カテゴリー別アーカイブ: 身の周りのニュース

友達の告白

憂鬱な顔をして友達が話しかけてきた。

「桜子ちゃん、あのね、私、悩みがあるの・・・。
 会社で今、同い年ぐらいの女の子が続々と結婚していくの。
 それでね、何人かは妊娠していて大きなお腹で出社してくるの。
 私、その子たちを見ていると、幸せそうな様子につい、妬んでしまうの」

なんの前触れもなくはじまった告白に、私は心底驚いた。
思わず「・・・・・・・・偉いね」と言った。
彼女がそのあと、「妬んでしまう自分がイヤだ」と真剣に嘆いていたからだ。

彼女が素直に自分の気持ちを打ち明けてくれたこととか、
私なんかに相談してくれたこととか、私はど真ん中で感動し、
なんとか彼女の力になりたくて、「そういうことに気づくだけでも、十分偉い」
と励ましてみたが、それは何の慰めにもならなかったみたいだ。

「桜子ちゃんは、そういうこと、ない???」

幸か不幸か、こういうとき社内で女子率が極少というのはありがたいもので、
その共感する思いは私にはなかった。だが、隣の芝生が青く見える心情はよくわかる。

一緒になって、悩んでみた。

どうしたら、嫉妬心から抜け出せるだろう?他人を妬む気持ちをなくせるだろう?

いろいろ考えて、結局、それをなくすのは無理だね、と言う結論に達した。

だから、仕方がない。じゃなくて、
だから、そういうときは、自分は人の幸せを妬んでしまう者だから、
神様ごめんなさい。
こんな私だけど、人の幸せを喜べるような愛のある人間になりたいです。
これからもこんな私をよろしくお願いします。

・・・・・と、自己否定に走るのではなく、自己容認してダメさを神様にぶつける!
っていうのは、どうだろう?と話した。

たしか、これには納得してくれた様な気がする。

本当にね、世界中の誰もが好きで、みんなのことが大好きで、という
愛溢れる人になりたいけれど、それは絶対に不可能なんだよね。

誰でも、自分に対して優しくしてくれる人を愛するのは簡単で
自分に対して意地悪な人や、冷たい人を愛するというのはとても難しい。

本当に偽善じゃない優しさとか愛は難しいよ・・・・。

WOW 2008 End year party

20081216204812.jpg 「世界的な活動をしているクリエイト集団WOWさん」と誘われたので行ってみた。事前にHPも見たが、世界的な活動をしている集団はたくさんあるので、結局、その意味がよくわからないままお邪魔した。

私   「このパーティはどう行った方が来られているんですか?」
Hさん 「クリエイター、広告、CM制作といった方々ですよ。ほらあの人は有名な・・・」

20081216205534.jpg  人混みを撮りたかったけど肖像権の関係で・・・壁をとりましたw

会場の方々は、ヘアスタイルや眉毛ケア、メガネへの心配り等など、お洒落な人が圧倒的に多く、特に男性陣がいかにもクリエイター

WOW代表取締役社長の高橋裕士社長(アップル社のページ)は20歳から働き始めたそうで、もともとは仙台で仕事を始めていたのが、東京(渋谷)へ活動の幅が広がった模様。WOWは、映像インタラクティブスタジオということで、パーティーの合間、某テレビ局の人に混ざって、社長室と社内の様子を見せて頂いた。

ひさびさに活気あるパーティ、堪能させて頂きました。m(__)m

私はAV女優ではありません

下品な言葉を自分のブログに載せるのは嫌いだが、シリコンバレーに住む才女、
渡辺千賀さんのブログエントリー「私はおじさんではありません」に倣って、
このタイトルにしてみた。

なぜ、この話をするかというと、千賀さんのブログエントリーを読んだ読者が
次のコメントを寄せていたのに目が釘付けになったからである。

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Chikaさんの視点は充分に女性らしいです!確かに切り口がスパッとしている
ところは、男性的かもしれませんが、その両方がバランス良く両立している文章
が好きです。
こういう文章を書ける人は、男性でも女性でも、Chikaさんと、桜子さんという方
しか知りません。
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えー!!これって・・・・ひょっとして、もしかして・・・・・!?

実はこの記事自体は2005年11月に書かれたもので、当時なら桜子という名前で
ブログを書いていた人は今ほど多くはなかったはずだ。

私はたった一人のコメントにトキめいてしまった。

だが、私の名前には苗字がないので、残念ながら絶対これは私、という確証はない。

先日、知り合いに言われたのだが、私の書いた記事を検索すると、
桜子(AV女優)の検索結果としてインタビュー記事が表示されるのだという。

・・・ショックだ。

念のために書いておく。

私はAV女優ではありません

お薬

200542102-001.jpg 愛がなければ生きていけません

病気の時は、薬がないと生きていけません

ということで、病院へいってきたら、処方箋を出されたので、薬局へ行った。
薬剤師さんが、薬を出してくれて、私に話しかけてくれた。

「桜田さん、2年ぶりですね(^^)。前回はこのお薬でしたよ。
今回処方されたお薬は、1時間に1回使ってくださいね。
この薬の効能は・・・なんですけど、・・・・ですから、お薬つけるのは
大変ですけど頑張ってくださいね」

とても丁寧に説明してくれたので、私は思わず感動して言った。

「ありがとうございます。・・・そんな丁寧に説明してくれて、
 ・・・スゴい、感動しちゃいました」

そしたら、薬剤師さんが

「そんな・・・・(照)。そんなこと言われたの、初めてです。
 僕の方も感動しちゃいました」

お互いに、照れ笑いして、にこにこした。

こういうのが日常にもっとあると、幸せになるんだよなあ?。

悲しみよこんにちは(続き)

今朝も清々しい朝がやってきた。いつもの道を歩いて会社へ向かう。
道すがらお財布を探してみたがやはりなかった。

昨日は警察に行き、落し物を申告した。

走馬灯のようにお金はもちろん、今まで貯めてきたポイントカードとか、
お誕生日に頂いたスターバックスのカードや保険証、クレジットカード、
ヨガスタジオの回数券などが浮かんだけど、
ポルシェが盗まれることに比べたら安いもん、と思った。

今回の事件、私はけっこう、深くかみしめていて、それなりに感謝をしている。
身の上に起こるすべては神様から来ている、と信じているので、
これも何か意味があるのだと思っている。

戒めかもしれないし、教訓かもしれないし、
それは何なのかまだよくわかっていないけれど、

今回すごく思ったのは、この程度でラッキーだった、ということと、
今持っているモノはいつ失うか分からないから、
持っているうちに出来る100%のことを毎日目指さねば、
と思った。

世の中には思いがけない酷いことにある日突然、巻き込まれる人がいる。

ひったくりや泥棒、車からの追突といった、突発的事件は、
金銭的な損失以上に、心の傷を負う。その深さといったら計り知れない。

私は昨日、お財布を無くしたけれど、ふだんお財布をなくしていない状態というのに、
もっともっと感謝しないといけないなー(++)と、しみじみ思った。

当たり前の普通の生活は、もらって当たり前、じゃなくて、やっぱり恵まれているのだと思った。

というわけで、神様、大事なことを教えてくれてどうもありがとう。

けど、やっぱりお財布見つけて下さい。。。

悲しみよこんにちは

feragamo.jpg今朝は清々しい朝だった。

私は早起きをし、朝食を作り、朝のゴミ出しをし、図書館へ本の返却に寄って、
駅に着いた。
さて定期を取り出そうという段になって、気がついた。・・・お財布がない。
慌てて家に帰って探したら、あるはずが、見つからない。

いやな予感。

そういえば昨夜は鞄からお財布が覗いてたっけ。
帰り道、耳につけてた曲をボリューム最大にして、
歌いながらノリノリで帰宅したよな・・・。

これは、落とした(゜Д゜)

これは、落としたに間違いない(゜Д゜)

うわーん!!Σ(|||▽||| )

悲しみにくれる頭の中に、聖書の言葉が浮かんできた。

「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。」
「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」(聖書)

・・・そうだ。どうせ死んだら、天国にお財布は持っていけないし、まあ、いいや。

でも・・・やっぱり悲しい。落ち込む頭の中で元気になろうとして、もう1つ考えた。


 「癌になるのと、お財布落とすの、どっちがいいんだろ?」

と想像しかけて、不謹慎な天秤をした自分を恥じた。

どう考えたって、そりゃ、お財布。 Σ\( ̄ー ̄;)ペシッ

冒頭のフェラガモ画像のわけは、私のお財布がフェラガモ製だからです。
誰か拾ったら連絡ください。色は黒です。by桜子

会社de香水

YSL1002.jpg私はネイル好きだが、香水も同じくらい好き。

子供の頃、父親が海外出張すると必ず母親へ香水をプレゼントする姿を見ていた。
そうか、外国へ行ったら香水を買うものなんだ、と子供心に思ったが、
あれから数十年、私にはいまだに買ってくれるステディはいない・・・。

そんな前置きはさておき、私は香水を会社のお手洗いに保管している。
今日そのボトルをみたら、ちょうど最後の1滴が出るか出ないか、という状態だった。
そこで、悔しくなって、瓶の蓋を開けて、ぶんぶん振ってみたら、
かすかな香水が掌についたので、しかたなく両手をこすり合わせて、席に座った。

昼休み、会社の男の人が、話しかけてきた。

会社の人 「桜子さん、桜子さん、今日香水を掌にこすり合わせたでしょ?」

私      どきっ。

会社の人 「それで、会社の入口のノブ、触ったでしょ?」

私      (な、なんで、分かるんだろう!?) 「うん、たぶん・・・」

会社の人 「ああ、やっぱり!そうだと思った。僕、今朝からすごく良い匂いがするの。
        なんでだろうと思ったら、手が匂うんだよ、それで一生懸命推理してさ、
        君しかいないと。
        でも君のこと触ったわけでもないし、どうしてだろうと考えてさ・・・・」

私      「え!?もしかして、みんな『匂う?』とかって、言ってました?」

会社の人 「言わねーよ、そんなことに敏感なの、俺ぐらいだもん」

一瞬、すごく焦りました。推理がどんぴしゃだったのには拍手です!!

離婚に悩む人々

男友達が離婚の危機だと言ってきた。
そういえば、この間会った男性らも同じようなことを言っていた。
みんな状況が似ていて、妻からの離婚切り出しである。

今日の彼に関して言えば、数年前にも同じことを言っていて、毎度のことなので、私はいつも言う定番のセリフを発した。

「ダメだよ、離婚しちゃ」

いつもなら、ハイハイと相手に適当に相槌をうたれるのに、今日はいつにない返事がかえってきた。

結婚したことがない人にはわからないよ。

グサ。

だけど・・・苦しみを理解しようとする努力に欠けていることにも気づかされた。

ごめんね。

もう少し、違う言い方があったのかな。

でも、離婚カップルは少しでも減ってもらいたい。
どうしたらいいんだろうね。

What Marketers Can Learn From Obama’s Campaign?

adage-logo.gif(米広告系雑誌)
今年度の最優秀マーケターはバラク・オバマ氏。

いまでこそ「当選だから、そうだよね」と言う気もするが、選ばれたときは大統領選のとき。
黒人というハンデ、バラク・オバマという名前のゴロがよくないハンデ、ヒラリー夫人と戦うハンデ?を乗り越えて、「Change!」で当選。

Take a relatively unknown man. Younger than all of his opponents. Black. With a bad-sounding name. Consider his first opponent: the best-known woman in America, connected to one of the most successful politicians in history. Then consider his second opponent: a well-known war hero with a long, distinguished record as a U.S. senator.続きはココ

ネットレイティングスの萩原雅之社長がこれに関して書いた記事(日経産業)を要約すると、次の手法が評価されたようである。

・ブログやSNSによる小口献金の成功
・支持者ネットワークの構築
・Facebook(米SNS。mixiみたいなの)の創業者などの力を借りて、ソーシャルメディアを駆使。

 →結果
   1.YouTubeであげられた動画の再生回数は、オバマ氏8700万回、マケイン氏2300万回。
   2.FacebookSupporters(mixiのコミュニティ)は、オバマ氏204万人、マケイン氏56万人。
   3.MySpaceFriends(マイミク)は、オバマ氏79万人、マケイン氏20万人。

「これらの数字はコストをかければ増やせるという単純な話ではない。有識者が自分の意志で視聴したり登録した回数だ。サイト特性を生かした仕掛け次第で数字を増やすことは可能であるし、それがオバマ・マーケティングが評価された点である(萩原雅之氏)」

私もそういうことを仕事でしたいっっと思いました。