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日本未発売のアマゾン電子書籍端末「キンドル」をゲット!

米アマゾンの電子書籍端末「キンドル」 (Amazon Kindle)を、渋谷で見せてもらった。
これは、2007年11月に米アマゾンで発売された、電子化された本が読めるビューア、要は電子化されている本なら何でも読める道具のことである。
kindle.jpg

仕組みは、携帯電話網を使って電子ブック等をダウンロードしたすれば、いつでもどこでも読め、「太陽の下でもくっきり読める」(持ち主談)と言う。パソコンを必要とせず、利用と同時に、自身のアマゾンブックストア(データベース)に更新される。

気になる電力だが、寿命が相当長いらしく、持ち主は「買って以来、まだ一度も充電していない」と言い、彼のキンドルには既に5~6冊がダウンロードされて利用中の形跡があった。(ググって調べたら「端末が省電力で電池寿命は最大1週間」とのこと)

なお、通信料金はアマゾン負担につき、利用者は最初に端末さえ購入すれば、あとは純粋に本代のみに支払えば良い。本は定価の半額で、現在9万冊ぐらいが電子化されている。日本で発売されないのは、通信機能を受け持つキャリア(=ドコモ、au、softbankなどを指す)がないため、対応できていないから。端末価格約400ドル。重さ約300g。

より詳しくキンドル情報はこちら 

持ち主  「これみたときは、久しぶりにワクワクした」

私    「で、日本語読めるの?」

持ち主  「うーん、やってみたけど、まだみたい」

動画もご用意してみました。

kindle2.jpg 出典元:日経ビジネス8月号

休み明け2

今日も昨日に続いて事件があった。
出社していつも通り右手をのばしてパソコンの電源をいれたら、モニターがつかない。

・・・オカシイ。

私はパソコンの電源を何度も何度もつけたり消したりしてモニターの電源を確認した。昨日の教訓を生かして、コードが外れていないかも確認した。問題はなかった。

困った。誰か助けて。

だが、昨日のように隣人を頼ってカラ周りだと寂し過ぎる。
隣人には頼らないぞ、そう決意して口を真一文字 に結んで再びパソコンに向き合ったが解決できなかった。

結局、朝の貴重な30分をそれだけに費やし、外出予定があったので外へ飛び出した。

 

 夕方。

 

帰社する途中で、上司に朝の出来事を一応報告しておいた。
上司は「余っているモニターと接続させてどこが原因か調べろ」と言った。
私はソリューションが一つ見つかって、ほんの少しだけ気もちが軽くなった。

それにしても、私は真っ黒なモニター事件に気分は超ブルーだった。
もしも動かなかったらどうしよう、とか、なぜ隣人男子は助けてくれないのだろう?などと考え始めると、悲しくもあり、恨みたくもなった。

 

 

だけど、ここで先月の喜びチャレンジを思い出した!
きっとこれもまた意味がある!前向きに考えるんだ!!emoji063.gifビカ

そこで喜べることを考えてみたら、 
まずはこのパソコン不具合は自力で対処する良い訓練に違いない、と考えた。
そう捉えると、隣人に対するモゾモゾした気持ちはスカッと消えて気にならなくなった。

 

だが・・・。

 

私の前向きな気持とは裏腹に、モニター画面の黒はやはり黒である。
あっさり自力では無理だとあきらめて、餅は餅屋に聞け、という言葉を思い出し、
なんといっても我が社は通信会社なのだから誰かに頼ることにした。

 

しかし一体、誰が助けてくれるだろう・・・?

 

昨日自分を窮地から救ってくれた人を思い出したが、昨日の今日に再び頼るのは気がひけた。
誰か、他の人にしよう。

社内を見渡し、①パソコンに詳しそうで②助けてくれそうで③普段まったく話さない人、に声をかけたら、私の勘は見事に当たった。その人は快く引き受けてくれ、さっそく席まで来てくれた。

その結果、判明した原因・・・に、私は飛び上がらんばかりに驚いた!!bikkuri-emo.gif

なんと、私が押した電源は右隣の人のパソコンで、私のパソコンではなかった!!

20090805144015.jpg ※私のパソコンの電源は左だった

 

だけど、その原因究明してくれた人は、「深刻な問題じゃなくて良かったですね」と、実に親切な言葉をかけて笑い流してくれた。

 

私は自分のそそっかしさに驚きつつも、ふだん話さないこの人と話せたことが案外うれしかったのでこんな結論もアリだと思った。この日、困って泣いて、最後は笑えた。

 

追伸:あまりにも自分がバカっぽいので補足すると、今まで自分のパソコンの電源は右側にあって、昨日引っ越ししたから左に移ったことを忘れていた、というのが原因です、ハイ。 

休み明け

先週末の三日間、会社を休んだ。
休み明けに出勤したら、さっそく色んなことがあった。

1:人事異動

月曜日の全体定例会で、上司に言われた。

「桜田さん、来て早々悪いんだけど
 席、異動してくれないかな!?」

(休んだから飛ばされた!?)

と、思ったら、人事異動で新メンバーが加わるから
“席を移動してくれ”という意味だった。
早速、会議が終わると、私は引っ越しに取り掛かった。

[ビックリ度:☆]

2:キーボードが動かない

引っ越し作業に一時間ほど費やした後、
やっと未開封のメールチェック作業に入った。

スパムメールが約900通ある。
一気にデリート(削除)しようと、いつも通りのボタンを押したら
一括削除ができない!何度やってみても、できない!!

あ、あれ~!?ま、まさか!?

私はぞっとした。
もしかして、自分はパソコンの操作方法を忘れて
しまったのではないだろうか!?

途方にくれつつも、恥を忍んで
隣にいる10歳下男子に尋ねた。

「ちょっと・・・一括削除が出来ないんだけど」

すると、彼は私をちらりとみて「Shiftボタンを押してenterですよ」と言うので、

「その通りにやってるんだけど・・・」と実演してみせたら、
フーンという顔をして無視された。

私は再び一人寂しくキーボードをガチャガチャと動かしてみた。
だが、やはり作動しない。今度は社内で面倒見の良い人へSOSを投げた。

そしたら・・・。

キーボードの線が抜けてた・・・。

ああ、よかった。パソコンの操作方法を忘れてたわけじゃなかったんだ。

[恥ずかし度 ☆☆☆☆]

3:殺人事件

違う部署にいる女子社員が私の席に来て、言った。

「桜子ちゃん、殺人事件(そこで)あったよ」

こういうとき、ドラマではよく聞き返すんだよな、と思いながら、
頭の中で「サツジン」という単語を復唱した。

「え!?なに!?殺人!?」

口に出して実際に言ってみたら、鳥肌が立った。
昨夜、向日葵の咲かない夏を(犯罪事件)読んでいたから、なおさら、生々しくて怖かった。

うそでしょ、ウソウソと大騒ぎしてたら、
本当に事件が(うちの会社は港区西新橋2丁目なのだけど)1丁目であった。しかも、今日さっき!
殺人未遂 女性刺されて1人死亡1人重体 男を逮捕…東京

[恐怖でおびえる度 ☆☆☆☆☆]

少女パレアナ『なんでも喜ぶ』ゲーム

「少女パレアナという本がお薦めですよ」とJOY DAY20を読んだdurianさんが日々喜びにチャレンジする私に角川文庫を紹介してくれた。

000190.jpg

>主人公のパレアナは【なんでも喜ぶゲーム】をするのが大の得意で周囲の人々をそのゲー>ムの中に巻き込んで明るくさせていくのです

 当初このコメントに半信半疑だったが、本屋さんで手に取ってみると面白そうだった。結局買って読んでみたら、パレアナというのは「亡くなったお父さん(牧師)に教わって、物心ついたときから何でも喜ぶゲームというのを実践する」という少女で、durianさんの言ってることはホントだった。(!)#durianさん、すみません。

 例えば、お人形が欲しかった少女パレアナに、松葉杖が届いた。
そこにはこんな紙がついてあった。
「人形がないから杖を送る、だれか杖のいる子もあるだろうから」と。

さて、このパレアナは、それをどう喜んだでしょう?

1.松葉杖を人形だと思いこんだ
2.松葉杖をもとに、人形を彫って作った
3.松葉杖が松葉杖であることに喜んだ

正解は、3番。

すぐに喜べなかった彼女に対して、お父さんが次のように教えてくれた。
すなわち、パレアナは松葉杖をいらない子である、ということを。

それで彼女はこう言うのである。

「杖を使わなくてもすむからうれしいの。
 ね、わかったでしょう--わかればとてもやさしいゲームなのよ」

(中略)

「それからずうっとやってるのよ。
 喜ぶことを探し出すのがむずかしければむずかしいほどおもしろいわ。
 でもね、ときどき、あんまりむずかしくてどうにもならないこともあるのよ。
 --お父さんが天国へいってしまって、婦人会の方たちよりほかにたよりに
 する人がないときなんかね、とても難しいわ」

 ホロリbikkuri-emo.gif

 今月、自分ではただなんとなく喜び実践をしているが、サンフランシスコの女性といい、少女パレアナといい、世の中で喜び探しというのは、案外どこにでもある発想なのかもしれない。

 今朝も電車の中で「少女パレアナ」を読んでいたのだけど、彼女の喜びに比べると、私の喜び日記はまだまだ序の口、という感じで、どうも嫌々喜ぼうとしている辛さがにじみ出てしまっている。

 それにひきかえ彼女の喜び方は純粋であり、健気であって、大きな力になっている。通勤ラッシュだというのに、朝からにわかに涙腺が緩んでしまう。

 またまたホロリ。bikkuri-emo.gif

 夏の読書にお薦めです。☆5つ、ぜひ。

エレナ・ポーター
Amazonランキング:7007位
Amazonおすすめ度:


JOY DAY23-先端技術大賞でVIPにお会いする-

第23回先端技術大賞に出かけてきました。

というのも(以前デジタルサイネージの取り組みにおいて桜子看板を作ってくださった清水建設さんが
CIMG0429.jpg

PiPi-che(ピピッとモニターでチェックするからピピッチェと命名by桜子)という安心安全コミュニティ支援システムの研究開発を、応募されたからであります。
200907231055000.jpg少子高齢社会に向けた安心安全コミュニティ支援システム

で、そこになぜ私かといえば、当時この担当が私だった、から。

思えば3,4年前でしょうか。越中島の清水建設技術研究所まで遠路はるばる通いました。
それがこうして今もお付き合い頂けるなんて社会人冥利に尽きること、この上ないです(><。)。

今回惜しくも授賞からもれましたが、清水建設の小林氏と村田女史が授章者席を見て「ひょっとしたら我々の席もあるのでは!?」とキョロキョロされたときには、しまった、せめてお手製表彰状でも作っておくんだった、と後悔しました。

久しぶりに晴れがましい席を見て、賞をもらった人は努力がこういう形で報われてさぞうれしいことだろうと心から拍手を送りました。
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このほか、今日はたくさんうれしかったことがありました。

その1:大賞受賞者。なんと今年NTTに入社!
200907231259000.jpgおめでとうございます!

その2:ノーベル賞受賞者の東大名誉教授小柴氏が2m先に!

その3:初めて皇室の方である高円宮妃殿下のお姿を拝見!

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(撮影禁止のためこんな写真しか載せられず)

その4:懇親会の立食パーティで、壁際の椅子に腰掛けている年配女性が目についた。
     立ち食いしたくなかった私は、彼女の隣に座っていいかと伺って、
     しばし二人で「妃殿下は科学に関心が深いんですね」とか、「このポテトは
     美味しいですね」などと色々な話をして、30分ほど歓談した。
     そこでふと、彼女みたいな年配女性はいったいどういう関係者だろうと思い、
     大学研究機関の方ですか、と尋ねたら、一瞬言いよどんで、
     「ふだんは言わないんですけど」と前置きして、衝撃告白をされた。
     「・・・・妃殿下、娘なんです」---私・・・久しぶりに吹っ飛びました。

その5:その4の珍事に、後から合流してこられた清水建設さんも腰を抜かされた。
→その後、妃殿下のお母様と私たちでさらに加速して楽しく歓談。

その6:清水建設のお二人と話が弾んでうれしかった。
    お二人ともやさしくて、私が何か言うとすぐに笑い返してくれるので
    私はもっと笑わせたいと一生懸命笑わすネタを考えた。

その7:帰り道でタクシーを降りた途端、目の前の人が立ち止まった。
    見上げたら知りあい(しかもクリスチャン)だった。

昨日に続き、またまたうれしいことがたくさんあって、本当にうれしかった。

JOY DAY21

「わーん、ママー、ボク会社に行くの怖いの~」
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(なんて、子供は会社なんて単語使わないって?)

休み明け。

この年になっても会社にいくのが怖い私。

マジかよ?

はいそうです!

・・・とカミングアウトするのは社会人としてあまりにも、
な感じではありますが、
私は休み明けになると口から胃が出そうな気がして、お腹が痛くなります。

あなたはどうですか?
私はホントは家で家庭を守るタイプなのですけどブツブツブツ・・・。

いかん、また(文句が)始まりそうだ。

今日は始業30分前に会社に行った。

そしたら、女性用のお手洗いで韓国旅行帰りの女子とバッタリ☆
20090721085559.jpg 韓国お土産を頂いた。

彼女が「よかった~!休み明け一番に(お土産を渡せる)桜子さんに会えて♪」と言ってくれた。

それを聞く私はもちろん、「うれしいっ!」とお返事した。

会社に行くのが怖かった私だが、こうして会社に来ることがなかったら、この韓国美肌パックはもちろん、彼女と知り合うこともなかったわけで・・・。

今朝一番の学びとトキメキをここに記す。emoji129.gif

by桜子

JOY DAY20

じりじりと暑い夏がやってきた。

暑中お見舞い申し上げます。

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 3連休の終盤、今時分こうしてパソコンに向かっているのは自分だけのような気がする。
なんだか一人を象徴するようで心もとない気もするが、昨日会った親友が私のブログをよく読んでいる、と言ってくれたので、彼女のことを考えながら書いてみる。

 昨日別れ際、彼女が、「ブログは読んでいるけど、桜子ちゃん(毎日)・・・大丈夫?」と私の顔を覗いてくれた。

 彼女がこう言うのは、長い付き合いなので、今の心配事はあるか、何か祈って欲しいことはあるか、という投げかけであって、その声を聞きながら、プライスレスな友情に感謝した。・・・一方の私は冷たい人間だけどね・・・とかく悪いやつにいい人ってくっついていたりするよね。

 

 さて。話を変えるけど。

 この喜び日記もとうとう終盤に入ってきたが、色々と毎日の喜べることを探していくうちに、私はとある情けない発見をした(特に更新がなかった日付付近で)。

 それは何かというと・・・

 私は他人に誉められると喜ぶことが多い!!という、

 なんとも超レベル低(ヒク)な、自分の発見。

 
 思えば、「他人は自分が思うほど、自分のことを気にしちゃいないし、みんな自分のことで精一杯で、人のことなんて気にかけちゃいねえ」って、誰かが言ってましたけど、

 まあ、私はそのあてにならない人の一言に一喜一憂して、自分が改めて情けない人間だということを再確認したのである。

 なので、ブログに喜びネタを書く気になれず(=だって、それって自分自慢日記になっちゃうから)、喜びって何だろうと考えて何もかけないまま、日付が過ぎていってしまったという。

 さきほどメールをチェックしたら、サンフランシスコに住む女性から便りが来ていて、彼女は私の喜びを探す挑戦に対して、それはいいことね、と喜んでくれた。
 それで彼女も昔そういうことをやってみたことがあって、そのとき彼女が喜んだことは、
「空が青いこと」「スーパーのレジで並ばずに住んだこと」 だったそうだ。

 空が青い

  --これに喜べることはいいなあ。すっごく、いいなと思う。

 夏は毎日青いもんね。
 たまにスコールもやってくるけど、それは恵みの雨だし。

 今日も空は青かった。無事に生きられた今日に感謝しよう。

(いまさらですが)珍獣ハンター・イモト、キリマンジャロ登頂おめでとう

桜子ブログ、先月の検索キーワードトップ3、その結果は・・・こちら

第一位は、日テレ『世界の果てまでイッテQ』で、珍獣ハンター「イモトアヤコ」(=セーラー服着用で眉毛を太く塗っている女芸人※素顔は美人らしい)をキリマンジャロに連れて行った貫田氏。
……実は私のおじ。emoji063.gif

20代の頃、おじに世界で一番高い「ホテルエベレストビュー」(=世界最高峰エベレストを眼前に望む、サガルマータ国立公園のシャンボチェ丘に建つ:標高3,880m=富士山の標高 3,776mより高い)へ連れていってもらい、年越しをしたことがあります。

 ネパールに到着後、ヘリコプターで山腹までパタパタ上り、高山病に注意しながら徒歩でホテルまで行きます。当時、山と言えば高尾山ぐらいしか登ったことがなかった私は、ホテルに向かう道中、次々に現れる自然の産物、ことにヤク(動物)の出現には目が飛び出さんばかりに驚きました。
 翌朝、目が覚めると窓一面に広がるMt.Everestの姿は圧巻で、おはようってこんな感じで鑑賞することができました。

 ちなみに、2位の木田氏はiphone3GS発売が関与しているのか、講演でもされたのか、ぜひご本人様へお尋ねしたいと思います。

 なお、木田さんのお嬢さんの名前が桜子と言うのは以前ブログでココに書いたのですが、元マイクロソフト副社長の古川亨さんとのつながりは存じ上げませんでした。妙にもう1つの桜子ブログが愛しく感じます。

 ・・・ところで、さらにこの古川氏に関して言えば、以前10m先ぐらいでお見かけしたことがあります。そのときは古川氏の右側にYouTube共同創始者のスティーブ・チェン氏がおられました!!!

 本当に、人と人とはどこでどうつながっているのか、わかりませんね、皆さん。

追伸:今だからこそ書けるのですが、2007年6月30日にシリコンバレーへ出張した当時、その前日である6月29日にAppleからiphoneが新発売された、というのに、そのBigニュースをまるで理解してなくて、木田さんとお会いする2日前ギリギリにOBBIのnozak氏から教えてもらったお陰でインタビュー項目にiphoneをいれることが出来た、という裏話がありました・・・。

 サムイですか?

 

 

 ・・・・昔の私は本当にITが弱かったなあーって、いま思います。
 ええ。一応過去形で・・・。

おばあちゃんのテレカ

先日、京急線で席を譲った。

窓の外を眺めて立つおばあさんに気がついたので、背中をとんとん、と叩いた。

振り向いた彼女の右手には杖があった。
足が悪いとは知らなかったので、席を譲って良かったと思った。

降り際に、

「これ、使ってないから使えると思うの」

とおばあさんからテレカ(テレフォンカード)を頂いた。

「これも何かの縁だから・・・」って、

おばあさーん、別にお礼なんて頂かなくていいんですけど

と断ったのだけれど、この場合、かたくなに拒否するのも、冷たいので頂いた。

私は、席を譲られた経験が少ないのかなとか、
なんで私以外の誰かが席を譲ってなかったのか、とか考えて複雑な気持ちだった。

駅のホームに降り立ったおばあさんを見てたら、もうすこし何か手伝いたい気持ちにかられた。