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クリスマスの夜に-没薬と乳香

12/20 中央のランプから乳香がでています。
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乳香(ニュウコウ、英名:フランキンセンス)は、私たちには馴染みのない言葉だが、
聖書の中では、王様への贈り物や神様への捧げものの場面で
頻繁にでてくる香りであり、貴重な品物のようである。

実はイエス・キリストの生誕の夜、東方の3博士が黄金と乳香、
没薬の3種の贈り物を携えてベツレヘムに旅立ったシーンが聖書には書かれている。

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。

そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、 言った。

「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。

 わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。

エルサレムの人々も皆、同様であった。

王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、

メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。

彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。

『ユダの地、ベツレヘムよ、/ お前はユダの指導者たちの中で/

 決していちばん小さいものではない。 お前から指導者が現れ、/
 
 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、

 星の現れた時期を確かめた。
 
 そして、 「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。
 
 わたしも行って拝もう」 と言ってベツレヘムへ送り出した。

 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、

 ついに幼子のいる場所の上に止まった。

 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。

 彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香

 没薬を贈り物として献げた。

・・・そういう、いわくの乳香をはじめて味わってみた。なんともいえない香り。

これを、12/20我が家にいらしてくださった方々と共有しました。

我が家にいらしてくださった方々とは?(続く)

友達の結婚式

同い年の友達が、結婚した。

お相手は、一流大学の大学院を出て、
優良企業に勤める研究員である。

だがその点、私の友も全く引けを取っておらず、
有名女子大を出て、欧米等へ学会に出かける才女である。
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と、いうことを結婚式に出るまで、すっかり忘れていた。

披露宴の祝辞を聞きながら、菜々子ちゃんが昔、
「来週から学会なの~」とか言ってたな、と思い出し、
色んなスピーチを聞きながら、改めて彼女の有能さを知り、
ふだん知らなかった面を聞いた。それは、次の通りである。

●入社倍率40~60倍の難関を突破してノーベル賞受賞者もいる研究所に入った。
 (と、教授が仰っていた。私にはそんなことは一言も言ってなかった)
●日頃はノーメイクだが、この日はお化粧をしていてとても綺麗だった。
 ※1週間前に彼女は「(式では)お化粧するけど笑わないでね(笑)」
 と言っていたが、笑うどころか美しかった。

さらには彼女の幼なじみが次のように彼女を評していた。

「奈々子ちゃんて、ピアノもテニスも何でも出来る。
 出来ないことなんてないんじゃないかな?」

えーーーーーーーーーーーーーーーー! 

だが、周囲もウンウンと頷いているではないか。
(知らなかった!奈々子ちゃん、もっと私に自慢して~)

しかし、そこが彼女の彼女たるゆえんを良く表しているエピソードである。

彼女は控えめな、女性なのである。
先ほどから聞いているとスーパーウーマンのようだが、
私から見ると普通の女性であって、
どっちかといえば、能力よりも性格が特筆の、心優しい人である。

おまけに、恥を晒すようだが、彼女はいつも私を褒めてくれるので、
私は自分が凄いのかと思っていたが、現実は反対であった。

(なんだ、勘違いしてたわ。裸の王様だったじゃないのー!)と、
空想の中にいる彼女をぽかぽか叩いた。さっそく彼女にこの話をしよう。
そしたら、きっと笑ってこう言うはずだ。

「えー、桜子ちゃん!私、何も出来ないよ~」

しかし。その日の彼女は、最初から最後まで才女のままだった。
私が知っている、「出来ないよ~」という奈々子ちゃんではなかった。
宴もたけなわで、私は頭の中がこんがらがっていった。

“私は彼女の友達じゃなかったっけ?”
“今までこんなに優秀な人の傍にいて、何も教えを乞うてこなかった・・・”
“いったい今まで彼女の何を見てきたのかしら?”

と、少なからずのショックを受けていた。

それでも、その日は結婚式だ。ともかくめでたい!と結婚を祝福し、
良い気持ちでさっさと眠ろうとして

・・・まったく、眠れなかった。

ベッドに入って電気を消した途端、
目から水がぽろっとこぼれた・・・。

“なにかしら、これは!? ”

結婚式と披露宴で、涙の1滴も流さなかったのに、
目からぽろぽろと涙が出ていた。

とまれ、と念じても止まらなかった。

出会ってから今日までの日々が走馬灯のように浮かんできて、
今すぐ彼女の声が聞きたくなってしまった。

だが、そんなことは結婚式初日に出来るわけもなく、
ただただ悲しくて、何が悲しいのかよくわからないまま、夜を過ごした。

そして、数日後。
悲しみは徐々に癒され、私には次第に結婚式の概要が分かってきた。

私にとって彼女は友達以上の、やはり家族ともいうべき、
身内の存在だったのである。
だから私の及ばない人(夫)の手に渡り、
知らない世界へ旅立ったのは悲しかった!

そして、最後に、彼女が結婚式で見せた姿。
あれは、コインの表であって、私が見ていたのはコインの裏側だったのである。
(※意味がわからない人はコインの裏側をクリック)

だから、私はそこで落ち込むよりむしろ、喜ぶべきだったのである。
両方の側面を知っているからである。

そんな単純なことに気づいたとき、私はとても嬉しくなった。

友達が結婚することは、かくも深いものである。
この年になって、また新たに結婚への想いを深めた。

と、私は心底、驚いた。

ストレスで帯状疱疹?続き

4日前に書いた話は、9月19日、
将来に不安を覚える私に神様が夕焼けをプレゼントしてくれたノンフィクションだ。

あれから、2週間余が過ぎた。

毎日が辛く苦しい闘いの日々だった。

そしてそれは今も続いている。

この会社に入社して以来の大試練だったと思うが、
私はこの困難を味わいながら、
これぞサラリーマン、これぞ人生だ、と思った。

そして、一家の大黒柱(死語?)である男性ゆえに
会社から離れることが出来ない世の男性陣の苦労を思い、

その男性陣と肩を並べて働くことを求められる昨今の女性像を想い、
まさに我こそがその一人なり、と唸った。

スゴク、辛いなあ・・・(++;;)

だけど、その苦しみを通して、今のところ沢山の慰めや恵みを受けている。
これは誠に驚くべき事実である・・・!

神様が聖書で
 “神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることの出来ないような試練に
 あわせるようなことはなさいません。
 むしろ、耐えることの出来るように、試練と共に、
 脱出の道も備えてくださいます”
とか
 “まっさかさまに倒れないように支えている”
という言葉は本当で、

 実際、私はこの2週間余り、毎日色んな形で色んな人に励ましてもらった・・・!

 
 たとえば、9月27日の日曜夜。
 明日から始まる会社生活に怯えていたら、小さなお友達がピアノを弾いてくれた。
 

 この小さなお友達は、親友きよちゃんの娘で、一見何の苦労もないお嬢様だが、
 彼女も小さいなりに、小さい身体で沢山の苦労をしていることを私は知っている。

 だから、演奏している姿をみて、勇気づけられた。

 この動画で、私は一週間を乗り切った。

 
 今日苦しんでいる人がいて、このブログを見る時、少しでも元気になりますように。