
作成者別アーカイブ: sakurako
増えていくご近所さん~南平台物語
今朝、通勤のために自転車をこいでいると、前を歩く小学生が目についた。
帽子を見たら娘と同じ校帽だった。
自転車で追い抜こうとした瞬間、その子が振り向いて「あっ」とうれしそうな顔をしてぺこりと頭をさげたので、とっさに「おはよー!!」と明るく声をかけて、追い抜いた。
途端、その子が誰だか分かった。近所の小学生Aだ。Aとは3年前から知り合いだが、幼児にしては珍しく不愛想であり、たとえ私が娘と一緒であっても、よそよそしく冷たかった。それが、ここ最近、Aが私によく挨拶をしてくるようになった。気のせいか、と思っていたが、今日確信した。Aは私が好きになったらしい。
大した知り合いでもないいのに、たった一人の小さな子供と笑顔を交わしただけで、私は幸せを感じた。
爽やかな朝だ、と自転車をこいだ。
ラッパの朝顔

今朝のベランダに咲いていた可愛いアサガオの花。
急に秋らしくなってきたけど、まだまだ夏の象徴のアサガオは元気。
嗚呼、重すぎるランドセルは拷問だよ
2学期の初日、子供の荷物点検をして驚いた。
防災頭巾、ピアニカ、上履き、自由研究、夏休みの宿題、お道具箱、給食のかっぽうぎ、体育着、筆記用具、給食セット
これをわずか16.5kgの娘が、2-4kgのランドセルを背負った上に指定のもの(数キロ)を抱えて登校する。
人によっては、荷物だけで、体の半分の重さということもある。
その場合、分かりやすく解説すると、体重50kgの大人が、お米5kgを5袋を担ぐってこと!!
前日、夫につぶやいた。
「これ、どうなの?とても一人では持てないよね?親がついていくの?今どきの小学校って、親が連れて行くのがデフォルトなの?」
一応、友達に連絡したら、「初日は(荷物を持って)いく親が多いみたい」と言われた。案の定、親が少なくなかった。一方で、フンフンと汗をかきながら、重たい荷物を抱えて登校する、体格のいい男児もいた。ちなみに、この日は熱中症注意報が出ていた。私は彼を見て、思った。
・ああやって、一人でも重たい荷物を抱えて登校できるように訓練させるべき?
・親がついていくのって、甘いかな?
・しかし、うちの子は小柄で体力もないのに、この炎天下じゃ、授業なんてとてもムリ! ヾ(。>﹏<。)ノ
結局 『子供は人それぞれ。一人一人違っていい。わが子にはわが子のペースがある』と思い直し、これで良し、と判断した。
思うに、子育ての大事な心得とは、わが子と他人を比較しないこと、だとつくづく思う。
私なんて、生粋の日本人だから、絶えず、他人と比較しちゃう。うちの子、大丈夫?とか。これもまた、うちの主人や親に言わせれば「どーんと構えていれば良い」ということで、私も「そだね」と静かに頷く。
今朝NHKのニュースで下記の報道があったと聞いた。
“重すぎるランドセル”教科書持ち帰り見直しへ(09/03 07:11 NHK総合放送分)
各地の学校で新学期が始まる。
文部科学省は子どもたちのランドセルが重すぎるなどの意見を踏まえ宿題で使わない教科書などは教室において帰ることを認めるよう全国の教育委員会に対して求める方針。
小中学校では教える内容の増加で教科書が分厚くなる一方、原則それらを持ち変えるよう指導しているところが少なくない。
ランドセルの重さについて大正大学・白土健教授がランドセルの重さを去年、調査したところ小学1~3年の20人の平均は7.7kgだった。
腰痛の子どもたちも出始めるなどいるという。
大正大学・白土健教授は「小学校に苦役のように通うのはどうなのだろう」と述べた。
文部科学省は具体的には家庭学習で使用しない教科書・リコーダーなど置いて帰ることを認めるよう求める。
やっと国が動いたようで本当に良かった。日本の公立小学校は重たいランドセルを富める者にも貧しい者にも課すのがずっと不思議だが、そろそろ、ランドセルはなくしてしまってもいいと思う。
夏の思い出・西軽井沢へゴー!



今夏は、7月にシンガポールへ飛び、8月は西軽井沢で子供キャンプに参加して、前半に夏を満喫し、後半は学校生活にすんなり入れるよう、落ち着いた暮らしをしました。
ポルシェのパパ友、新潟で二児の父に

代官山に住んでいたポルシェのパパ友の妻が先日、無事に元気な男の子を出産した。
その知らせを聞いたとき、私はちょうど、2学期を迎える娘の身を案じ、自分の働き方もこれでいいのか、と悩んでいたが、それが吹き飛ばされそうなほど、うれしく、素直に(他人事ながら)幸せを感じた。人が生まれるというのは、それくらい、偉大なのだ。
どうか、この子も、うちの子も、世界中のすべての子供が幸せで健康に、健全に育つ社会になりますように!!!
ありがとう夏休み

30-40代前半の既婚女性「子供なく肩身狭い」5割
本日の日経新聞の社会面に、民間調査の結果がタイトルに踊っていた。
私はこれを呼んで思った。私が独身の頃は「夫なく肩身狭い」、そう思っていた。幸い、その後、結婚に恵まれ、一気にコマを進めて今は子がいる。
さて、そんな私の心境は、これまた今朝の日経に載っていた、「子供たちには楽しい夏休みだが、働く親には悪戦苦戦の季節」であって、「仕事に忙殺され、子供と接する時間が限られると親は罪悪感を抱きがち。特に母親は、物理的にも心理的にも葛藤を深めやすい(女性面原文そのまま)」。
結婚しても、子供が居ても、満ち足りることは難しいのである。
満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。 (テモテの手紙I 6:6)
私はどんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。(ピリピ 4:11)
私はいったい、幾つになったらキリストの弟子のように、学びました、と胸をはって言える日が来るのであろう。
神様、こんなに歩みがノロい私で、すみません。それでもいつかきっと、こんな私でも役に立つ日がくるだろう、と信じて生きているのである。
2018 Summer in Shingapore

今夏のわが家は、シンガポールへ家族で旅行し、約一週間余滞在した。
が、夫は仕事で多忙を極め、海外にいても、日本と始終連絡を取り合い、睡眠不足に陥っており、一緒に居て今回ほど、海外に無理して来なければよかった、と後悔したことはなかった。
やはり、旅先では仕事から離れたいもの。唯一、最終日に宿泊したフラトンが、ラグジュアリー好きの私には大きな慰めになった。
シンガポールの有名ホテルと言えば、最上階にプールがある、マリーナベイサンズが超人気だ。
が、夫の友人が「絶対にフラートン」というので、今回はココを選んだ。
結果として、私は両ホテルを訪問する機会に恵まれたが、私は、“Miss Tanaka”と常に私を呼んでくれる、フレンドリーで歴史のある、上品なフラートンが圧倒的に好みであった。
※ちなみにフラートンでは、誕生日を迎えた夫のためにチョコレートケーキや風船を用意してくれ、部屋もグレードアップしてくれたほか、娘のナイキシューズを加えた家族全員分の靴を(無料で)磨いてくれたという、ホスピタリティの良さです。
久しぶりに訪れたシンガポールは、やはり国際都市であって、ふだん東京・渋谷に住む私としては、お正月に出かけたニュージーランドの大自然の方が遥かに素晴らしかった、と思うのであった。
金魚ピーニヤのお墓

うちの金魚6匹のうち、この暑さと忙しさで、1匹昇天。
気づいたら、娘がお墓作っていた。墓石と、雑草の木を立てて。
