 Gold Award、第4回かながわ新エネルギー賞、第7回 湘南ビジネスコンテスト ビジネスモデル賞を受賞。

エンジニアの未来サミット0905/エンジニアサバイバル

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 超苦手な秋葉原に降り立つ私 by桜子

エンジニアの未来サミット0905 -業界をリードするギーク(=geek. コンピュータオタク)と若手エンジニアが結集して大いに語る!- という技術評論社主催のイベントが秋葉原で行われました。

私にとって、最も苦手な分野の技術、かつ最も苦手な場所の秋葉原に、2年前に桜子インタビューでお世話になった元ライブドアの弾さん山崎さんが喋る、というので出かけました。

ゲストチケットを頂きまして
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良いお席に感激。ありがとうございました!!

第二部のエンジニアサバイバルから弾さん&山崎さんが登場、だったので、そこからの拝聴です。m(__)m
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13:10~15:10
第一部:おしえて!アルファギーク─エンジニアが幸せになる方法
パネラー(敬称略):吉岡 弘隆(進行),ひが やすを,谷口 公一,楠 正憲)

15:30~17:30
第二部:弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論
パネラー(敬称略):小飼 弾,閑歳 孝子,米林 正明,山崎 徳之,井上 恭輔,高井 直人
モデレータ:馮 富久(技術評論社)
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今回、感じたことは主に3点。

1)会場について 
エンジニア系集まりに参加したのは数える程ですが、伺って驚いたのは、以前お邪魔したあすなろBLOGイベントと比べて、パネリストと観客の距離が近く、思ったより狭かったこと(250人収容)。
その分、会場は観客と一体化しやすい環境ができるわけですが、最初はちょっと何を話しているのか、ついていくのにツラく、後半につれて良くなりました。

それは、途中で様々なパネラーが他人の発言についてフォローし始め、司会代行をしたせいですw また観客からの質問が純粋な良いものだったため、盛り上がりました。

2)パネルディスカッションの進行について
パネルディスカッションは、つくづくパネリスト全員の協力と会場の場を読む空気、が大事だと、技術とはゼンゼン違うところで、妙に関心しながら、勉強してしまいました。

それで、モデレーターの方がもう少し「パネリストに突っ込める」タイプであれば良かったと思います。(生意気言って、ごめんなさい。批評家はいつもラクですよね)

例えば、質問に対する答えがズレがちな高井直人さん(ギャグとか突っ込みはお上手でした)に対して聞き直せる、あるいは超個性派の弾さんに対しても、発言真意を汲みした上で、話の方向性を元に戻していく、

・・・とすると、あの場では弾さんと元同僚かつ年長の山崎さんが適任だった、というのが私の実感。彼がモデレータだともっと良かったかも、しれません。

※実際、失敗談に関する彼の生々しいコメントはウケていたので(笑)ああいう話を最初にしてから、「皆さんはどうですか?」とパネラーに聞けば盛り上がるかな、と。
※ただ、私なんかは幸いお二人の話を以前伺ったことがあるのでそれが分かるわけですが、知らなかったらツラいですよね。(というわけで、モデレーターさん、お疲れさまでした)

3)Ustream.TVを使った中継について
ニコニコ動画を1-2回しか見たことがない私にとって、生中継している放送と、視聴している感想をテキストにして同時配信しながら、目の前でトークが繰り広げられるさまは新鮮でした。

でも、弾さんがしゃべってるそばから、「弾さんキモい」っていうのって、どうよ?

私は胸が痛みました・・・。
それともエンジニアワールドでは、この言葉は誉め言葉なのでしょうか?

それと、言葉といえば意味不明だったのが「キズられる」
(それともあれは「DISられる」?zakiさん、あれは何ですか?いづれにしても、わからない言葉でした)

総括して、エンジニアとしての生き方の話でしたが、営業系の私にも通じる話も多々あって、物事の本質は同じだな、と感じました。

余談その1
ダメなエンジニアの定義で、「技術ができない営業などを上から目線で話すやつ」というのが出て、米林正明さんが「非エンジニアを否定する人」という発言には、激しく同意。
元バスケ部の私としては、バスケ部出身の米林さんへ桜子インタビューしたいです。

余談その2
会場からの質問ありませんか~?といわれた時、私は弾さんの頬にはなぜ2枚のシールが貼ってあるのですか?と聞きたかったんですが、誰もそこに触れませんでした。
皆さん、疑問じゃなかったですか?あれもまた、ギークの間では当たり前の行為だったのでしょうか。もし当たり前だったら、と思うと質問できませんでした。

余談その3
今回一緒に出かけた私の後輩が井上恭輔さんと知り合い、と判明。井上さんはガジェット作るの大好きと言っておられたので、ぜひ****とよからぬことをもくろんでしまいました。

余談その4
一週間でパールを覚えた、閑歳孝子さんの発言ですが、あのようにさらりと言うと、「桜子も(技術が苦手でも)やれば出来るだろ」と言われそうなので、発言には気をつけてください(笑)。

・・・・書き疲れた。

以上、色々と土曜に途中まで書いてupした後、読み返すとエラそーでなんかいやだな、と思ってエントリー削除をしたのですが、その間に読んでくれた人が「よかった」というメールをくださったので、思い切ってもう一回UPしてみました。

いやいや、批評家はラクで、イベントは大変なんですよね。

パソコンの動画、続きは携帯で

20090519日経新聞朝刊記事

NHK(NHK放送技術研究所)とNTT(サイバーソリューション研究所)は、テレビや携帯電話、PCなどの異なる機器間で同じ番組を続けて視聴できる動画配信向け認証技術を共同開発した。
利用者が一度番組を購入すれば、端末を問わずに簡単に切り替えて視聴できる。動画配信の普及開発をにらみ、国際標準企画として採用を呼びかける。