日本のこども教育レベルの劣化問題

山田宏(元杉並区長)が結構良いことを言っていた。

先日、小学校教員が「子供の生活指導に時間がかかり、授業に入れない」と打ち明けてくれた話と似通っていた点があったので、彼の発言は的を得ている気がして、ここに紹介する。

◆日本の教育はどうなっているの?(動画)

教育問題で、山田宏が問題を追及したきっかけは、大学長のセリフだった。
「最近、大学入学する生徒の教育レベルが低下して、入学すると高校の補講をやっている」

それで、彼は高校はどうなっているんだ、と追求していったら
どんどん下位層へ落ちていった。

高校(西高):高校に入学する中学生の教育レベルが低下している。

中学:学習指導に100%かけられない。生活指導に時間を要していて、小学校に問題あり。

小学校:小学校1年生の1学期クラスをみてもらいたい。多動症の子に手がかかり、授業にならない。

幼稚園:幼稚園に入る段階で、決まっている。最近の子供を見ていると、
    1)親の愛情いっぱいで育った子供 2)愛情が欠けている子供 この差が激しい。
    1は知識の吸収率が高いが、2は低い。
    保護者には「先生、“あやす”というのは、どんな本を読めばあやし方がわかりますか」と、
    あやされた経験のない親が増えてきているのが現状です。

さてみなさんはどこから手をつけますか?

と、山田宏は言った。

この問題は解決が簡単ではないので、ひとまずここまで。