white ceramic coffee teacup beside silver teaspoon

Season2:NZマックの時給3000円~

今日は晴れた、ニュージーランド。
1月に来てから雨と嵐のオークランドだが、珍しく晴れた。

昨日は祝日で、今日から平日が始まる。
こっちに来てから「ニュージーランドって休んでばっかりだね」と夫とよく話している。

そういうわけで、今日は学校2日目につき、私は日本人ママとして、今日も日本製のお弁当箱へ食べ物を詰めた。
サンドイッチメインで。

左:キティちゃんジップロック = モーニングティー用の軽食。
サンドイッチ+ブルーベリーを完食したらおやつOK、と娘に話した。
チョコクッキーは、ナラティヴの国重浩一さんが娘に別れ際にくださったもの。



==小学校の時間割==

08:00- 開門
08:30-教室に入ってもいいよ、のベル
08:55-教室に入ってください、のベル
09:00-授業始めるよ、のベル
10:30- モーニングティータイム(20分間:おやつOK)
10:50-授業始まるよ、のベル
12:30‐ランチタイム(55分間:お弁当※各自持参,注文も可)
13:55‐授業始まるよ、のベル
15:00-下校


ちなみにいま、日本の給食時間って何分か知っていますか?
うちの子は、15分。おまけに全員が黒板を向いて、黙食。


これをニュージーランドに来ている日本人ママらに話したら、
「え~!!!!うそでしょっ!」
と非常に驚かれて、

本当と知ると、「日本ヤバすぎ。大丈夫?日本?」と、皆さんが嫌悪していたのには驚かされた。
それでちょっと悲しくなった。みんなも日本人だけど?
でもこちらでは、日本の常識マスクが全く一掃されていて、こちらでマスクしているのは、時たまスーパーで見かける中国人ぐらい。

こちらに来ると、日本の当たり前が、こちらの当たり前と随分異なっていることに驚く。

例えば子供の小学校も、娘が大変驚いたように、詰め込み授業と違って、かなりゆったりしている。
時間割がないのではないか、と娘は言ったが、先生が、先生のペースと、みんなの様子を見て判断しているようだ、ということだった。

同様に、ニュージーランド人らの暮らしぶりを見ていると、仕事に重きを置いているように思えず、「人生を楽しむこと」を第一として、生活の中心に楽しみがあり、その傍らに、ちょっと生活費を稼ぐ、という、いわば楽しみを鮨に例えれば、ガリが仕事、そんな感じ?

実際、金曜15時半になると道路が混み始める。
待ちに待った週末、休むぞー!とソワソワして帰り支度を始め、早く仕事を切り上げる、という話だった。

マクドナルドの店員、何もしなくても時給3000円、土日働けば時給4500円。

これが、NZの給料事情。
日本のマクドナルドの店員よりも、うんと働いてないのに(いつも空いている)月とスッポンの違い。

※先日、卵が8個で千円ぐらいとで高い!と書いたが、この時給感覚なら、高くないと言えそうだ。
ただ、それでも「ずいぶん値上がりしたよ!」と皆さんが仰っていたので、世界的な値上がり含め、間違いないのだろうけれど、それでもこちらは、物価上昇に伴って、時給も値上がりしているのだから、日本がいかにアンバランスか(給料が平行線)、私なりに考えさせられたりする。

by桜子