夫が早く帰ってきた

昨夜、いまだかつてない早時間に夫が家に帰ってきた。
たぶん今年のベスト1ぐらい。

ちょうど部屋を真っ暗にして、ベッドの中で娘に本を読んでいた私は、
寝室のドアがぬうっと開いて、ただいま・・・と言う、
彼の娘を起こすまいとする小声に跳ね起きた。

「わっ!!!ビックリした!!!!やめてよ、怖いよ!」
と、思わず叫んだ。

だが、娘は目をぱちっと開くと、ベッドの上で3回ジャンプして、
「パパ~!!!!!」と身体全体で喜びを表現。
そして、「あっち、行く」と、リビングへの移動を要求して彼に抱きつき、
しまいには、「食べる」と言って、夕食を食べる夫の横で、ご飯まで食べ始めた。

夫は、
「べべと一緒にご飯が食べられて、パパはうれしいよ」
と言った。(※ふだん夫はひとりご飯。)

アイラブユーは、こうやって表現するんだな、と
娘の、天真爛漫な姿に深く感心した。
私だって、こうやって自分の登場を喜ばれたらうれしい。

私も、もう少し、可愛い妻にならなくては・・・・・!

と、思ったけれど、
ふだんの私は、心にあることをそのまま夫に話してばかり。

そのことを指摘するかのように、
夫は、夕食を終えてお酒を飲み始めると、

「きみさあ、もう少し、自分の過去ブログを読んだ方がいいよ」
と言い始めた。

(つづく)

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