コールド・ストーン・クリーマリーのムーブメントを探る。

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先月の土曜夜、渋谷マークシティ4階でビラを渡された。

周りの雰囲気に押され、受け取ってみたら、アイスの宣伝だった。
なんだ、と即ゴミ箱へ。

ところが斜め前方に広がる階段を見たら、たくさんの人影。ステップをあがると、長蛇の列の最後尾には「45分待ち」の立て看板(しかも手書きでない)。列の前方を振り返ると、ただのアイスクリーム屋さんである。

たかがアイスに・・・並ぶ・・・。平和な日本をしみじみ実感する。

最後尾にいた女の子たちは、キャーキャー言いながらメニューに見入っていた。
これから45分間、幾度となくメニューを見やり、近づけば”いよいよ買える”という期待と興奮で、味はもう半ば、確信めいて美味なること、間違いなしだ。

私にはどうでもよいアイスが、待ち人には最高のエンタメを兼ね揃えた、究極のアイスだ。
どうでもいいことに時間を費やすことができるというのは、最高の贅沢である。

かくして、このコールドストーンクリーマリーのトレンドを少し探ってみた。
(・・・こういう私も贅沢??)

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オレンジの線は、コールドストーンクリーマリーの検索結果
ブルーの線は、六本木ヒルズに第1号店として出店した検索結果。

面白いのは、11月3日に日本初上陸したらしいが、上陸前は噂話(特大アイス、くどそう、外国で食べた)のみで店名は一切露出していなかったが(多分、名前が長くて覚えづらい)、オープン後はブロガーが店舗名をキチンと覚えた上で語り出したという点。
ついでに、中間に位置するサマンサは、六本木ヒルズ内にあるサマンサ・タバサ店のことで、買い物客がアイスを食べる親和性が高いことを示している。

次に、今に至るまでの形容詞、ランキング。
みんなは、このアイスクリーム屋さんをどのように評価しているだろう?
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黄色はポジティブ、青はネガティブなご意見。
(左上の「冷たい」は青ですが本来は白で編集ミス。)※「冷たい」石の上でアイスを作る表現で多く使われていた。

だいたい、黄色が多いでしょ?
で、気になる青は、、寒いっていうのが気になるところなのだが、これは11月と言う寒空のもと、アイスを食べ始めた人が多く、そりゃそうだ、っていうお話。

日曜の朝から、妙に調べたくなってしまった。

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【一口メモ】コールド・ストーン・クリーマリー、アメリカで1000店舗以上を展開しているアイスクリームチェーン店。 コールドストーン=冷やした石、クリーマリー=ミルク工房、の意味。-9℃に冷やしたコールドストーン(石板)の上で、アイスクリームとナッツやフルーツなどを混ぜ合わせてつくる味が人気。サイトはこちら。http://www.coldstonecreamery.co.jp/

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