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月齢4ヵ月~5カ月の赤ちゃんの眠り

 今朝は娘ベベに3時過ぎに起こされて、ベッドから抜け出した。
いつもなら適当にあやして寝かしつけるのを失敗したので、そのままこうしてブログを書くに至っている。

 5時、やっとベビーベッドで眠ってくれたので、その後は寝室に戻って自分がまくりあげたお布団を直し、夫のむきだしになっている冷たい肩に毛布をかけて、そのままでは肩こりが悪化するだろうからと背中に軽く圧をかけてみた。

 というのも、昨夜遅く、夫が帰宅後に私の腱鞘炎になった手をマッサージしてくれたのを夢の中の私は知っていたからである。目を閉じながら気持ちいいなあと思ったが、眠っていたから起きなかったし、ありがとうも言わなかった。

 私はそれを思い出したから、夫にも感謝の気持ちを込めて、同様にしてみたのである。

 そうして、私はベベが産まれた頃を思い出した。

 母になったなあ、と思った最初の瞬間は、この夜の時間だった。

 
 渋谷の家に戻ってきた当時、空気が冷たい冬だった。

 真夜中に目が覚めると、左にいるわが子の安否をまず気遣い、生きているのか確認して、次に寒くはないかとバンザイの恰好をして両手を布団から出している娘の手を握って(たいてい冷たかったので)お布団をかけた。

 そして、今度は反対側にいる夫を見て、はがれているお布団をかけ直し、子と夫の間に挟まれて天井を見上げた。そのとき初めて、お母さんっぽいことしているな、と思って、再び眠りについたものだった。

 
 今日はそんな最初の頃のことを思い出し、なんだか懐かしい気持ちになった。

 最近、娘の成長が目覚ましい。
 
 体重は6.5キロになり、大きくなったと実感することが増えた。

 先日、予防接種で注射されたわが子の皮膚から赤い血がにじんだとき、赤い血に軽く驚いた。
 夫に言ったら当たり前だと苦笑されたが、この子が初めてした便は緑色だった。それがやがて黄色になり、私たちが馴染んでいる便の色にまだなっていない。(※離乳食開始後になるらしい)

 手や足があまりにも小さすぎて、泣くパターンは1~2種類となれば、なにか別な生き物のように感じていた。

 それがここ最近、泣き方はいくつものバリエーションを持つようになり、夫があやせば声を出してケラケラ笑い、おはようとにっこり挨拶すれば、呼応して微笑み返すようになった。
 
 知らない人に会えばじっと相手を見返すし、授乳の最中には時々はっと私の顔を見て、瞳で何かを訴えかけ、私の髪や洋服を掴んでくるようになった。
 
 さらに、昨夜は寝かしつけた後、1時間後に大声で泣き出したので、いつもと違う試みをしてみた。
 ふだんなら即授乳となるところを、これは空腹によるのではない、と判断して、真っ暗な寝室の中で「大丈夫だよ」と声をかけて、一緒のお布団に入って寝てあげた所、安心したのか、静かに眠りに戻った。
(※このときは大人用ベッドに寝かせていた) 

 こんな小さな子でも大人と同じなんだなあ、

と、感動した。

 私たちだって、不安なとき誰かが「大丈夫だよ」と言ってくれたら、その言葉に安らぐし、寂しい時に誰かが寄り添ってくれるとホッとする。

 知り合いが言っていたが、赤ちゃんでも悪夢は見るらしい。

 いままでのように空腹から泣き声をあげるのではなく、何か不安な思いから叫び声をあげるわが子に成長の兆しを見て、これから先の年月に思いを馳せる。
 
 この先、何度も何度も、大丈夫だよ、とわが子に言い続けていくのは間違いないのである。

  私も強くなっていきたいものである。

☆追伸:ひよこクラブ今月号にベベと二人、別冊に載りました。
その名もずばり「赤ちゃんがスーッと眠る神テク100」(笑)

 どうでもいいのですが、私、最年長でした。撮影中、他のお母さん方をみて、どう見ても私が最年長だよね、と思っていたのですが案の定、そうでした・・・w

育児・子育て雑誌「ひよこクラブ」から電話

ひよこクラブ編集部から電話を頂戴した。
ブログに書いていいと仰ったので、書いてしまうことにしよう。

内容は、わが子への質問だった。

「モデル事務所に所属したり、どこかと組んだりしていますか?」

 いえいえ、何も!?
と、返事して思い出した。
 
 産後、実家で安静にしていた私は、母に頼んで適当なベビー雑誌を買ってきてもらった。それがひよこクラブで、巻末には読者モデル応募のページがあった。

(こんなのごまんと応募が来るんだろうな~)

と思いつつも、
物は試しよ、と私たち家族の写真を今月上旬に送ったばかりだった。

「すっかり忘れていました!産まれて初めて応募しました!
 それ以外は何もやってません!!」

と焦って返答したら笑われた。
それで、いろいろ質問されて、最終的には座談会に来てもらいたいとのこと。

(なーんだ。でも、赤ちゃんはどうしよう?)

ちょうど母がいたので、受話器を押さえて相談したら面倒をみてくれる、という。
ならば、と了解した。

だが、他のお母さん方もみな赤ん坊を預けてくるのだろうか?
質問すると、

「いえいえ、違います!!お子さんと一緒にいらして頂きたいんです。カメラマンがいて撮影します。」

えっ!?連れていくですか!?

と驚いていたら、

「場合によってはその様子をお母さんと一緒に撮りたいんです」とのこと。

えっ!?私、載るんですか!?あの、私、出産したばかりで、まだ体重が落ちてないんですけど!!!

と言ったら、先方が吹き出しながら、
「心配はそこですか!?(爆)大丈夫ですよ」とまた笑われた。

赤ちゃんをあやしながら電話に出るっていうのは、なかなか落ち着かなくて、
私は最初何を仰っているのかよくわからなかったが、ようやく合点して、
結局は「じゃあ、せっかくの機会なので」とOKした。

しかし、驚いたことに取材は一週間後といわれて、
それは今週の金曜日である。

産後は大人しく家で暮らすように
---というセオリーがまったく守れず、今週もまた忙しくなりそうな田中家。
(※取材用に編集部からのアンケート等に答える等の準備を迫られている)

まさか、受かるとは思わなかったし、
ましてや、こんなに早くレスがあるとは思わなかったのだ。

子供を産むと、本当に忙しい。