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ロンドン行まであと3日

人がこの世を生きることは、『ままならぬ』と言いますか、
なかなか人の願い通りにはいかないようであります。

人がこの世を生きていく過程には、思いもよらぬ悲運や
不幸に見舞われることがあります。
       
         -「若い日に創造者を覚えよ」青柳惇著より-

そう、人生は本当に面白いよね。

計画したことがその通りになったり、
ならなかったり、

なったとしても、逆にならなかったことが、
かえって良かった、という結果になることもある。

人の頭で考えることの限界は、そういうところにある。

結局、人間はどこまでいっても人間でしかないのだ
(万物を超えた存在ではないのだ)ということを、
ままならないとき、私たちは思い知らされるのではないだろうか?

アイスランド噴火でイギリスのヒースロー空港が閉鎖・・・

いったい、誰が想像しただろう?

(T T)

ホント、どうしてくれよう?

23日金曜はターミナルNo3で( ケイトと会う(詳細エピソード)のに。

とりあえず、続く。

イギリスへの道(2)

4月末にイギリスへ行くことになった、と書いたら、

たまたまなのか、会う人ごとに
「今度、イギリス行くんだって?」と話しかけられて、

読んでくださってる皆さん!
どうも、ありがとうございます!!m(__)m

気をよくして、さらにイギリス話の続き。

------------そもそもどうやって、イギリスの人と、知り合ったかといえば、

2001年の夏、親友がデンマークの人と結婚して、
200909020555001.jpg (式場はデンマーク)

新婦の友つながりで、出会った。

特筆すべき点は、
それ以来、一度も会っていない、
ということで、今度イギリスへ行ったら9年ぶりの再会、になることだ。

私たちは、手紙のやり取りすら、したことはなかった。
いわば、知人程度だったのに、どういう風の吹きまわしか、
一気に親友関係まで距離が狭まるのだから、大慌てである。

「住まいはどこ?」「何をしているの?」

なんといっても、私、あなたのことは殆ど知らないわ・・・!

私が彼女(ケイト)について覚えていることといえば、
1.ベッドの傍らでミューズリー(シリアル×ドライフルーツ)を食べてた
2.オードリーヘップバーンに似てる

それだけ。
(細い体の人のおやつはミューズリーなのね、と感心したから、
そこだけは妙に記憶に残っている)

話を戻す。

結局、それでわかったことは、彼女はニューキャッスルという北部に住み、
父親は別の所に住んでいて、仕事はしてないという。

母親はどうなのだろう・・・。そういえば、何歳だったっけ?

と、聞きたいことは色々あるが、
この期に及んでメールで尋ねるなんて、KYなことはできない。
私はまず、旅の日程を彼女と決めることにした。

どこへ行こう!?

私はもともと彼女の家に遊びに行く、と話したのだから、
ロンドンで2.3日過ごした後、列車に乗って訪ねて行くよ

と、言ったら、

いやいや、ロンドンのヒースロー空港まで迎えに行くよ、と言う。

これは例えて言うと、秋田に住む人が成田空港まで来て、
一緒に東京見学する、というようなものである。

-----ホント???そんなに付き合ってくれるの?

さらに、話を進めると、見送りもする、と言う。

(@@) ノー、ノー

秋田から成田空港へ迎えに来た後、一緒に秋田へ行くというのに、
さらに成田へ戻るなんて、親切すぎる。遠慮したのに、ぜひ、と言ってくる。

どうしよう~。

私はそれまで、彼女の人柄が全く分からなくて不安だったのに、
このやりとりで、すこぶる親切な人だと知って安心した。

思えば私の親友は、いい人を見分ける名人であった。

親友の夫も非常に優しそうな、ナイスガイであった。

今、彼女のおかげでその恩恵に与りそうである。

オランダ料理

先月のオランダで、頂いたお料理をアップ。P1020515.JPG 
前菜・ニシンにデイツ(赤いのがデイツ)
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メイン・サーモンやマッシュポテト
P1020518.JPG
デザート

串ざしパンケーキのデザートですが、
「なぜパンケーキを串で刺す必要があったのか!?」
「もしかしてこれは日本(的屋)からの輸入品!?」などと言って、
非常に盛り上がった、思い出の一品です。

ツアーコンダクター桜子

そろそろ、ここで小ネタを一つ。

オランダへ出発する数日前、私は某役員から呼び出され、
オランダフードバレー視察団の添乗員である旨を告げられた。

「桜子ちゃん、今回はあなたには添乗員をして頂くからね♪」

「(@@)えーーーーーーっ!?」

数日前、オランダでフリータイムはあるかと知り合いに
のん気な問い合わせをしたばかりだった。
よく分からないから、集団の一番後ろを歩いていればいいとさえ思っていた。

それが、いきなり先頭ですか!?

手渡されたファイル一式を開くと、全参加者のリストと
詳細な日程表に加えて、旅行代理店業界の用語が混じった
英語書類が目に飛び込んできた。

役員は言う。

「だからね、お願いだから、家に帰ったらすぐこの書類と一緒に
 パスポートを入れて仕舞ってちょうだいね!」

20100129091819.jpg

「私の知人でパスポートを忘れて乗れなかった方がいるから」

それって

・・・・ワタシ?

昔、パスポートを忘れて海外旅行しそこなった過去がありますが。

「全員分の食事券も入っているから、それは必ず現地で渡してね」

・・・ということは、私がこれを紛失すると、全員が路頭に迷う?

私は言った。
「・・・こう見えてドジなんですけど。。。」

パスポートのみならず、
昨年は飛行機に乗り遅れたという人に言いたくない過去も暴露して、
この大役を降りられないかと打診したが、

「頑張ってね」のお返事。

よよよよよ。

渡されたeチケットには、名前にTCと書いてある。見たことがない。

「なんですか、これ?」

聞けばツアコンの英語表記だという。それはつまり、グランドホステスからも
正真正銘のツアコンだとみなされる、ということである。


ええーーーーー!!

かくして、すっかり緊張の面持ちで本視察へ旅立ったのである。

そして、アムステルダムのホテルオークラについてから、色々あったのだが
(ツアコンの人はツアーの人たちより1クラス下のお部屋といわれた等)
それを書くと話が長くなるので、今日はこの辺で。

しかし、おかげさまでにわか添乗員になったことは、また一つ、
よい人生/社会勉強をさせていただいたとおもう。m(__)m

マルタ島からのお客様

人生はつくづく驚きの連続だと思う。

私は明後日からオランダへいくにあたって昨夜はその打合せがあり、

本日は会社で仕事がたくさんあって夜も大切な約束があり、

明日は出発前にやらなくてはならないことが山ほどあるのだが

なんと

なんと

なんと

もう、本当にビックリだよ。

ふだん滅多に電話してこない弟が、携帯から、勤務中の私に連絡をしてきた。

「もしもし?フレンツさんがいらしてるよ」

「!?」

「J.Flanz という方が今、僕の目の前に立っているよ」

私は、しばし考えた。

それって、もしかして・・・・・・・・・・・・・マルタ島!?

「そう」

ってーーーーーーーーーーーーーー!!びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

彼女の名前は知っている。
昨年、上海からの帰り道に飛行機で隣だった方が、マルタ島に住む女性だった。
そのことはたまたまブログに書いた(マルタ島からの手紙)けど、
なんと、わが家に訪ねてきた!

っていうか、何も聞いてないし!!

私、仕事中だし!!!

さっそく電話を代わってもらった。
先月末アリゾナへ行ってきたから英語はすらすら喋れた。

「残念だけど、私はいま会社で今夜も忙しくて会えない。
 どうして前もって言ってくれなかったの!?」

「決まってなかったの。台湾(?)へ行く途中で日本に立ち寄ったの」

聞けば、来週の月曜日まで日本にいるという。
せっかく我が家に訪ねてきてくださったのにここでハイさよならなんて、
非情なこと言えないよ~(><。)

「私、日曜日にオランダへ行くんだけど明日なら時間つくれると思う。
 どこのホテル泊まっているの?」

「あ、ちょっと待って」

しばし沈黙があって、電話口から話し声が聞こえてきた。
あれ、母の声。なんだ、いるんだ。よかった、彼女は英語が喋れる!

「ハロー、ハロー」

私は頭の中が大混乱だったので、ともかく母に取り繕ってもらおうと
電話を代わってもらった。だって、あんまりにもびっくりしすぎて、
今すぐ明日のことを即決なんて出来ないよ!

「とりあえず、うちに入っていただいた方がいいかしら?」
と、母が言った。

げ。玄関先!?

そっか、突然、見ず知らずの外人の方が来たんだもんね。
うちの人たちだってさぞ、びっくりしただろう。

だけど、私だって実のところ、彼女のことを知ってはいるけれど、
ちょっと飛行機の中で話した程度で、すごく友達というわけではない。

警戒する気持ちもちょっとわかる。

結局、うちにあがっていただいて、その間、私はパソコンに向かいながら
明日のことを考える。さて、どうしよう。

オランダ・フードバレー視察旅行(the Netherlands)

125px-Flag_of_the_Netherlands_svg.png a trip to the Netherlands

NPO活動の一環で、1月31日から2月7日まで
1週間のオランダ視察旅行へ出かけることになりました。

「オランダに何しに行くの?」

と聞かれるのですが、これは昨年香港出張したことに付随して、
NPO雪氷環境プロジェクトに携わっている関係上、世界的な食品産業クラスター
の先進地として有名なオランダフードバレーを訪問することになったのです。

「オランダフードバレーってなに?」

というのもよく聞かれますが、これは後日レポートします。

ところで、オランダへ行くということになり、羨ましがられたりしますが、


オランダ、サムい。

でも、宿泊はホテルオークラアムステルダム(Hotel Okura Amsterdam)
※オランダ 5 つ星ホテルの中でも最も洗練された最高級ホテル

なので、ホテル大好きな私としては、ホテルライフに期待しつつ、
しばし、厳寒に耐えてこようと思います。

バカヤロー!(アリゾナ物語①)

「バカヤローっていうのはどういう意味なんだ?」

と、突然、助手席に座っていたピートが
日本語の意味を尋ねてきた。

そのとき、私はアリゾナにいる開放感に充ち溢れ、
日本ではめったに見ることの出来ないサボテン溢れる
フェニックス市の街観を心の底から楽しんでいた。

P1020221.JPG

この家にホームステイに来て以来、
ピートはカタコトの日本語を使っては、よく私に話しかけてくれる。

聞けば、幼少期に日本で数年暮らしたことがあるそうで、
ジョウズ(上手)、アリガトゴザイマス、ベンジョ(便所)などと言っては、
私とのコミュニケーションを楽しんでくれているふうである。

どうやら、今回もその類らしく、突然その日本語を思い出したようだった。

それで、私は窓から目もそらさずに、「まあ、英語のFuck you!(=くそったれ!)
みたいな意味かなあ・・・」と、ぼんやり返事をした。

ところが、その瞬間、運転席にいたアリスが「Oh !!」と言ったかと思うと、
口元を押さえてショックな様子を表したから、ピートと私は飛び上りそうなくらい、驚いた。「え!?なんだって!?」 

「私の口からは言えないわ」

「桜子、なんて言ったの!?」

・・・訳を間違えたのだろうか?と逡巡しながらも、映画でよく聞く”Fuck you”が、
彼女をこれほどまでにドギマギさせる意味を含むとは、まったく知らなかった。

妻のアリスが言えなかったことを、私が再び言い放つ勇気などない。

それにしても、そもそも、どうやってピートはこの言葉を覚えたのだろう?

そう聞くと、彼は自慢げに語り始めた。

「10年前、アリスと一緒に日本へ行ったって話、したじゃない?」

うんうん。
 
「そのとき子供たちが、自転車に乗りながら俺に向かって、『バカヤロー!ガイジン!!』
 って、口惜しそうに叫んでたんだよ。(^^)」

車中に一瞬、沈黙が走った。

・・・・ピート、私たちって滅多にバカヤローとかは言わないんだけど・・・。
「いったい日本で何をしでかしたの!?」

私がそういった途端、アリスが吹き出しながら言った。

「あなた、きっと、子供たちに何かやったのね!」

そうだ、そうだ、そうに違いない。
そうでなきゃ、そんな言葉言われないし、覚えないもの。

二人して大笑いしながら、悪戯っ子を叱る目つきをして、ピートを見た。

その瞬間、ピートはすべてに合点がいったらしい。

私たちの目が、彼にバカヤローの意味を伝えていた。

The eyes have one language everywhere.(目は口ほどに物を言う)

安室ちゃんとロンブー淳の出かけた場所(Sedona)

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スーパースター安室ちゃんと同じセンスを持ち合わせて旅行してたなんて、
光栄です♪

グランドキャニオンへ行く途中、パワースポットと呼ばれるセドナへ立ち寄りました。

A Japanese famous singer “Namie Amuro” and comedian Tamura were dating in Sedona, Arizona.Arizona is known for its spiritual support centers including the famous Sedona red rocks.