カテゴリー別アーカイブ: LOVE(愛)

町へ出よう、婚活しよう

仕事先での話。

相談があって連絡したら、先方も私にちょうど連絡しようと思ったといい、
お互いに、なんてタイミングがいいんだろう、と意気投合して2年ぶりに再会した。

久しぶりだったのに、そのブランクがなかったどころか、気がついたら話はプライベートな話題の婚活になった。今となっては、なぜ話が脱線したのか分からない。だけど、仕事よりこっちの話の方が盛り上がった。

お客さん 「もう、僕ね、周囲に『婚活宣言』してますもん。
        この年だし、次に付き合う子に決めようって」

桜子    「(いったい幾つなのだろう・・・)で、具体的にはどんな?」

お客さん 「仕事が終わったら会社にいないですよ。とっとと帰る。
        平日はテニスクラブ、週末はマンションコミュニティーの会とかに出かけ・・・」

桜子    「へえーっ。それで見つかるものですか」

お客さん 「うん、だってみんなに声とかかけて、仲間とかつくって遊んでー」

桜子    「いいなぁ・・・私もその仲間に入りたい・・・」

お客さん (私の名刺をちらっと見て)「なんか、桜子さんって忙しそうだからちょっとね」

桜子    「えっ、だ、ダメ~!?」

お客さん 「だって忙しくて時間がなさそう。僕なんか、いまアプローチしている子には、
       今度会ったら会社辞めたら?って言うつもりで、いま、ちょうど佳境(^^)」

桜子    「で、で?」

お客さん 「実は今夜、デートなんですよ(照)」

桜子    「おおーっ!!」

翌朝、いの一番にメールした。仕事で投げたボールの話より、お客さんの結果が気になったから。

ばっちりです (^^)v fromお客さん

おおおっ。と、言うことは、昨日ハッピーカップルがまた一つ生まれた、というわけだ。

すごいぞ、お客さん。すごいぞ、すごいぞ、The婚活。


ちなみに私はいつも超ヒマヒマです。どなたかよろしくお願いします by桜子

たとえばこんな愛の告白

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「なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな(与謝野晶子)」

なんとなくあなたが待っているような気がして外へ出てみたら、花の咲く野辺でお月さまがとても綺麗でした。(意訳by桜子)

たとえばこんな恋の始まり

明後日は、仕事でも付き合いのある親しい友達のお誕生日。
私はささやかなプレゼントを持参して外苑前の商社に出かけ、会議室に通されるやいなや本題を切り出した。当然、仕事ではなく、このプレゼントのことだ。

私 「はい、これ。今日はこのために来ました」
   (誕生日プレゼントを渡す)

彼 「!?」

私 「明後日、お誕生日でしょ。ちょっと早いけど、
   今日はこれを渡したかったんだよね」

彼 「え、まじ!?覚えてくれてたの!?」

私 「ちょうど、母も明後日お誕生日だったからケーキを焼いたの。
    ちょうどいいなと思って」

彼 「えーっ!!ケーキを作ってきてくれたの!? まじで!?
   俺、すげー、感動しちゃうんだけど」

私 「笑」  

彼 「いやーっ、ほんと、ありがとう!!すごく、うれしいよ。
   なんか・・・好きになっちゃいそうだよ」

私 「なって(^^)」←余裕の微笑み

彼 「笑」←照笑い

   *    *    *    *    * 

なーんていうの。どうかな、どうかな!?

書いていたらちょっと照れてきた(笑)

実はこれ、彼が彼女に置き換わる。当然、男性言葉は女性言葉に変換される。でも、会話は全くそのまんまである(笑)。帰り道、これが異性だったらすごくロマンチックだったのにな~と思いつき、ついこんな遅くにブログを書いてしまう。

はせぴょん、これってどうよ!?

とにかく(ちょっと早いけど)おめでと~★

世の役に立つサービス作り

今度うちのチームは新しいサービスを出す。だから、私は昨年末からずっと新サービスについて考えている。産み出す以上は、みんなに愛されるサービスを作りたい。
どんなサービスだと喜ばれるだろうか?

それを考えていくと、当然次に必要なことは(いやそれ以前に必要なことだが)、どうしたら儲かるかということで、自分がやってみたいという企画を通そうとすると、いつもお金が必要になり、どこから出すかということになってしまう。それで、いつも似たようなことを考えている自分がヤになった。

結局、何処かからお金を出してもらいたくて、およそ発想が同じ所へ帰結していく。

夜、ため息をついて頭を机につけた。

もっと世の中の役に立つようなことができないだろうか?

なんか、ネット上で提供したサービスが誰かを救うとか、癒すとか、
それで困っている人たちが潤うとか、もっとなんというかそういうことを!!!

ボランティアとかNPOとか、いくつかキーワードが浮かんだが、いまひとつ、どうもコレというものがでてこない。

うなだれたそのままの姿勢で、傍らにあった「助けてフォン」をつないだ。

「あの・・・私、ちっとも社会の役に立っていなくて、なんかなーって・・・」
「このままでいいのかなーとか、もっと何かあるんじゃないかって」
「なんていうか、ダメだなあ・・・って」

受話器から声がする。

「なに言ってるの、いろいろやっているじゃない。
 そう思っただけでもいいわよ。
 それにね、もし何もできていないとしても、
 生きているだけで十分、いいんですよ」

頭の中で、うーん・・・と考えて、ちょっとだけ救われた。

それでしばらくしてから、ひとつだけ、自分に出来ることを見つけた。

目立たなくて地味だけど、私にしか出来ないこと。

それはお祈り。

世界を見上げる前に、身の周りから実践できることである。即戦力もある。

そうだよ~、これがあったんだ~。なのに、ぜんぜんお祈りしてないな・・・・・。

神様、こんな私をおゆるしください・・・・とかなんとか、
ごにょごにょ言っていくうちに、いつの間にか、お祈りをやめる。
つい、ほかのことを考えてしまう。

結局一番簡単にできることが、もっともおざなりになって軽んじていたりするんだよなぁ。

バレンタインデーの選択肢

新年早々というのに、数日前、ぼんやりバレンタインへ思いを馳せた。

お菓子メーカーの陰謀であるバレンタイン。生きるか死ぬかぐらい真剣だったのは中学生時分だった気がするが、やがてくだらないと思うようになった。しかし、ある時期を境に私は心を改めた。

バレンタインは冷めつつノる、これに限る。

銀座の広告代理店に勤めていた頃だ。

同僚4人で職場近くのフレンチへいつものようにランチに出かけた。食後、一人が真っ赤な顔をしてチョコを取り出した。なんとウェイターに用意していた。渡された彼は驚いていたが、私も目が飛び出るくらい驚いた。
「近所のウェイター(たぶんバイト)が恋の対象」という発想の豊かさに、深く感心したのである。

人生、心掛け次第で世界は変わる

と、そのとき教わった。
ついでに、その同僚が、女性として私の目には大変可愛く見えた。そう、女性は幾つになっても、女を忘れちゃダメと飯島直子も言ってたようにときめきは大事にしよう。2月14日は立ち止まって考える日だ(ちょっとだけ)。

そしてふと、山に向かって目を上げ・・・(聖書のくだりをちょっとパクリ)

「森」 とにかくたくさん渡す
「林」 周囲に少し渡す
「木」 一人だけ渡す

などと考える。ついでに松竹梅もアリ。

「松」 本命のみ
「竹」 本命はなくとも気になる人に渡す
「梅」 義理ばっか

さて、今年はどうかな。皆さんはいかがでしょうか。

2007年クリスマス会

暖かい集いというのは、
どこにでもありそうで、簡単に手に入りそうで、実はすごく難しい。

振り返ると、恋人と過ごすクリスマスより、
こんな集いのほうがはるかに良くて、幸せな気持ちだったりする。
たぶん、こちらのほうが、深くて濃厚なのだと思う。

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境遇も環境も違うのに、
神様のおかげで、ひとつの家族みたいに、
みんな色々つらいことはたくさんあるけれど、
ともに歌い、ともに語らい、ともに会して、
本当に暖かい一日だった。

あまりの暖かさにこんな一節を思い出した。

-ビスマルク(ドイツの初代総理)が妻に宛てた手紙-

私はおまえを主にあって心から愛するために結婚した。
私はこの世にあって外で冷たい風が吹き、凍りつくような寒い晩などに、
暖炉の火が赤々と燃えている暖かい我が家を心から切に求めたがゆえ
に、おまえと結婚した、と言ってもいいだろう。

私は暖炉のように暖かいやさしい心を持ったおまえを大切にしてゆきたい
と思う。

そのために私は、そのかまどの中に木の枝をくべ、火が消えないように
するために、あらゆる悪からおまえを守り、小さなともし火が風に吹き消さ
れないように、一生懸命になりたいと思う。

というのは、私にとっては主イエスのあわれみを除いては、
おまえの愛よりも尊いものはないからだ。

さて、来年こそ、神様よろしく!!