朝から雪の2014年バレンタイン。
母は忙しかった。
「いまどこにいるの?」と9時半頃に電話をかけたら、
「銀座。すぐ終わるから、帰り道寄るわね」といって、
その言葉通り、雪が降り積もる中、わが家に来てくれた。
なぜ銀座!?と思えば理由はただ1つ。チョコだ。
「受付で『こんな雪の中、わざわざチョコを届けに来たんですか?』
と言われたんだけど、『いいえ、ついでがあったものですから』って
返事したわ」と言う母だが、ついではなかった。
父のことでお世話になっている方々へ
気持ちを届けに行ったのだ。
「よくこんな足元が悪い中、チョコ渡しに行ったねえ!」
と母の若さをたたえ、今日が誕生日の母が
予期せずわが家に来たので慌ててスイーツを制作。
娘は、自分の誕生日だと勘違いして、
ロウソクを消すの!!と駄々をこねていた。