夫が早く帰ってきた(2)

★「夫が早く帰ってきた」の続き

焼酎の入った氷グラスを手に夫が言う。
自分の過去ブログを読め、と。

「え、なぜ!?それ、良い意味で?悪い意味で?」

「どっちも。」

聞けば、彼は近頃、私のブログを読んで、私が昔、
辛そうな日々を送っていたことにたいそう驚いた様子。

それで、

「きみ、昔、ほんと酷い状態だったじゃない?
ブログを読んでいたら、『ああ、この人、ダメだな』と思ったよ。
昔はさ、どっちの道に進めばいいのか、前に道があるのかすらも分からず、
暗闇の中を彷徨っていたんだよ!」

・・・(@@)!?
私は当時、既に神様の存在を信じていたので、

いや、その暗闇の中にも光(希望)はあったけど?!

と反論したかったが、
30も過ぎて独身街道を駆け抜ける勢いだったので、当時、私の希望(結婚)はゼロだった。

それで結局、彼が言いたかったことは、

・いまは(昔に比べて)恵まれているんじゃない?
・もっと感謝して、人生を楽しんだら?

ということだった。(と思う。違ったら、ごめん・・・)

「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。(Ⅰテモテ6:6)」

それで、私はある聖書の箇所を思い出した。
それは私が洗礼を受けたとき、両親が選んで会衆の前で読んでくれた以下の箇所だ。

わがたましいよ。 主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ。
聖なる御名をほめたたえよ。

わがたましいよ。 主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主は、あなたのすべての咎を赦し、

あなたのすべての病をいやし、
あなたのいのちを穴から贖い、
あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
あなたの一生を良いもので満たされる

神様は私に良くしてくださったすべてを覚えていなさいと言い、
一生を良いもので満たす、と約束してくださった。
素晴らしい聖句である。

夫にこの聖句を伝えると、さすが親だねえ、と言った。

主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。きみに最もふさわしい言葉だね・・・。」

日頃、育児写真ばかり載せているので、読者の方は、ピンとこない本文かもしれない。

この渋谷で育児していて、私なりに悩んだことはそれなりにあった。(近いうちに書くつもり。悩めるママは絶対多いと思うので。)

だから、夫はそういう私をみて、もったいないと思ったようだ。
せっかく神様から頂いている今の恵みを見失っているのではないか、と。

そうして、私はこの夜、本当にそうだなあ、と思った。
もしかしたら、もっと楽になってもいいのかもしれない。

少し、凝り固まっている頭を柔らかくしたいと思った。

☆ちなみに、私が仕事で最も印象深かったのは、このとき。
ストレスで帯状疱疹

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