過ぎし火曜、愛娘は7歳になった。
例年、夏から自身の誕生日を心待ちにしている彼女のために、どう過ごすか少なからず悩んだ。
考えた結果、平日にささやかな誕生日会をすることにした。でもあれこれ考えていたら、中身はともかく、飾りつけは華やかになった。
自分に負担をかけ過ぎない、というのを肝に銘じつつ、気づけば年休を取ったワタシ。同僚が平日はムリ、という言葉が何度も頭の中をエコーして、私もムリだったなと感じ、準備を進めた。
そしたら前日、勤務中に学校から連絡があり、娘が休み時間に頭の衝突事故を起こした、とのこと。
血の気が引き、主人に連絡。駆けつけたらもう大丈夫、とのこと。
ホッとしたのもつかの間、夕刻に娘が吐き気を催し、私は再びパニックに。またもや主人を呼び出し、緊急病院へ。
幸い、軽い脳しんとうですんだが、命あってこその人生よ、と誕生日前に最も重要なことを思い出させてもらった。誕生日準備の苦労なんてどうでもいいのだ。。
晴れて迎えた当日、天国じじいを含む叔父2人と母、近所のお友達が来てくれて、こじんまりとしつつも、暖かな会に。
夕刻、仕事帰りの私の友人も立ち寄ってくれ、しみじみと感謝。
私の寂しさも吹き飛ばしてくれ、神様のおかげなのでした。
*ちなみにプレゼントは、アマゾンエコー「アレクサ」と工作の本。