カテゴリー別アーカイブ: 海外・国内旅行

倉敷市大原美術館で出会った観光ガイドさん

岡山県倉敷市の旅の続き。

 珈琲でも飲んで帰ろうか、というときにO夫人が橋のふもとに佇んでいた男性から声をかけられた。要するに、景観について教えてくれたのである。だが、これがきっかけで男性は大原美術館のうんちくを語りだし、「おたくらに、俺が10年かけて蓄積してきた知識を全部教えてあげる!!」と言って、私たちをあちこちへ連れまわし始めたのである。いや、連れまわして頂いた、というべきか?

 
 ★その証拠動画はこちら(ガイドの様子)

(確かにその知識たるや10年以上の知識である)

200909041731000.jpg 迎賓館

200909041731002.jpg 大原邸

 そして要所要所で私が持っていたカメラを要求して、私たちの写真を(お願いしてもいないのに)バシバシ撮ってくださった。
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 ガイドを聞いていると、途中で白髪の大原氏が通りかかって、「あの方が大原氏だよ」と教えていただいたりもした。

 ご厚意は大変、ありがたかった。

 だが、私たちは内心思っていた。このガイドはいつ終わるのだろう?と。

 (※実は全員がそのように不安に感じていたことは後で判明した)

 時間は既に30分以上たっていた。

 ロックフェラーが立ち寄った名店とか、この奥にポルシェがあるとか、その話は確かに驚いたり面白かったりするのだが、私たちは今朝からずっと歩きっぱなしだった。
 
 それで写真を撮りますと言われると、母や私は言われた通り動いていたのだが、ついに被写体になるのに疲れたO夫人が、「もう(私は)いいわ」と言った瞬間、彼が言った。

 
 「そこに立て!!!」

 ビックリである。
 私たちはぷーっ、と一斉に吹き出した。

 「なんで命令されるの!?」
 

 笑いが、疲れと共におなかの底から一気に込み上げた。ゲラゲラ笑った。今書いてても笑ってしまう。笑い過ぎてヒーヒー言いながら、流れに身を任せる雰囲気になって、結局1時間ぐらい歩いた。

 最後、この方が「500円をくれないか?」と仰ったので支払って終わった。
 
 なんだ、そういうこと?と思ったのだが、金額が僅か時給500円だ。首をかしげた。どうしてガイドをしてくれたのか。
 皆でいろいろ考えた結果、母が「もしかしたら、あのセリフは一人当たり500円という意味だったのかしら!?」と言うではないか。

 
 ハッと皆で顔を見合わせた。

 だが〝確かにあの人は『コーヒー代に500円くれない?』と言った〝と私が
 言うと、

 「よかったー、コーヒー代なら500円よね」

 「そうよー」
 
 「じゃあ、だいじょうぶね、よかったー」

 と言うので、全員でハハハ、ハハハ、と笑い合った。
 

 お土産話をたくさん頂いて、素敵な思い出がまた一つ増えた。

岡山県倉敷市~広島旅行で大叔父と初めて会う

9月4日、生まれて初めて岡山県の倉敷市へ出かけた。大伯父に会うためである。
初日は岡山に宿泊し、翌日は広島へ泊る予定の2泊3日の旅である。

メンバーは、母と未亡人のO夫人に私の3人。
羽田空港で待ち合わせをして岡山へ飛び、倉敷駅で岡山在住のM婦人(O夫人の友人)と待ち合わせして、大伯父宅へタクシーで行った。

そこで驚いたことが4つある。

<その1>
M婦人と大伯父に共通の知り合いがいた。
(抽象的な表現なので、感動が伝わりにくいと思いますが)

<その2>
M婦人が毎日曜日出かける場所のすぐそばに大伯父の家はあった。

<その3>
大伯父がベネチアングラスを見せてくれたことから話が派生し、「なんでも鑑定団」に出た過去があることが判明。TV局に請われて2度も出演しており、そのお宝話が半端じゃなく凄い。書きたいけどそれは書けない。ああ残念。
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(「なんでも鑑定団」の北原照久さんにお会いしたら今度この話をぜひしたい)

その後、全員で美観地区へ。
200909041604000.jpg 日本にこんな場所があったとは!

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アイビースクエアで素敵なランチを頂いて、日本初の西洋美術館である「大原美術館」で素晴らしい収蔵品の数々に感動した私たち。
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夕暮れになって大伯父とM婦人と別れた後、最後の珍事は起こった。

★最後の珍事を読む→ココをクリック

Sakurako in Hong Kong 美食博覽

Trade Hall for buyers(バイヤー向け)
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・三菱東京UFJ銀行
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Compered with Public Hall,there’re few people like this.
(パブリックホールの混雑具合と比べてトレードホールには人がまばら)

Japan zone

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・熊本県
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Canada zone
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having a chat with them

hongkongfood2.JPGfrom Philipine

Hong Kong International Medical Devices and Supplies Fair
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hongkongfood8.JPG 手を触って痛い所を治療する技術。
※日本にはまだ来ていないそうだ。

というわけでいろいろみて、最終日。さよなら香港 See you soon,Hong Kong
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アジア最大のフード見本市、香港フードエキスポ

私が香港に行っている間、日経新聞に記事が出ていたそうなので後でココに取り上げたいと思います。

出展模様のごく一部
(※エキスポ会場は①パブリックホール②トレードホールに分かれていて、パブリックホールがtoC(対コンシューマー)、トレードホールがtoB(対企業)にて、さきほどから桜子ブログでご紹介し続けているこの賑やかな模様はすべてパブリックホールです)

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出前一丁(日清)の動画はこちら

Hong Kong Food EXPO Day1st.(香港フードエキスポ初日)

2009年8月12日(水)香港フードエキスポ初日。

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オープニングセレモニーが9時半から行われるゆえ、11時開始のところ、9時半に香港コンベンション&エキシビジョンセンターへ登録証とVIPカードを手に会場入りする。

日ごろ国際展示場等でIT関係の展示を見ていた私としては、それ相当のものを想定していたのだが、香港のそれは全くの別モノであった・・・!

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見よ、この人山。初日にこれだけ人が集まるなんてどんだけ?

私のビックリポイント
1)会場が広かった。 2)人がもの凄かった。

1はまあ広かったよ、ってことで、問題は人である。

普通、こういう展示会の初日というのは人がまばらだったりするのだが、パブリックホール(一般公開)には、続々と人が集まってきて、警察も出動しての、管理体制なのである。おまけに来る人の手元を見ると皆一様にガラガラ(手すりつきのカート)を持っているではないか!(エキスポに展示されている食材を買い込むのだということは後から知った)試食コーナーは開始直後からすでに列が出来ている。驚いたよ!!

炸裂する香港パワーと食に対する熱意に圧倒され、ビジネスライクな雰囲気を想定していただけに、人・人・人の波に初日午後から早くもフラフラ状態に。

とはいえ、初日は人の入りがまだ少ないそうで、「これが日を増し、時間がたつにつれて、歩けなくなるよ(byヤクルトの現地駐在員談)」との言葉通り、どんどん空間が無くなっていくのである。

このような状況下、私は今回何を着ていこう?と思っていたのだが、マックスマーラのスーツにしなくて良かったと、とりあえず思った。(食べ物が付いたらヤなので)

蟹を買った男性(黒いTシャツ)に殺到する取材陣

iphone3GSで撮影。

着ぐるみ

Hong Kong Food EXPO 2009(香港フードエキスポ)

平凡な日常生活では得てして「えっ、なんで?」という事件は往々にして起こるもので、私は30代になってから、大人というのは色んな生活や仕事の局面があるのだなということをしみじみと感じています。

交通事故とかアスキー連載とのかかわりとか。今思い返しても「桜子、シリコンバレーへの道のり」は真に奇跡だった。

 というわけで、今度は諸事情により、通信会社勤務の私が、急遽、異業種の食品業界に携わることとなり8月12日~15日の4日間、香港フードエキスポへ一人で(T T)視察に行くことになった。

image002.jpg香港貿易発展局(HKTDC)主催

香港フードエキスポとは、アジアを主に北米、ヨーロッパなどの各国から昨年は17カ国集まった有名な?エキスポだそうで、今年は20回目を迎える。
エキスポ内には、トレードホールとパブリックホールがあり、このトレードホールでは世界各国のバイヤーが集まって食材・食品に関するビジネスセッションがあるそうだ。それで私はこのトレードホールのバイヤー枠に参加する。ちなみに香港貿易発展局に伺ったところ、日本からは41社が参加し(10日夕刻確認時点)、北海道からの出展は、北海道乳業と北海道ワインの2社が予定しているという。

※ワンチャイの香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC) にて開催


思えば、香港に行くのはこれで3度目だが、香港においてはなぜだかいつも旅の切符を頂いており、ある意味で、ありがとうございます。