「保育園に落ちて、精神的に参っている」と、
私のブログを読んでくださった方から私信を頂いた。
・・・そうかぁ、それは可哀想に・゜(*゜´Д)ノ 。゜ヽ
というわけで、私の知っていることを赤裸々に、もう少し書く。
もし、参考になれば幸いである。
1歳クラスの場合
◆保育園に落ちると「保育所入所不承諾決定通知書」が届く。
育児休業給付金を受けている人は、せめて、延長手続きをしよう!
1)そして、もし職場が休み延長可能な環境なら、割り切って育休を延長し、かけがえのない乳幼児生活を満喫しよう!
ちなみに私が育休取得に心を定めたのは、近所のキャリアウーマン(一流商社で定年まで勤務)の言葉が大きい。その方が「もっと育児をすればよかった」(幼少期はあっという間だから)と私に「休んだ方がいい」と助言してくださったからである。私も、その言葉はおそらく真実だと思った。というのは、他にもその声を聞いたからである。
2)上記に対し、復帰しないとクビ或いは復帰をしたい方は、今から必死に探す!
→→ここでひとつ朗報?です。
渋谷区の場合、認可保育園に落ちると、落選者だけが申し込みできる「区立保育室」の案内が、保育所入所不承諾決定通知書と一緒に届きます。
渋谷区の区立保育室一覧
そこで、通える範囲の保育室があれば申込む。結果は確か3月中旬頃。
ちなみに去年、私にもその案内が来た。が、区立保育園という言葉を全く知らなかった私は「保育室」という響き(なんだかよくわからない)に、プレハブ的な建物と狭い室内を想像し、娘をそんな所へ入れてまで働きたいとは思わないとエントリーをしなかった。
が、今年は職場復帰への緊急度が迫っていたのでえり好みしている余裕はなかった。念のためにと「渋谷区立代官山えびすにし保育室」の見学へ行った。すると確かにプレハブではあったが、恵比寿幼稚園(※たしか)の建て替えのときに作った施設のため、広く、滑り台付の園庭もあり、運営は(株)ポピンズで、預ければよかったかも、と目からうろこ!であった。
すれ違ったお父さんに、保育の質を伺うと「いいですよ!」とのこと。預けたお母さん方からも、翌年もここに入れたい、という声もある(代官山えびすにし保育室談)ほどで、私は今年は落ちたらここに応募する考えだった。
なので、もし保育室を知らない人は今からHPをチェックして通勤圏内か調べ、可能なら見学すること。可能性はまだあります。
→→保育室が近所になく、どうしても復職したい場合
①知り合いで復帰したママがいたら、そのママに探し方のノウハウを伝授してもらうのがおススメ。加えてその方が近所だと無認可などの情報もたくさん入るので助かる。
②知り合いママがいなかったら、オーソドックスだが渋谷区の保育課入園相談係(電話:03-3463-2492)に相談する。そうすると、ノウハウを教えてくださる。
私の場合、若い方が他人事のように対応するのに叫びたくなり、担当替えしてもらったら、次の方は地図を広げ真摯に対応してくださったので溜飲が下がった。なお、このときはたまたまの対応だったかもしれないため、若い=悪い対応とは限らないので、そこはご判断ください。(逆に年配=良いとは限らない)
ここで、よく聞くのが〝子供を預ける場所がないんです〟という必死さをアピールするために、区役所には子連れで行った方が良い等と言われるが、私は関係ないと思う。それをメモしている様子もないし、むしろ、子供が隣でぐずりだしたりすると、こちらは焦って、落ち着いて考えられないので、思い切って一時保育などを利用して、預けて出かけ、話を聞いた後は、カフェに資料とスマホを持って、一杯飲みながら、先々のことに思いを巡らす方が戦略が立てられる気がする。(※精神的に参っている人は特に)
・・・ただ、子どもと一緒だと、電話をかける、ただこれだけの作業が非常に難儀!!
お昼寝したときが電話のチャンスなのだけど、そのとき必ずしも電話しやすい環境にいるわけではないので、子どもが寝てから、かけようと思うと区役所は閉まっている。本当に、本当に、電話はできません。メール一本するのだって苦労するもの。これ、以外と他の人には分からないんだよね。。。
③このほか聞いた方法は以下の通り
・議員などからアプローチ(要するに、縁故)
・偽装離婚する
・通えなさそうな距離の保育園も候補にいれる
(注:内定をもらったら入らなくてはなりません。蹴ると、次から優先度が下がります)
・通勤途中に一時保育できる施設を探す。→待機児童の中で優先度をあげる
・ベビーシッターを雇う。→待機児童の中で優先度をあげる
私の友人は12月ぐらいに復職して点数をあげ、春の保育園児募集に応募してめでたく入園させた。これは有名なやり方だからみんな知っていると思う。ただ、これは0歳児クラス4月入園の場合は有効度が高いが、途中入園だと空きが出るまでは入れないのでリスクが高い。(なお、私の友達2名はこの方法でめでたく0歳から保育園には入れた)待機児童の中では優先度が上がる)
娘がそろそろ寝るので、この辺でおしまいにするが、
最後に。
そもそも、こういったやり方であるとか、区立保育園とは何かといったような保育園入園の手引きを、渋谷区のホームページでしっかり明記しておいてくれれば、私たち新米ワーキングマザーは、職員の手を煩わせることなく、情報収集出来るのに、どうしてその努力をしてくれないのかとうなだれる。
平成26年度の渋谷区予算における、子育て支援を調べると、待機児童解消に以下を予定しているようである。
26 年度 認定こども園開設及び分園設置
27 年度 区立保育園総合改修に伴う定員増
28 年度 認定こども園等開設
ハード(インフラ)を充実させたら、ソフト(それを伝える)も伴うことを忘れないでほしい。
積んでいる予算の一部をホームページに費やしたり、カタログを作るなど、区民への発信を尽力してもらいたい。発信力が渋谷区は非常に弱い、と思うのは私だけだろうか。もっとも、それは渋谷区だけでなく、他の区でもそうなのかもしれないが。
なお、杉並区みたいに、私も渋谷区長に現状を伺ってみようかなと一瞬考えて、区役所の職員にきいたところ、区長は待機児童解消には非常に積極的である、ということであった(保育課談)。さて、落ちて困っている人、もっともっと書きたいことはあるが、また、機会あれば、続きを書く。