若い時は、“誕生日”と言ったら、特別な日だった。
誰かに「おめでとう!」と声をかけてもらい、祝福してもらいたかった。
誕生日に予定がない--はカッコ悪くて、
何もないのはあり得ない、という価値観だった。
その情けなさは、今でも残っている面があるけど、結婚したせいなのか、本当に変わった。
誕生日はけっこうどうでもよくなった。それより、今日まで生きてこられて周りの人に感謝する日だと思うようにさえなった。
そうして、誕生日の過ごし方は何もしなくてもいいと思えるようになり、
私は、少しの友達に気にかけてもらって、すぐそばに家族がいれば十分になった。
歳を取って良かった。
私はたぶん、若い時より今の方がぐんと幸せである。
あと半分の年月を生きるのかなあ。
これから先、どんな人生を送るのかな。
それで、昨日は家でのんびりし、夜は家族と過ごした。
帰ってきたら夫が大きな花束とバイオリンケース!持ってきてくれた。びっくり!
私には過ぎたプレゼントだったが、とりあえず残りの人生はずっとバイオリンができる人生だといいなと思った。
追伸:いつも拙いブログに目をとめてくださり、読んでくださったり、声をかけてくださる友人、知人の方々になかなかお礼を言う機会がないですが、本当にありがとうございます。縁があって続いているブログは気が向く限り続けていこうと思います。