巷で流行ってるそうで、モテる婚活ウェアもあるんだそう。
マネキン見て、納得。
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アラフォークリスチャンの結婚(2/2)
「私は結婚したい病でした!」
カツゼツ良く、明菜ちゃんは言い放った。
いきなりそんな告白を始めたので、私はとても驚いた。
目を丸くする私に、
彼女はさらに畳みかけた。
「私、すぐ好きな人が出来てしまうの。
それで神様に祈ってはダメでダメでダメで・・・。」
うん、うん。(私)
「だから、素直に祈るのをやめたの」
え?素直を捨てた??
神様は直ぐな心を喜ぶ方だったよね!?
「素直に祈るっていうのは聞こえがいいけど、
自分の祈ろうと思っている感情的な心は、自分の思い。
御心の祈りじゃない。
だから御霊によって祈れますようにって」
・・・明菜ちゃん。
御心とか御霊とか、意味分かんないよ。
幼稚園児でも分かるように説明して。
「うーんとね、桜子ちゃん(←私を幼稚園児に見立て始めた:笑)。
その意味は、こうなの。
私が結婚することによって、
神様に喜ばれる人生を送れるんだったら、
結婚について祈っていきたいし、
しないで一人でいることが、神様に喜ばれる人生なら、
結婚について祈ることを止めることができるように。
・・・(自分を)ゼロにして祈らなきゃダメだと思ったの」
さて、ここで普通の人(クリスチャンでない人)はどう考えるのだろう?
私はここで思い出した。
似た話を以前にも聞いた。
どうやらそれはクリスチャンにとって、結婚の秘訣らしい。
だが、私は・・・。
と、ここでその話を書くと長いので、割愛する。
以上、明菜ちゃんの結婚までの道のり。幸せが沢山ありますように!
アラフォークリスチャンの結婚(1/2)
先週の週末、結婚式があり、金曜の夜、北軽井沢へ出かけた。
春なのに大雪が舞い、明日はどうかと心配したが、
翌朝は青空に澄んだ銀世界が美しかった。
今回私が泊まった宿は、教会所有のゲストハウスという宿泊施設で、
結婚式場に隣接しているため、関係者が多く集まっていた。
土日連続で1組づつが式を挙げる予定だったからである。
土曜はクリスチャンでない方が、日曜はクリスチャン同士が、結婚する。
両家それぞれの思いはあろうが、
私としてはクリスチャンの新婦を知る者として
日曜組に興味を持っていた。
明菜ちゃんは私と仲の良いタイプではなかったのが、
ある時を機会に話すようになり、親しくなった。
彼女は私より年上だが偉ぶらず、知る限り、クリスチャン歴は長い。
正直、地味なおとなしい感じで男性に興味はなさそうに見えた彼女が、
しかも、この年にして(失礼)初婚なのだから、JCFとしては励みになり、
心からの祝福を送らずにはいられない。
結婚式前日、私は彼女に思いを馳せた。
今頃ホテルにこもって明日の準備中かな~などと思っていたら、
ひょっこり結婚式場の広場へ現れた。
・・・(@@)え、どうしたの!何してるの!?
すると、「お昼だから、みんなに会いたくて来ちゃった(照)」
と首をすぼめる。
さらに、宿泊先を訪ねたら「ゲストハウスに泊まっている」と答えた。
え?そんなとこでいいの!?
加えて明日の準備はいいのか尋ねると、
明日のスピーチ内容が決まってないだけでなく、
新婚旅行先も決まってないのに、
式後、新婚旅行することだけは決まってる、と笑う。
・・・マジで!?
っていうか、明菜ちゃん、それ、フツーの人が聞いたらドン引きだよ。
私はクリスチャンだから、なんとなく、そういうのも理解できるけど、
多分、神様の存在を信じていない人が聞いたら、驚くよ。
なのに、この場に来た彼女。
話をする時間はあるか、と聞けば、うんと言う。
そこで、私は明菜ちゃんに結婚にいたった経緯を語ってもらった。
開口一番、彼女が放った言葉は私にとって、爆弾のようであった。
(続く)
全日本独身クリスチャン女性連盟
週末、2人の女性と1人の経営者から、ブログネタで話しかけられた。
普段コメントがないだけに、ブログを読んでいると思いがけない人に言われると、
ものすごく、うれしい。
さらに、その女性の一人(25歳)とは面識がなかった。
どうやってブログを知ったか尋ねると「桜子 ミヘルスベルグ」と検索したという。
・・・お洒落なワードで調べてくれてありがとう。
その話をこの人に聞かせてあげたいよ。
というわけで、女性読者の存在に発奮し、私は思い切って、
全日本独身クリスチャン女性連盟(Japanese single women Christian Fellowship 略してJCF)の話を書くよ!
折しも、JCFメンバーが晴れて結婚の門出を迎えた。
池内明菜(43歳)さんは、長い祈りによって先日ゴールインしたばかり!
彼女にまつわるエピソードを語ろうか!?
・・・って、
ウソついてんじゃねえよ!JCFて何だよ!(byハリセンボン春菜)
一人ボケてつっこむ。
全日本独身クリスチャン女性連盟とかありそうだな~と思って
つい書いた。ええ、そんなの存在しないつーの。
だけど、クリスチャンのアラフォー女性が結婚された。
それはホントだよ・・・
(続く)
働く女の現場から
NTTグループの東海林桜子です。
いま女性の社会進出が当たり前の世の中で、
企業や業態を問わず、多くの女性が悲鳴をあげています。
本日は東海林桜子が、働く女性の現場をレポートします。
No.1【セクハラ】
東海林桜子 「セクハラを受けているんですね?」
Cherry 「いやー、そういうとオーバーですが・・・。女性だから、
というので、よくからかわれています」
東海林桜子 「ほう。例えばどんな?」
Cherry 「例えば…って言われちゃうと、すぐに出てこないですけど」
東海林桜子 「では、昨日はどんな日でしたか?」
Cherry 「ああ、確かに色々言われました!
今でこそ仲が良い方なので、私もまったく気にしていないんですが、
知り合った当初はかなり戸惑いましたね・・・」
=========(Cherryの昨日回想シーン)=========
PM2:00 クライアントを訪問する。
「こんにちはー」
お客様、ちらっと私の顔をみる。
私、いつも指定の会議室の席に座る。
「あれ、今日は綺麗じゃない?」
おっと、また来た。しかし、私もたくましいんだぞ。
「今日も、です。」
お客様 「そうだね、ハハハ」
しかし、敵もさるもの。15分後に攻撃は再開される。
「なにか、いつもと違うね・・・。
あっ、わかった!眉の形を変えたでしょう?」
上司、驚いて私を見る。「気づかなかった・・・」
私 「いや、まったく変えてませんから。」
お客様 「ううん、絶対なにか変えてるよ。色かな?」
(と言いながら眉を化粧する仕草をする)
※実はいつもと若干違うアイブローを使っていたが、
しかしプライベートに顧客への説明責任はないのでスルーする。
30分後、パソコンを叩く私の手元を覗き込んだお客様。
「あれ、今日はどうしたの!?マニキュア、塗ってないね。
わかった!彼氏のとこ?ん!?(家から)直行!?」
(といって、手であっちの方向を示すジェスチャー)
私、無言で笑顔。 (よくみてるな~・・・)
※香港へ行っていたため、マニキュアケアが出来なかった。
※個人的には非常に気になっていた。
お客様 「ほら、だれも君のことかまってくれないでしょう?
だから(僕が)かまってるの」
そこから30分後。7人会議の席でコンテンツ話をしていたときのこと。
お客様 「ウエディングコンテンツを生かすか、削除するか。
ここに独身女性が二人いるからねえ、どうしようか」
私 「・・・」
※この話と自分が独身の関連性はゼロ
他社女性 「・・・」
「削除しておきましょう。削除したら私の婚期が延びるかも
しれませんが、そうしましょう」
私、吹き出す(笑)
お客様 「そう?そうね(笑)」
私は思わず大声で言った。 「独身とこのコンテンツに何の関係もないから!!」
・・・すでにタメ口になっていたのは言うまでもない。
※ただいま私のセクハラ体験募集中⇒sakurako*magnet-net.sakura.ne.jp/sakurako-wp/images
(*を@に変換してください)
※実話ですが、顧客との関連は良好です。
※顧客もホントは非常に良い人です。
ストレスを少しでも軽くするには?
過ぎし10月2日、「ストレスを少しでも軽くするには?」というテーマで、海原純子先生の元気が出るストレスセラピーと題する働く女性のシゴトとココロとキレイを磨くセミナーへ、ご招待を受けて拝聴してきた。
海原純子氏は女性誌でおなじみの医学博士で、現在はハーバード大学客員研究員のため、日本での講演は滅多にないという。
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内容 :海原純子先生の元気が出るストレスセラピー~幸せな心と体の育て方~
日時 :2009年10月02日
受講料:8,400円
提供 :NTTラーニングシステムズ×日経WOMAN presents
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9月中旬より仕事に忙殺されていた私は、この日会場へ遅れて辿り着いた。
ドアをあけると、会場は女性で満員だった。
おまけに、みんな「メモ」をとっていた。
さすがセミナーというだけあって、金額も高いし、みんなしっかり元をとっている。
よって、私も後から参加した分、慌ててメモをした。
以下、聞き取りミスもあるかもしれないけど、ストレスを受けてる方へ捧ぐ。
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幸せになるために
①外的条件に幸せの基準を求めない
②幸せのアッパーリミットを延ばす
人は誰でもイイことがあったとき、幸せな気持ちになる。
そのイイことを思い出せば、幸せな気持ちがよみがえる。
そのスパンが長ければ長い人ほど、鬱にならない。
③姿勢には注意しよう
気分はからだについてくる。10分、20分でも体を動かすようにして
前かがみにならず、両手をあげて背中をそるべし。するとあら不思議、前向きな心に。
③どうせ、だから、私なんて、とレッテルを自分に貼らない
④自分の才能を見つけよう
自分の人生の中に無意識的に出来ることを見つけてください。
勝ち負けとかの結果じゃなくてプロセスを楽しむことが出来るようなもの。
過去に自分が捨てた道を一つ選んで、今の人生に加えることで人生は楽しくなります。
(例:ピアニストになりたかった。→今からでもピアノに親しもう)
(結果を求めない・他人と比較しない人生)
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海原先生と聴講者の間で最後に質問コーナーを設けられた。
働く女性「会社は仕事をするための場所なのに、人間関係のことで疲れます」
海原先生「会社から出ているお給料は、主に人間関係に対する対価だと思ったほうがいいでしょう」
桜子、アラフォー。質問者はまだまだ若いな、と思った。
* * *
あと、驚いたこと。
海原先生が「この中で2億円あれば幸せになれると思う人?」と聞いたら、手をあげた人がいた。
桜子、アラフォー。手を挙げた人はまだまだ人生わかってない、と思った。
話は飛ぶが、何年ぶりかで今日久しぶりに顔を合わせた男性社員が、私を見て
「老けた?」と挨拶もそぞろに言い放った。あまりな発言になんてやつと呆れたが、素直なのでゆるした。
振り返れば、働き続けて10年以上。我ながら、信じがたい奇跡である。
あと何年働くか分からないけど、
この先もストレスとは上手に付き合っていきたいものである。
貴方に逢いたかった
先月、一通のメールが来た。
「貴方に遭いたかった」
どうみても、スパムである。
さーくーじょ、とdelete(削除)ボタンを押す瞬間、手を止めた。
「From Iwao K」
なんだこりゃ、と思ったら岩男さんからのメールだった。
「今日貴方の顔を見に行きましたが、会えなくて残念でした」と書いてあり、
私はそれで先日の「俺よぅ、会社、辞めっからよぅ」と言った、岩男さんの言葉を思い出した。
岩男(62歳)さんは、NTTを定年退職したのち、我が社に再雇用された人材である。
一昨年同じフロアーで働いていたが、今年4月の人事異動による配属先では自分のスキルが生かせなかったようで、仕事をどうするか悩んでいた。
※もっとも私からみると岩男さんは退社しても生活に困る様子はなく、それはそれでアリな選択肢のようだった。
最終日の朝。
携帯で呼び出されたので1Fの玄関先にいったら、岩男さんは一人だった。
夕方にみんなに見送られて去ると思っていたが、用事が済んだから帰る、と言う。
こんなことなら大きな花束でも買っておくんだったと後悔しながら、私は用意していたお別れレターを手渡した。
岩男さんは「おめぇ・・・」と泣くしぐさをして、喜んでくれた。
そのしぐさにつられて私も笑った。最後まで、笑いを提供してくれる、この人は「お前がそう言うなら信じるよ」と以前言ってくれたことがあって、私にとっては寅さんみたいだった。
そして、次の台詞を残して、去っていった。
「早く、幸せになれよ!!」
そして、二度と振り返らなかった。
私は彼の背中をじっと見つめながら思った。
岩男さん、いまどきアラフォー近い私にその突っ込みをできるのはアナタだけ。
ホント、面白すぎ。
面白すぎるよ岩男さん。
いなくなって・・・寂しいよ。
by桜子