日別アーカイブ: 2013年11月30日

多忙を極める母

今朝、父のコンピュータを視てほしいとパソコン入り段ボールをカートにくくりつけ、わが家にやって来た母。

いったい、どこにそんな大きな荷物を運ぶ力があったのかと驚くほど、母の姿は勇ましかった。
が、これはいつもの母の姿ではない。
いっぱいいっぱい頑張っている様子が伝わって来て、痛々しかった。

ベッドで眠い、と目をこすっていた夫だったが、そんな母に慌てて身仕度を整えて、対処しようとしていた。

それから、七時間後。
私たち家族三人が外での用事を済ませ帰ると、母がまだ家にいた。

聞けば、急用ができたため、ここでその処理をしていた、とキーボードを打ちながら言う。

時間は夕方だったので、一緒にごはんをと誘って、四人ですき焼きを食べた。

この数週間、母はすっかりたくましくなった。

いろんな困難を気合で乗り切っている。だが、寒い夜の帰り道にひとりは可哀想だなあ、と思っていたら、

ピコピコ

と母にメールが来た。
それがなんと、近くにいるから良かったら家まで送る、という連絡であり、タイミングの良さに私はビックリした。

母は、
「 ね、主の山に備えありでしょ?うれしいっ!!」
と、大喜びで迎えに来た車に乗って帰っていった。

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ベランダから、ばいばーい、と手を振る私たち。

悲しんでいるようでも、いつも喜んでいます(聖書)

いまのわが家の状態はそんな感じである。

父からのハガキ

昨日、父からのハガキが来た。

先週から、出来るだけ手紙を書くことを日課にして毎日を過ごしている。

父は筆不精だし、不自由な身になったので、返信は期待していなかっただけに意外だった。

ハガキには、母を頼むとあり、私の夫に宜しく、と書いてあった。

さっそく今朝、主人にその話をしたら、

「へぇ〜、お義父さん、ハガキの住所はどこなの?」
と言うので、

差出人の箇所を見せたら、

「新しく別荘、出来たんだね。」
と明るい声でいうから、2人で声を出して笑った。

「いままでで、一番居心地いいんじゃないの?」
という主人に、「ある意味、そうかも。」と、私。

夫がユーモアある人でよかった、と胸が熱くなった。