月別アーカイブ: 2011年11月

育児・子育て雑誌「ひよこクラブ」から電話

ひよこクラブ編集部から電話を頂戴した。
ブログに書いていいと仰ったので、書いてしまうことにしよう。

内容は、わが子への質問だった。

「モデル事務所に所属したり、どこかと組んだりしていますか?」

 いえいえ、何も!?
と、返事して思い出した。
 
 産後、実家で安静にしていた私は、母に頼んで適当なベビー雑誌を買ってきてもらった。それがひよこクラブで、巻末には読者モデル応募のページがあった。

(こんなのごまんと応募が来るんだろうな~)

と思いつつも、
物は試しよ、と私たち家族の写真を今月上旬に送ったばかりだった。

「すっかり忘れていました!産まれて初めて応募しました!
 それ以外は何もやってません!!」

と焦って返答したら笑われた。
それで、いろいろ質問されて、最終的には座談会に来てもらいたいとのこと。

(なーんだ。でも、赤ちゃんはどうしよう?)

ちょうど母がいたので、受話器を押さえて相談したら面倒をみてくれる、という。
ならば、と了解した。

だが、他のお母さん方もみな赤ん坊を預けてくるのだろうか?
質問すると、

「いえいえ、違います!!お子さんと一緒にいらして頂きたいんです。カメラマンがいて撮影します。」

えっ!?連れていくですか!?

と驚いていたら、

「場合によってはその様子をお母さんと一緒に撮りたいんです」とのこと。

えっ!?私、載るんですか!?あの、私、出産したばかりで、まだ体重が落ちてないんですけど!!!

と言ったら、先方が吹き出しながら、
「心配はそこですか!?(爆)大丈夫ですよ」とまた笑われた。

赤ちゃんをあやしながら電話に出るっていうのは、なかなか落ち着かなくて、
私は最初何を仰っているのかよくわからなかったが、ようやく合点して、
結局は「じゃあ、せっかくの機会なので」とOKした。

しかし、驚いたことに取材は一週間後といわれて、
それは今週の金曜日である。

産後は大人しく家で暮らすように
---というセオリーがまったく守れず、今週もまた忙しくなりそうな田中家。
(※取材用に編集部からのアンケート等に答える等の準備を迫られている)

まさか、受かるとは思わなかったし、
ましてや、こんなに早くレスがあるとは思わなかったのだ。

子供を産むと、本当に忙しい。

睡眠か授乳か、それが問題だ

今日も張り切って一人(+子)でお出かけ~。
アカチャンホンポ五反田店へ行ってみたよ。

 ピジョンの搾乳器を購入しました♪

ただいま夜の9時30分。子はスヤスヤと眠っている。
最後に授乳したのは8時だから、そろそろ起きるか、それともまだか?

産んでから、寝るタイミングというのを
すごく計算するようになった。

私は母乳育児をしている。
いまのところ、子はだいたい2時間置きに目を覚ます。
夜はうまくいくと3-4時間ぐらい寝てくれる。

そんなわけで、
一度授乳すると、何時間後に彼女が目を覚ますか、
自分にはフリータイムはあと何分あるか?
というのを、非常によく考えて行動するようになった

今日だって、思い切ってアカチャンホンポに行ってみたけど、
ちゃんと計算して出かけた。(もちろん、その前もそうだ)

今のところ、新生児なので出かけるのは宜しくないのだろうけど、
今日もお天気だったし、どうしても買いたいものがあった。
2時間だけ、と思って、夫に内緒で出かけた。
86322.gif

そしたら、
アカチャンホンポは赤ちゃん専用店だけあって、
授乳室やおむつ替えルームもしっかり完備されていて、
すこぶる快適であった。

おまけに、授乳室には椅子2つに小テーブル1つあって、
これなら夫と一緒に来ても座れるな~♪と感動した。

と、

今日のテーマは
アカチャンホンポではない。

今日、書きたかったことは、

いま9時30分で(もう9時45分)

寝ようかどうか迷ったけど、

もうすぐ彼女が起き出すだろうから、

ここで眠ってまたすぐ起きるより、
いま起きていてブログ書いた方がいいな~
(辛くないだろうな~)と思い、
ただいま書いてます、っていう話。

と、
だらだら書き直していたら、
あっというまに10時。

寝室で子が泣く声がする・・・!
(**)急げ、私!!

出会いの不思議

 20日の外出に気を良くして、昨日は子にニット帽をかぶせて初めて電車に乗り、ドキドキして吉祥寺まで出かけた。

 下半身はまだ痛み、相変わらず眠い。

 なのに、窓の外の青空に導かれて、ちょっと出かけてみようかな、という気になった。 
 今日は火曜日で「婦人会」という婦人向けの聖書の学び会がある。教会には、赤ちゃん部屋があり、そこに行けばモニター画面を通して話を拝聴しつつ、おむつ替えや授乳もできる。今日なら日曜の礼拝時より人が少なく、産後行くにはちょうどいいかも、と考えた。
 
 で、行ってみたら、赤ちゃん部屋には、以前からの友達がいた他に、初対面の人もいたけれど、〝赤ちゃん〟という共通項によって、自然と打ち解けることが出来た。
 加えて、そこには月齢の異なる赤ちゃんが数名いて、新米ママの私にとって、わが子の今後を想像することができ、とても良い学びの場になりそうだった。
 
 婦人会は僅か1時間で終え、昼食をとると、デパートへ行ってまた授乳服を探して、家路に向かった。

 車中で、最寄駅が近づくと、子が

「ふえ、ふえ」

と、ぐずりだし、隣に座っていた中年女性が私の腕の中に気づいて、話しかけてこられた。

「まあ、赤ちゃん!何ヵ月!?」一ヵ月ちょっとです、と答えたら、「今は縦抱きができるのね」とか、「私の時は2カ月で名古屋から東京まで新幹線でこうやって抱っこして(連れて帰った)」と横抱きのしぐさをされた。

 教会でも色んな人に話しかけられたけど、今日も見知らぬ人に話しかけられたなあ、と思って、駅に着き、マンションに着いたとき、最後にまた見知らぬ人に話しかけられた。

 マンションから出てきた私と同年代と思しきお洒落な女性が、
急に首を伸ばして、私の方に身を乗り出し、「何ヵ月ですか?」と聞いてきた。

「あ、一ヵ月ちょっとです」と答えると、

「あ、うちもです」
と、なんとも思いがけない返事が返ってきた。

 え!?同じマンションの住民!?

「フランシスです」

 お店の名前かと思って、3回も聞き直したら、それは彼女の姓であった。聞けば、フランス人のご主人がいるのだという。

慌てて私もサングラスを外して自己紹介をした。
まさか、うちの子と同じ年齢の赤ちゃんがいるとは思わなかった。
それだけでも驚きなのに、さらに驚いたことには私たちは同じフロアーだった。

今までこのマンションで妊婦なんて見たことがない。
フランス人だって、見たことがなかったのに、
いったい、どこからこの人たちは降ってきたんだろう!?

二人で、えーっ!?と顔を合わせた。
以前も不思議な出会いを経験したが、前回同様、また不思議なことが起こったものである。

神様はいつも人生に素敵な仕掛けを備えてくださっている。
これから始まるであろうフランシス家との交流が楽しみである。

目まぐるしく過ぎていく日々

毎日平凡な生活を送っているのに、感じることは山ほどある。
それらを書きとめたいなあ、と思いながらも、
時間のとれない日々が続いている。

今日はベビービョルン(ベビーブランド)の抱っこ紐を初めて使って
ベビーと私の、産後初の渋谷デビューを果たした。

この抱っこ紐。恥ずかしい話だが、私は何も知らなかった。
新生児から使えるんですね!!
それまでは新生児を運搬する手段は(B型)ベビーカーしかないと思っていた。
だから、首が据わるまではひたすら家にいるか、車に乗るしかない(で、抱っこする)と思っていたので、世界は非常に狭かった。

※そういうわけで、先日の一ヵ月健診ではわが子を抱いてタクシーに乗った。
 これからしばらくはずっとタクシーかと思っていた。

※出産前に購入したニンナナンナ(ベビーブランド)は4waysで
 新生児を横抱きできるとあったが、試したら大変使いづらかった。
 (そのことをママ友に話したら、ベビービョルンを貸してくれた)

それで、今日はお天気だったので、夫に着用してもらい、
東急百貨店本店、東急ハンズ、ロフト、西武百貨店へ出かけた。
私は初めてまともにお出かけしたので、心躍る思いだった。
なにしろ、それまで外出は来春までお預けかと思っていたから!

最初に到着した東急では、ベビー用品売り場へ出かけた。
まずは私の授乳ケープを購入する。抱っこ紐に授乳服に授乳ケープ。
これさえそろえば、外出だって怖くない!

すると、夫が店員さんに声をかけられ、すれ違う人から目をとめられていた。
なるほど、子連れは注目される、というのは本当である。
実は先日の一ヵ月健診でも、薬局でおばあちゃんがわが子に目をとめて
「あら、髪が真っ黒!かわいい、かわいい」と声をかけてこられた。

閑話休題。

出発前に授乳したしたせいで、
私たちのお買い物中、わが子はスヤスヤと眠っていた。

ややぐずりだしたのは、ちょうど終点の西武百貨店で。
遅めのランチをレストランでとっていた頃に
初めて外での授乳というのをやってみた。

そして、初のおむつ替え、というのもやってみた。

が、ここで初めて汗をかくことに。
あいにくと女子トイレが混んでいたため、
私は子が泣かないか、はらはらして、列に並びながら祈った。

おむつ替え台のある個室は一か所しかなかった。
そこを譲ってくれ、と言いたかったが、グッとこらえて我慢した。
赤ちゃん連れだからといって、誰も順番を譲ってくれる様子はない。

子が、ふえ、ふえ、と言い始めたため、私は「待っててね~」と
足を右に左に揺らしながら彼女をあやした。
ドアがあくと、一目散におむつ台を倒して素早くおむつを替えた。

ハー

と、一仕事終えたかのような充実感であった。
泣かなかった彼女も偉い、偉い。
私は子を抱き寄せて、ほっぺにキスして、夫の待つレストランへ戻った。

「終わった~」

「ご苦労さま。ねえねえ、男子トイレにおむつ台なんてないよね?」

「あ!実は私もあるかな~と思ってちょっと覗いてみたんだけど、
 標識はなかったよ」

うちの夫は、おむつ替えも喜んでやってくれる。
彼のようなイクメンが増えているのだから、
男子トイレにもおむつ台があればいいのに。

「やっぱりおむつ替えは女の仕事って思ってるんだよね~」
と、私はいっぱしのことをちょっと言った。

そして、帰りに地下一階でパンを多めに買って、家路に着いた。

今日はとても楽しい一日だった。

子にとっても、大変刺激的な一日だっただろう。