カテゴリー別アーカイブ: 身の周りのニュース

男もネイルをすなるもの

10月から席が変わった。
新しいフロアーは9Fで見晴らしがよく、私の席は一番隅の一番端である。

それで今日は新しい隣人の話。
どうやら、男子がネイルケア、をしてきたらしい。

隣から二人の会話が聞こえてきた。
一人が、「男も(ネイルを)するの?」と言ったのに対して、
彼は「甘皮処理はしてない」と言っていた。

ここで男性読者のために教えてあげよう。
甘皮というのは、爪が生えている所に薄くついている皮のことである。

で、内容から察するに
爪が磨かれていてピカピカ状態らしい(見てないからわからないが)。
そのあと
「一度もネイルサロン行ったことないから、(甘皮処理は)やり方がわからない」
「機械とか使うのかな?」等と喋り合っていた。

うー。。すっごい面白そうな会話。。。

・・・とってもストライクゾーン。私の得意分野なんだけど。


「機械は使うの。使わないパターンもあるけれど」
「男もするどころか、男性ネイリストだっている時代だよ!emoji063.gif

と、教えてあげたいのだけど!!!!!

会話に加わりたいなー・・・・・

と、ウズウズしつつも、引っ越してきた新人なので黙っていた。
彼の爪を見たい衝動を抑え、パソコンのキーボードをひたすら叩いていた。



「愚か者でも、黙っていれば、知恵のある者と思われ、
 そのくちびるを閉じていれば、悟りのある者と思われる。
 黙っていれば賢く見える」(箴言 17:28)

ついついブログに書いてしまうところは私の愚かさである。。。
(・・・だけど、やめられないの)

貴方に逢いたかった

先月、一通のメールが来た。

「貴方に遭いたかった」

どうみても、スパムである。
さーくーじょ、とdelete(削除)ボタンを押す瞬間、手を止めた。

「From Iwao K」

なんだこりゃ、と思ったら岩男さんからのメールだった。

「今日貴方の顔を見に行きましたが、会えなくて残念でした」と書いてあり、
私はそれで先日の「俺よぅ、会社、辞めっからよぅ」と言った、岩男さんの言葉を思い出した。

 岩男(62歳)さんは、NTTを定年退職したのち、我が社に再雇用された人材である。
一昨年同じフロアーで働いていたが、今年4月の人事異動による配属先では自分のスキルが生かせなかったようで、仕事をどうするか悩んでいた。
※もっとも私からみると岩男さんは退社しても生活に困る様子はなく、それはそれでアリな選択肢のようだった。

 最終日の朝。

携帯で呼び出されたので1Fの玄関先にいったら、岩男さんは一人だった。
夕方にみんなに見送られて去ると思っていたが、用事が済んだから帰る、と言う。
こんなことなら大きな花束でも買っておくんだったと後悔しながら、私は用意していたお別れレターを手渡した。

岩男さんは「おめぇ・・・」と泣くしぐさをして、喜んでくれた。
そのしぐさにつられて私も笑った。最後まで、笑いを提供してくれる、この人は「お前がそう言うなら信じるよ」と以前言ってくれたことがあって、私にとっては寅さんみたいだった。

そして、次の台詞を残して、去っていった。

「早く、幸せになれよ!!」

そして、二度と振り返らなかった。

私は彼の背中をじっと見つめながら思った。

岩男さん、いまどきアラフォー近い私にその突っ込みをできるのはアナタだけ。

ホント、面白すぎ。

面白すぎるよ岩男さん。

いなくなって・・・寂しいよ。

by桜子

総務省ユビキタス特区事業「羽田ワンセグ・マルチメディア放送技術」

これがいま、私が関わっている仕事

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明日から羽田空港第1旅客ターミナル南ウィング2F出発ロビーで
総務省が創設した「ユビキタス特区」事業の取り組みを踏まえ、
「羽田空港旅客ターミナル地区・沿線におけるICT地域経済活性化事業」における
『エリア限定型ワンセグおよびマルチメディア放送技術』の実証実験が始まります。
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本日はジャパンエアターミナル・ブロードキャステイング運営委員会がありました。

委員長 :羽鳥光俊 東京大学名誉教授
副委員長:山内弘隆 一橋大学大学院小学研究科長
顧問  :中村伊知哉 慶應義塾大学教授

台風でしたが、午後にはお天気となり、空港からは綺麗な富士山が見えました。

kondankai.jpg 夜は懇談会

元上司と恵比寿で

私にとっては大変お世話になった以前の会社での元上司。

お二方のショットは私にとって夢の競演emoji063.gif

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今ではそれぞれが、それぞれの企業で、副社長&社長

会社辞めたのは今から7年ぐらい前なのに、こうしてまたお酒が飲めて、「お前はさあ・・・」とか言われるのはとってもうれしく、ありがたく・・・

本当に楽しかったemoji129.gif

あと二人参加者がいたのだが、それについては触れないようにしとこう・・・。

次回は元メディア本部同窓会でもやっちゃおうかなemoji250.gif

豊かな人生

ジャーナリスト佐々木俊尚氏の書評を読んだ。
アンチ勝間(経済評論家)本である、香山リカの「しがみつかない生き方」について。(朝日新聞、日曜朝刊)

かいつまんでいうと、勝間和代も香山リカも対極な立場だけど、根本は同じじゃね?というふうに私は読んだ。

つまり、この社会の中で目指す所は違っても、己を信じて、己に従って歩み行く、という点において、である。

私は週末、地方へ飛んできて、ほんの少し、気をゆるめる生活をした。
そして、そこでお会いした人がこんなことを仰っていた。

インフルエンザで死者がでた、と大騒ぎするけど、毎日中絶でおろされる赤ん坊の数は日本で1000人以上いる。なのに、どうしてその問題は議論されないの?!と。それで、私は改めて勝間和代さんの自己啓発・効率化本を読むときの何だかスッキリしない原因について考えた。それでハタと、毎日の生きる姿勢がずれているのでは?と思った。例えば米国テロ事件911を仮に味わっていたら、私は毎日自己研鑽するだろうかと思うとき、それよりは毎日悔いがないような生き方を目指すのではないか?と思った。それはつまり、英単語一つ覚えるよりも、疲れた友の荷物を持とうとすることとか、少しでも誰かの役

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 EVANGELION MOVIE

00_m.jpg 我ながらマイブログに似つかわしくない画像。

上記はヱヴァンゲリヲンに出てくるメカ?である。
それともエヴァンゲリオンという名の機械?だったっけかな??

私の友が、「映画エヴァンゲリオンを見に行こう」と声をかけてきた。
この(いかにも興味なさそうな)私を、エヴァンゲリオン等という訳の分からないアニメに誘うだなんて嘘だよね、と思ったら本気だった。やだよ、と私は素直に返事した。

だが、友は私に、君が見ておくべき映画だ!と熱く語る。

「これ見ないと、ギークの世界についていけないよ」「ギークインタビューで役立つよ」

 その気持ちはうれしい。が、私はギークインタビュアーじゃないから、そんなの、いいの。再びノーと言った私に、友は怯むことなく畳み掛けてきた。「映画館で座っていてくれさえすれば良いから。君が提供するのは時間だけ!」と映画代はもちろん、映画がつまらなかった暁には夕食だっておごるよ、と言うではないか!

 そこまで言われたら、仕方ない。付き合うしかない。私は渋々応じた。

 だが、約束の朝、ベッドから起き上がると私は今夜エヴァンゲリオン等と言う見たくもない映画を就業後に見なくてはならないという義務感に、みぞおち辺りがぐっと痛み、やっぱり映画は断ろうと着替えながら思った。

 どうしてそこまでエヴァンゲリオンを見るのが嫌だったのかよく分からないが、考えるだけでキャーキャ叫びたくなるような、見てはならない世界に触れるような、なんだか怖いものをみる感じで、ともかくも、嫌だったのである。

 だけど、友はそんな私の性格を見透かしたのか、朝、携帯を鳴らしてきた。「今日、大丈夫?」と。

 かくして、私は断ろうとしたものの、友が「チケットはもう買ったから!」などと朝から楽しそうなそぶりを見せるのですっかり出鼻をくじかれた。・・・完敗である。
 なんで、こんな私をそこまで誘ってくれるかわからないが、覚悟を決めて渋谷のパルコ映画館へ足を運んだ。

 ちなみに、友はこの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 は2度目だという。(バカじゃないかと思わず失礼ながら言ってしまったら、友の友には六回も見たつわものもいるそうで、この『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 はそれほどの価値やファンがついている映画らしい)

 それで、見てみたら。

 *               *                * 

 幸せは歩いてこない、だーから歩いていくんだよ??♪

 かつて道端で時折語りかけてきた水前寺清子の歌が(以前清子の話をココに書いた)、エヴァンゲリオン冒頭でも同じように、流れてきた。女の子が歌っている。あれは私!?一気に親近感を覚え、エヴァワールドに突入する。

 途中、友が心配そうにちらちらと私の顔を見ながら、解説を挟んでくれる。「海はなぜだかこの世界では紅いんだ」とか。私は気の毒になったのでしばらくして耳元で言った。 「だいじょうぶ、なんだかオモシロソウだよ」

 以来、安心したとみえて、友は映画に集中するようになった。
 
 私も友の気持ちに応えるべく、理解しようとスクリーンに食い入った。実際、とんでもなく面白かったのである。

 エヴァンゲリオンの走る姿やそのとき沸き立つ煙など、迫力満点だった。中でも私が一番いいなあと思ったのは<選曲>だ。

 ♪いまー、私のー、願い事が叶うならば、翼が欲しい♪

 戦闘の場面でこのゆるい曲が流れてくるのである。素晴らしい選曲である。いったい誰が選んだんだ!?広告代理店の人やクリエイターの人が推敲に推敲を重ねて創りあげた作品に違いない、と思うと、関係者が羨ましく、私もメンバーに加わりたいと思ったほどである。

 終わった後「泣いているかもしれないから」と友が言っていたので、エンディング後しばらくしてから顔を見たら目が潤んでいた。そろそろ話しかけていいだろう。私は我慢できなくて言った。「ねえねえ、良かったよ!面白い、面白いね!」

 「でしょう!?これは、もうオタクの域を超えている。オタクだけの世界で共有してちゃ勿体ないと思ったんだよね」

 おっと、それが私を連れてきてくれた理由だったのか。私はこの友情にも感謝した。なんて素敵な人と友達になれたのだろう。私は思わず抱きつきたい気持ちになったがそこは踏みとどまって、連れてきてくれて、本当にどうもありがとうとお礼を言った。

 帰り、109近くの交差点で、私は思わず叫んだ。

 「あ!エヴァンゲリオン!!」

eva.jpg パシャと携帯で撮影

「ああ~、あの絵が何か分かってしまう、おタクな自分がヤだ~!」と言ったら、友は満足げに言った。「今度、エヴァ(=エヴァンゲリオン)のサントラ、あげるから!」

3時間前の自分では考えられない言葉で私は答えた。「うん、よろしく!!」

私は次回作が楽しみである。
噂では2年後らしいので、公開したら友にぜひまた映画館へ連れてきてもらいたい。

東京地震

日曜日の夜、火曜日の今朝と地震が続いている。
たぶん今朝のは先日と同じ震度3だと思うが、連続した震度3を経験したことがないため、噂の東京大地震が遂に来るのか?!と想像し、これがあり得そうだからコワい。
ずっと前に会社からは災害時に歩いて帰宅するルートマップが配られた。先週末は社内の安否確認システムに個人情報を入力した。なんだか、いかにも“間もなく来る”ではないか。

地震がなぜコワいかといえば、一気に亡くなってしまうならまだしも、徐々に死ななくてはならない窮地に追い込まれたり、身の回りの人が悲惨な目にあう悲しみを経験しなくてはならないのがイヤなのだ。

揺れてる間、机の下に潜るべきかとか、外国に行ってる間に大地震があるのは困る、などと考えながら、ベッドの上で神様にそれだけはやめてくれと祈る。

目が覚めたので、コーヒーを淹れて、先日買ったIphone3GSを何気なくつけて朝刊代わりにTwitterを開く。

で、驚いた。

こんな明け方なのに既に知人3人が呟いていた。

コワいとか、地震で怖いのは揺れてるとこより揺れてないとこだ、とか。
やっぱりみんな似たことを考えてる・・・。

かくして、私も早朝日記を書くのである。

日本未発売のアマゾン電子書籍端末「キンドル」をゲット!

米アマゾンの電子書籍端末「キンドル」 (Amazon Kindle)を、渋谷で見せてもらった。
これは、2007年11月に米アマゾンで発売された、電子化された本が読めるビューア、要は電子化されている本なら何でも読める道具のことである。
kindle.jpg

仕組みは、携帯電話網を使って電子ブック等をダウンロードしたすれば、いつでもどこでも読め、「太陽の下でもくっきり読める」(持ち主談)と言う。パソコンを必要とせず、利用と同時に、自身のアマゾンブックストア(データベース)に更新される。

気になる電力だが、寿命が相当長いらしく、持ち主は「買って以来、まだ一度も充電していない」と言い、彼のキンドルには既に5~6冊がダウンロードされて利用中の形跡があった。(ググって調べたら「端末が省電力で電池寿命は最大1週間」とのこと)

なお、通信料金はアマゾン負担につき、利用者は最初に端末さえ購入すれば、あとは純粋に本代のみに支払えば良い。本は定価の半額で、現在9万冊ぐらいが電子化されている。日本で発売されないのは、通信機能を受け持つキャリア(=ドコモ、au、softbankなどを指す)がないため、対応できていないから。端末価格約400ドル。重さ約300g。

より詳しくキンドル情報はこちら 

持ち主  「これみたときは、久しぶりにワクワクした」

私    「で、日本語読めるの?」

持ち主  「うーん、やってみたけど、まだみたい」

動画もご用意してみました。

kindle2.jpg 出典元:日経ビジネス8月号

休み明け2

今日も昨日に続いて事件があった。
出社していつも通り右手をのばしてパソコンの電源をいれたら、モニターがつかない。

・・・オカシイ。

私はパソコンの電源を何度も何度もつけたり消したりしてモニターの電源を確認した。昨日の教訓を生かして、コードが外れていないかも確認した。問題はなかった。

困った。誰か助けて。

だが、昨日のように隣人を頼ってカラ周りだと寂し過ぎる。
隣人には頼らないぞ、そう決意して口を真一文字 に結んで再びパソコンに向き合ったが解決できなかった。

結局、朝の貴重な30分をそれだけに費やし、外出予定があったので外へ飛び出した。

 

 夕方。

 

帰社する途中で、上司に朝の出来事を一応報告しておいた。
上司は「余っているモニターと接続させてどこが原因か調べろ」と言った。
私はソリューションが一つ見つかって、ほんの少しだけ気もちが軽くなった。

それにしても、私は真っ黒なモニター事件に気分は超ブルーだった。
もしも動かなかったらどうしよう、とか、なぜ隣人男子は助けてくれないのだろう?などと考え始めると、悲しくもあり、恨みたくもなった。

 

 

だけど、ここで先月の喜びチャレンジを思い出した!
きっとこれもまた意味がある!前向きに考えるんだ!!emoji063.gifビカ

そこで喜べることを考えてみたら、 
まずはこのパソコン不具合は自力で対処する良い訓練に違いない、と考えた。
そう捉えると、隣人に対するモゾモゾした気持ちはスカッと消えて気にならなくなった。

 

だが・・・。

 

私の前向きな気持とは裏腹に、モニター画面の黒はやはり黒である。
あっさり自力では無理だとあきらめて、餅は餅屋に聞け、という言葉を思い出し、
なんといっても我が社は通信会社なのだから誰かに頼ることにした。

 

しかし一体、誰が助けてくれるだろう・・・?

 

昨日自分を窮地から救ってくれた人を思い出したが、昨日の今日に再び頼るのは気がひけた。
誰か、他の人にしよう。

社内を見渡し、①パソコンに詳しそうで②助けてくれそうで③普段まったく話さない人、に声をかけたら、私の勘は見事に当たった。その人は快く引き受けてくれ、さっそく席まで来てくれた。

その結果、判明した原因・・・に、私は飛び上がらんばかりに驚いた!!bikkuri-emo.gif

なんと、私が押した電源は右隣の人のパソコンで、私のパソコンではなかった!!

20090805144015.jpg ※私のパソコンの電源は左だった

 

だけど、その原因究明してくれた人は、「深刻な問題じゃなくて良かったですね」と、実に親切な言葉をかけて笑い流してくれた。

 

私は自分のそそっかしさに驚きつつも、ふだん話さないこの人と話せたことが案外うれしかったのでこんな結論もアリだと思った。この日、困って泣いて、最後は笑えた。

 

追伸:あまりにも自分がバカっぽいので補足すると、今まで自分のパソコンの電源は右側にあって、昨日引っ越ししたから左に移ったことを忘れていた、というのが原因です、ハイ。