月別アーカイブ: 2012年6月

岡山県倉敷市にて91歳の大叔父と再会。

大叔父宅にて

91歳の大叔父と0歳のべべ。


4年前、大叔父宅を訪れたときは一人身
だったのに、今では三人になったと報告。あのときの時間が、この時間につながっていることが不思議。

その夜、大叔父はゴッドホルドベック宣教師から、一人で洗礼式に与った。
とても感動的なものだったと、翌日参加された方々から伺った。
(わが家はベビーがいたので洗礼式は不参加)

2009年の初訪問から、母が年に1,2回訪問して3年。
大叔父は信仰を持つ者へと変えられたのである。
それは文字で書く以上に、大叔父の人生を一変させる、大きな出来事なのである。

岡山県倉敷旅行

べべにとって、2回目になる家族旅行。
ゆったり出かけて順調な滑り出し・・・

と思っていたのに、目的地の岡山駅で下車したら、
夫が「ねえ、お財布どこ!?」と言う。

「あ!?」

 脳裏に、車内のゴミ回収袋にお財布を入れたままにした記憶がよみがえる。

「捨てた!!」

「え、どこに!?」

 聞かれた瞬間、私が後ろの新幹線を見つめたら、夫がすぐにピンときて、三人でドラマの1シーンのように、くるりと踵を返して、今までいた新幹線に飛び乗った。

 そして、ゴミ回収袋からお財布が出てきて、ホッと胸をなでおろし、40分以上かけて次の降車駅の広島駅に到着(涙)。
  

 でも、お財布が見つかってよかった。見つからなかったら、すっかり落ち込んで旅行は台無しになっただろう。

 ほんのちょっとのさじ加減で、旅は良いものになったり、悪いものになったりする。

 大事に至らなかったことに神様へ心からの感謝を捧げ、再び広島から岡山へ向かう。

エアバギーにクールミーつけてみました

 私たち新米ママの最近の悩みといれば、これ。

「この夏、どうやって乗り切る!?」
--という、ベビーと迎える初めての夏に関するお悩み。

 夏は、私たち大人だって暑くて辛い。
だったら平熱が高いベビーは尚のこと、もっともっと辛くて苦しいだろう。

 で、あれば、外出はどうしたらいいのか。
夏は極力、家にいるべきなのか?母子共に煮詰まらないだろうか!?
 また、もしも外出せざるを得ない時は、ベビーカーか、抱っこ紐か!?
また、ベビーカーの場合、保冷シートはどうしたらいいか。

 私が直接ママたちに聞いてリサーチした結果、以下2商品が浮上。

1)カンガルーの保冷シート(日本製)

2)ドラコパイルシートカバー(日本製)
保冷ジェル付き パイルシート

 ドラコを買うしかないかな、と思っていた所で、持つべきものはお洒落ママ。こんなのがあるよ、と情報が届いた。

2)クールミー(アメリカ製)
 

 結局これに即決。

 米国で賞も取っているみたい。エアーバギーにバッチリ☆わが家は今夏、これとマクラーレンボロで、乗り切っていこう。

2020年3月現在、こんな涼しそうなものもでていたのでご紹介。

マクラーレンを片手で運転して、日傘をさしたい!そんな要望に応えて夫が開発してくれたのは3Dプリンターで作った、マクラーレンベビーカーの片手運転対応ハンドル
問合せをいただいたけれど、すみません、非売品です。

2019年調べ「エアーバギー夏の暑さ対策☆フットマフはクールミー

ママ鼻水トッテ

という信じがたい名前の商品は、子の鼻水をとるのに欠かせないグッズだそう。

・・・・生後8カ月目にしてやっと購入したものの、いまだに開封する気持ちになれず。お医者さんの中には本商品を良くない、という方もいると聞いて、開ける気にならないのだが・・・それはさておき。

乳幼児の成長は早いものだ。

今日は、ベビーカーに乗っているマイベビー・べべが、ぐずりだした際、初めて上にいる私に対して顔を向けて泣き出した。
(写真は、ベビーカー上部にあるネットの窓口。ここから赤ん坊の姿が見える)

 私が上にいる、ということが分かってきた証拠であり、子の成長をまた実感して思わず「偉いねえ、私がいることがわかったんだね」と褒めた。

 ・・・でも、べべは早く降ろしてくれ、とでもいうように、ベビーカー上でぐずぐず泣きつづけていた。

谷川俊太郎の詩から、子への愛を考える

  地球へのピクニック
                     谷川俊太郎

 ここで一緒になわとびをしよう ここで

 ここで一緒におにぎりを食べよう

 ここでおまえを愛そう

 おまえの眼は空の青をうつし

 おまえの背中はよもぎの緑に染まるだろう

 ここで一緒に星座の名前を覚えよう

 ここにいてすべての遠いものを夢見よう

 ここで潮干狩をしよう

 あけがたの空の海から

 小さなひとでをとつて来よう

 朝御飯にはそれを捨て

 夜をひくにまかせよう

 ここでただいまを云い続けよう

 おまえがお帰りなさいをくり返す間

 ここへ何度でも帰つて来よう

 ここで熱いお茶を飲もう

 ここで一緒に坐つてしばらくの間

 涼しい風に吹かれよう

 以前、この詩を読んで、涙腺が緩んだ。
 先週、ふとテレビをつけたら「八月の蝉」が放映されていて、クライマックスシーンに涙がとまらなかった。

 その瞬間、娘を愛していることに気づいて、愕然としてしまった。
 
 私はいったい、いつから娘をこんなに愛するようになったのだろう。いつの間にか私の中にいる彼女は測り知れないぐらい大きな存在になってしまった。産まれたときは、他人のように感じていたのに。

 出産したら親が子を愛するのは当たり前だとみんな思っているだろう。
 私も産むまではそうだ、と思っていた。

 だが、実際育ててみると、それはちょっと違うのではないか、
 と思っている。

 親が最初から親然とならないように、親は子育てを通して親らしくなっていくように、
 また、授乳を通して母子の関係が深まっていくように、
 
 親は出産を通して無自覚に子への愛を芽生えさせ、
 日々の積み重ねによって情が蓄積され続け、愛の芽が育まれていき、愛が深まっていく(=愛を実感する)のではないだろうか。

 わがうちを通して、変わっていく自身の感情に驚かされる日々である。