今日、生まれて初めて武蔵小杉駅で下車。
友だち2組とお出かけして、一足早くクリスマス気分を満喫。
こんなクリスマスコンサートは、12月18日中目黒でも行なわれる模様。
NHK「お母さんと一緒」の舞台のセミプロ版といった感じで、子供と一緒にまた1つ、こんなエンターテイメントがあることを学びました。
我が家の近くに今朝はたくさんの学生の群れ。何事かと思ったら、みんなスーツにトレンチコート。
ピンと来た、就職活動の学生たちだ。
通行人の妨げになるので、係りの人が私たちにすみません、すみませんと頭を下げていた。
夫はこの画一化された群集をみて、
なんで日本人はみんなこうなんだろう、と嘆いていた。
個性がない…。
この群れに加われば自分はパーツの1部にしか過ぎないことを嫌が応でも感じるよ、と。
私なら、ピンクのトレンチコートを着るかしら?
と考えて、
かつて伊勢丹新宿で、店員さんにオーソドックスなリクルートスーツを勧められたことを思い出した。
夫が言うことはわかる。
が、初めての就職活動、敢えてはみ出す勇気を持つことは単一民族の日本人には簡単ではないだろう。
今朝、父のコンピュータを視てほしいとパソコン入り段ボールをカートにくくりつけ、わが家にやって来た母。
いったい、どこにそんな大きな荷物を運ぶ力があったのかと驚くほど、母の姿は勇ましかった。
が、これはいつもの母の姿ではない。
いっぱいいっぱい頑張っている様子が伝わって来て、痛々しかった。
ベッドで眠い、と目をこすっていた夫だったが、そんな母に慌てて身仕度を整えて、対処しようとしていた。
それから、七時間後。
私たち家族三人が外での用事を済ませ帰ると、母がまだ家にいた。
聞けば、急用ができたため、ここでその処理をしていた、とキーボードを打ちながら言う。
時間は夕方だったので、一緒にごはんをと誘って、四人ですき焼きを食べた。
この数週間、母はすっかりたくましくなった。
いろんな困難を気合で乗り切っている。だが、寒い夜の帰り道にひとりは可哀想だなあ、と思っていたら、
ピコピコ
と母にメールが来た。
それがなんと、近くにいるから良かったら家まで送る、という連絡であり、タイミングの良さに私はビックリした。
母は、
「 ね、主の山に備えありでしょ?うれしいっ!!」
と、大喜びで迎えに来た車に乗って帰っていった。
悲しんでいるようでも、いつも喜んでいます(聖書)
いまのわが家の状態はそんな感じである。
昨日、父からのハガキが来た。
先週から、出来るだけ手紙を書くことを日課にして毎日を過ごしている。
父は筆不精だし、不自由な身になったので、返信は期待していなかっただけに意外だった。
ハガキには、母を頼むとあり、私の夫に宜しく、と書いてあった。
さっそく今朝、主人にその話をしたら、
「へぇ〜、お義父さん、ハガキの住所はどこなの?」
と言うので、
差出人の箇所を見せたら、
「新しく別荘、出来たんだね。」
と明るい声でいうから、2人で声を出して笑った。
「いままでで、一番居心地いいんじゃないの?」
という主人に、「ある意味、そうかも。」と、私。
夫がユーモアある人でよかった、と胸が熱くなった。