日別アーカイブ: 2008年1月11日

バレンタインデーの選択肢

新年早々というのに、数日前、ぼんやりバレンタインへ思いを馳せた。

お菓子メーカーの陰謀であるバレンタイン。生きるか死ぬかぐらい真剣だったのは中学生時分だった気がするが、やがてくだらないと思うようになった。しかし、ある時期を境に私は心を改めた。

バレンタインは冷めつつノる、これに限る。

銀座の広告代理店に勤めていた頃だ。

同僚4人で職場近くのフレンチへいつものようにランチに出かけた。食後、一人が真っ赤な顔をしてチョコを取り出した。なんとウェイターに用意していた。渡された彼は驚いていたが、私も目が飛び出るくらい驚いた。
「近所のウェイター(たぶんバイト)が恋の対象」という発想の豊かさに、深く感心したのである。

人生、心掛け次第で世界は変わる

と、そのとき教わった。
ついでに、その同僚が、女性として私の目には大変可愛く見えた。そう、女性は幾つになっても、女を忘れちゃダメと飯島直子も言ってたようにときめきは大事にしよう。2月14日は立ち止まって考える日だ(ちょっとだけ)。

そしてふと、山に向かって目を上げ・・・(聖書のくだりをちょっとパクリ)

「森」 とにかくたくさん渡す
「林」 周囲に少し渡す
「木」 一人だけ渡す

などと考える。ついでに松竹梅もアリ。

「松」 本命のみ
「竹」 本命はなくとも気になる人に渡す
「梅」 義理ばっか

さて、今年はどうかな。皆さんはいかがでしょうか。