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結婚したくない女

先日結婚したい病の女性について日記を書いたが、
世の中には色んな女性がいる。そうさ、結婚したくないっていう女性もいるのである。

【ケース1:キャリアウーマン、彼あり】
結婚したくない、という女性だって、世の中にはいるのである。

「桜子ちゃん、私、この間自分の心の中を探ってみたんだけど、
 自分は結婚したいと思ってる、って思ってたけど、
 それ、勘違いだった。実は結婚したくないってことに気づいちゃった!
 今の暮らしがいいんだよね」

 ちなみに彼女はキャリアウーマンで、彼はいる。

 私はうん、うん、と頷いた。

 

私の同級生、由加里ちゃんはアーティストだ。
国内のみならず、海外にも留学した実績を生かし、
今もその才を生かした仕事を単独で様々に活躍している。

非常に、しっかり者である。

だが、

そう見えるのは、私だけ。
ンデントな女性に見えるが、
独立して勝焼

一軒一軒
素晴らしい芸術家である。
国内外でその道に邁進し、今はその才を生かして活躍する
素晴らしい芸術家である。

さまざまな場で活躍している。

が、ある日、由加里ちゃんは私に言った。

 「ねえ、ねえ、桜子ちゃん。私さぁ・・・結婚したくないんだよね」

 ふと彼女の顔をみたら、眉毛はハの字であり、どうみても、ブルーであった。
・・・どうやら、悩んでいるらしい。しかし、なぜ!?由加里ちゃんは独身なのだ。
子持ちの未亡人でもなければ、結婚しなくてはならない責務も、傍から見ると
全くなさそうだ。

 そして、私は思い出した。
由加里ちゃんは確か5年前にも同じことを私に言ったのだ。

 「由加里ちゃん・・・。覚えてる?前にもそれ、言ったよ。」

アラフォークリスチャンの結婚(2/2)

「私は結婚したい病でした!」

カツゼツ良く、明菜ちゃんは言い放った。
いきなりそんな告白を始めたので、私はとても驚いた。
目を丸くする私に、
彼女はさらに畳みかけた。

「私、すぐ好きな人が出来てしまうの。
 それで神様に祈ってはダメでダメでダメで・・・。」

うん、うん。(私)

「だから、素直に祈るのをやめたの」

え?素直を捨てた??
神様は直ぐな心を喜ぶ方だったよね!?

「素直に祈るっていうのは聞こえがいいけど、
 自分の祈ろうと思っている感情的な心は、自分の思い。
 御心の祈りじゃない。
 だから御霊によって祈れますようにって」

・・・明菜ちゃん。
御心とか御霊とか、意味分かんないよ。
幼稚園児でも分かるように説明して。

「うーんとね、桜子ちゃん(←私を幼稚園児に見立て始めた:笑)。

 その意味は、こうなの。 
 私が結婚することによって、
 神様に喜ばれる人生を送れるんだったら、
 結婚について祈っていきたいし、

 しないで一人でいることが、神様に喜ばれる人生なら、
 結婚について祈ることを止めることができるように。
 
 ・・・(自分を)ゼロにして祈らなきゃダメだと思ったの」

さて、ここで普通の人(クリスチャンでない人)はどう考えるのだろう?
私はここで思い出した。
似た話を以前にも聞いた。
どうやらそれはクリスチャンにとって、結婚の秘訣らしい。

だが、私は・・・。

と、ここでその話を書くと長いので、割愛する。

以上、明菜ちゃんの結婚までの道のり。幸せが沢山ありますように!

アラフォークリスチャンの結婚(1/2)

先週の週末、結婚式があり、金曜の夜、北軽井沢へ出かけた。

春なのに大雪が舞い、明日はどうかと心配したが、
翌朝は青空に澄んだ銀世界が美しかった。
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今回私が泊まった宿は、教会所有のゲストハウスという宿泊施設で、
結婚式場に隣接しているため、関係者が多く集まっていた。
土日連続で1組づつが式を挙げる予定だったからである。

土曜はクリスチャンでない方が、日曜はクリスチャン同士が、結婚する。

両家それぞれの思いはあろうが、
私としてはクリスチャンの新婦を知る者として
日曜組に興味を持っていた。

明菜ちゃんは私と仲の良いタイプではなかったのが、
ある時を機会に話すようになり、親しくなった。
彼女は私より年上だが偉ぶらず、知る限り、クリスチャン歴は長い。

正直、地味なおとなしい感じで男性に興味はなさそうに見えた彼女が、
しかも、この年にして(失礼)初婚なのだから、JCFとしては励みになり、
心からの祝福を送らずにはいられない。emoji063.gif

結婚式前日、私は彼女に思いを馳せた。
今頃ホテルにこもって明日の準備中かな~などと思っていたら、
ひょっこり結婚式場の広場へ現れた。

・・・(@@)え、どうしたの!何してるの!?

すると、「お昼だから、みんなに会いたくて来ちゃった(照)」
と首をすぼめる。

さらに、宿泊先を訪ねたら「ゲストハウスに泊まっている」と答えた。

え?そんなとこでいいの!?

加えて明日の準備はいいのか尋ねると、

明日のスピーチ内容が決まってないだけでなく、
新婚旅行先も決まってないのに、
式後、新婚旅行することだけは決まってる、と笑う。

・・・マジで!?

っていうか、明菜ちゃん、それ、フツーの人が聞いたらドン引きだよ。

私はクリスチャンだから、なんとなく、そういうのも理解できるけど、
多分、神様の存在を信じていない人が聞いたら、驚くよ。

なのに、この場に来た彼女。

話をする時間はあるか、と聞けば、うんと言う。

そこで、私は明菜ちゃんに結婚にいたった経緯を語ってもらった。

開口一番、彼女が放った言葉は私にとって、爆弾のようであった。

(続く)

全日本独身クリスチャン女性連盟

週末、2人の女性と1人の経営者から、ブログネタで話しかけられた。

普段コメントがないだけに、ブログを読んでいると思いがけない人に言われると、
ものすごく、うれしい。

さらに、その女性の一人(25歳)とは面識がなかった。
どうやってブログを知ったか尋ねると「桜子 ミヘルスベルグ」と検索したという。

・・・お洒落なワードで調べてくれてありがとう。
その話をこの人に聞かせてあげたいよ。

というわけで、女性読者の存在に発奮し、私は思い切って、
全日本独身クリスチャン女性連盟(Japanese single women Christian Fellowship 略してJCF)の話を書くよ!

折しも、JCFメンバーが晴れて結婚の門出を迎えた。
池内明菜(43歳)さんは、長い祈りによって先日ゴールインしたばかり!
彼女にまつわるエピソードを語ろうか!?

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・・・って、

ウソついてんじゃねえよ!JCFて何だよ!(byハリセンボン春菜)

一人ボケてつっこむ。
全日本独身クリスチャン女性連盟とかありそうだな~と思って
つい書いた。ええ、そんなの存在しないつーの。

だけど、クリスチャンのアラフォー女性が結婚された。
それはホントだよ・・・h3.gif

(続く)

友達の結婚式

同い年の友達が、結婚した。

お相手は、一流大学の大学院を出て、
優良企業に勤める研究員である。

だがその点、私の友も全く引けを取っておらず、
有名女子大を出て、欧米等へ学会に出かける才女である。
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と、いうことを結婚式に出るまで、すっかり忘れていた。

披露宴の祝辞を聞きながら、菜々子ちゃんが昔、
「来週から学会なの~」とか言ってたな、と思い出し、
色んなスピーチを聞きながら、改めて彼女の有能さを知り、
ふだん知らなかった面を聞いた。それは、次の通りである。

●入社倍率40~60倍の難関を突破してノーベル賞受賞者もいる研究所に入った。
 (と、教授が仰っていた。私にはそんなことは一言も言ってなかった)
●日頃はノーメイクだが、この日はお化粧をしていてとても綺麗だった。
 ※1週間前に彼女は「(式では)お化粧するけど笑わないでね(笑)」
 と言っていたが、笑うどころか美しかった。

さらには彼女の幼なじみが次のように彼女を評していた。

「奈々子ちゃんて、ピアノもテニスも何でも出来る。
 出来ないことなんてないんじゃないかな?」

えーーーーーーーーーーーーーーーー! 

だが、周囲もウンウンと頷いているではないか。
(知らなかった!奈々子ちゃん、もっと私に自慢して~)

しかし、そこが彼女の彼女たるゆえんを良く表しているエピソードである。

彼女は控えめな、女性なのである。
先ほどから聞いているとスーパーウーマンのようだが、
私から見ると普通の女性であって、
どっちかといえば、能力よりも性格が特筆の、心優しい人である。

おまけに、恥を晒すようだが、彼女はいつも私を褒めてくれるので、
私は自分が凄いのかと思っていたが、現実は反対であった。

(なんだ、勘違いしてたわ。裸の王様だったじゃないのー!)と、
空想の中にいる彼女をぽかぽか叩いた。さっそく彼女にこの話をしよう。
そしたら、きっと笑ってこう言うはずだ。

「えー、桜子ちゃん!私、何も出来ないよ~」

しかし。その日の彼女は、最初から最後まで才女のままだった。
私が知っている、「出来ないよ~」という奈々子ちゃんではなかった。
宴もたけなわで、私は頭の中がこんがらがっていった。

“私は彼女の友達じゃなかったっけ?”
“今までこんなに優秀な人の傍にいて、何も教えを乞うてこなかった・・・”
“いったい今まで彼女の何を見てきたのかしら?”

と、少なからずのショックを受けていた。

それでも、その日は結婚式だ。ともかくめでたい!と結婚を祝福し、
良い気持ちでさっさと眠ろうとして

・・・まったく、眠れなかった。

ベッドに入って電気を消した途端、
目から水がぽろっとこぼれた・・・。

“なにかしら、これは!? ”

結婚式と披露宴で、涙の1滴も流さなかったのに、
目からぽろぽろと涙が出ていた。

とまれ、と念じても止まらなかった。

出会ってから今日までの日々が走馬灯のように浮かんできて、
今すぐ彼女の声が聞きたくなってしまった。

だが、そんなことは結婚式初日に出来るわけもなく、
ただただ悲しくて、何が悲しいのかよくわからないまま、夜を過ごした。

そして、数日後。
悲しみは徐々に癒され、私には次第に結婚式の概要が分かってきた。

私にとって彼女は友達以上の、やはり家族ともいうべき、
身内の存在だったのである。
だから私の及ばない人(夫)の手に渡り、
知らない世界へ旅立ったのは悲しかった!

そして、最後に、彼女が結婚式で見せた姿。
あれは、コインの表であって、私が見ていたのはコインの裏側だったのである。
(※意味がわからない人はコインの裏側をクリック)

だから、私はそこで落ち込むよりむしろ、喜ぶべきだったのである。
両方の側面を知っているからである。

そんな単純なことに気づいたとき、私はとても嬉しくなった。

友達が結婚することは、かくも深いものである。
この年になって、また新たに結婚への想いを深めた。

と、私は心底、驚いた。