カテゴリー別アーカイブ: 身の周りのニュース

東京に雪ぞ降りたる

雪が降った。
snow.jpg←こんなに。

うそ。勝手に画像を拾ってきた。(怒られたら削除)

雪はいいなー。見ていると飽きないよ。

もし、雨がめったに降らなかったら、
やっぱり見ていて飽きなくなるのかな。
雪みたいに、
雨が好きになるのかな。

はたはたと舞い振る雪をみていたら、
今までの嫌なことや辛いことを全部洗い流して、
忘れさせてくれそうで、気持ちよくなった。

街が雪のせいで、静かになる、これも好き。

そろそろみぞれになりそうです。

たとえ何があっても,2008。

『たとえ何があっても~No matter the cost~』

ミネソタ州のデヴィット・ウォレスは牧師の息子だった。
彼はある時、雑誌向けのユニークな企画を思いついた。
それは主要な雑誌記事から話題を集めて要約し、毎月31日分を掲載するというものだった。広告収入に
換わって発行部数が頼りだった。

ウォレスは多くの出版社にこの企画を持ち込んだが、全出版社から断られた。断りの手紙が次々に送られてくるうち、ウォレスは失望して意気消沈した。しかし、彼の新妻ライラだけは、この企画を素晴らしいものだと信じていた。ライラは彼女の収入で夫を2年間サポートし続けた。

しかしウォレスがついに、もう辞めたいと言い出した。
だが彼女は主張し続けた。「続けるべきだ」と。

これが、やがて、のちに生まれた「リーダーズ・ダイジェスト」誌の秘話である。

愛を持って、忠実に夫を支え、支援し続けた妻によって、アメリカの「リーダーズ・ダイジェスト」は生まれたのである。

『誰かを愛する人は、どんな犠牲を払っても、誠実であろうとするでしょう。また、いつもその人を信じ、その人に最善を期待し、いのちがけで、その人を守りぬくでしょう(リビングバイブル)』

転んでも、負けじゃない

クリスマスにもらったノーマンロックウェルの絵本がとても良かった。添えられた文章を編集し、一話お届けする。

「The real winner」

知的障害者のオリンピックでの出来事だった。
9人の選手が白線に並びスタートを待っていた。徒競走のピストルの合図が鳴り、選手達はいっせいに走り出した。

ところがランナーの一人が途中でつまづき転んだ。
転倒した選手は痛みが走り、彼の胸は失望で破裂しそうだった。感情がこらえきれず大粒の涙がこぼれた。他の選手も鳴き声を聞きつけ、一人また一人と立ち止まり、彼の元へ戻り始めた。
他の選手でダウン症の女の子も彼のそばにやってきた。
彼女は「転んでも負けじゃないわ」と言って、ひざまずき彼に優しくキスをした。

彼は立ち上がった。そして他の選手達と手をつなぎ、一緒にゴールに向かって歩き出した。彼らがゴールしたとき、スタジアムの観客は立ち上がった。そこにいた人はみな、改めて思い起こしたのだ。他の誰かを助けることこそ、人生における真の勝利者であり、自分のために勝つことよりも大切であることを。
スタジアムには長い拍手が響き渡っていた。

「私には、幸せを与えることは、それを手に入れることよりも崇高に見える。さらには、自分が天国に行くことよりも、他の人が行けるように手助けすることの方が重要なのである」(ルイス・キャロル)

某上司の告白

★ 桜子の超気まま幻日記:この日記は夢かまぼろし。ヽ(▽⌒) ☆
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■俺の耳に手を出すな         
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         *.;”.*・;・^;・: (*_*;):・;^・;・*.”;.*:
             ついウッカリ

 俺は、酔うと耳を噛む癖がある。

 だからといって、女性の耳を噛んだりはしない。こうみえて、記憶はしっかり
としているのだ。へまはしない。

 先週の夜も、そうだった。気心知れた同僚と熱々の鍋を囲み、日本酒を
ぐぐぐっと一口飲んだら、すっかり上機嫌になった。「そんでよーっ」と言う
のが早いか、隣にいた後輩に絡みつき、片方の耳を噛んだ。ガブリ!!!

 翌朝。

 徐々に緑が増えていく窓の外を眺め、キオスクで買ったサンドイッチを
開けたら、俺の携帯に、部下のKからメールが届いた。

 「おはようございます。Kです。部長が昨日噛んだ僕の耳。僕は先月、
耳の手術をしたばかりです。昨日噛まれた箇所がまだ痛んでいます。
もうお酒を飲むのはやめてください。」

 俺の背中に冷たい汗が流れる。なんてことをしたんだろう。悪いことを
した。明日会社に行ったらアイツに謝らなくては・・・!

 ところが、二時間後、Kから再びメールが届いた。

 「悔しくて悔しくて眠れません」

 たった一言が書いてあった・・・。相当怒っているようだ。ああ、なんてことを
したのだろう。両手で頭を抱え、苦しくなる胸を抑えた。K、本当にすまない。
 俺は翌朝出社すると、早速Kを会議室に呼び出し、平身低頭で心から謝罪
した。すまん、本当に悪かった。

  *    *    *     *      * 

 あれから半年。

 過ぎたこととはいえ、思い返しては胸が痛む日々が続く。ようやく最近、
誰かにこの話をすることで、少しづつ自分の失敗を消化してきている。

 そうそう。

 そういえば、最近、幸せとはなにか?、を良く考える。

過去の反省もあって、俺は自分中心の生活から、他人のことをよく考える
ことが、結局は自分の幸せにかえってくる気がした。
 あの日熱い思いで、手帳に書いた言葉。(誰にも見せたことがない)
20071130225048.jpg

世のため、人のためになる!!!

 これを見ては、気持ちを新たにしている。

 先日ある部下の昇進試験勉強に四時間以上付き合ったのも、この言葉が
あったからだ。幸い、めでたく合格して、俺は心底うれしかった。なぜって、
そいつはKだったから。

 失敗は苦しいが、大事なことを得る糧でもある。
Kからのメールは今もしっかり携帯に保存し、いつなんどき、耳を噛みかねない
自分を戒めている(笑)