金曜ボロボロだった私の日記

過日の金曜夜、私はクタクタに疲れていた。
背中を押されたら、そのまま前に倒れるか、目から水が出るかのどっちかというくらい、仕事に疲れていた。

早く(家に)帰りたい。

頭の中はそれでいっぱいだった。
ところが、帰り道で一緒になった仕事仲間のHanaさんが、急に誘ってきた。
「ちょっと、時間ある?俺、人と待合せしてるんだけど
時間余っちゃって、ワイン一杯、そいつが来るまで付き合ってよ」

こんな、誘いは初めてである。
要はつなぎ、ってことよ!?私は暇つぶし要員ってわけね??

ある意味、失礼な気もするこのお誘い。だが、誘うってことは一応私を好きで、一人で暇つぶしできる選択肢を捨て、時間を共有する、と決めてくれたのである。Hanaさんのトークは面白いし、赤ワインwhitey_s6.gifも結構いい、と思ったので、即OKした。

「さあ、食べて、食べて」

街の隅のイタリアンバールに入ると、Hanaさんは私を急かした。
友達が来る前にお腹一杯にさせて帰らせないと私に悪い、というのである。

ははーん。そういうことね。

だけど、この日。私は本当にクタクタで食欲がなかった。
人間て、ホントに疲れていると食べたい気持ちがなくなるんだよね(笑)。

「じゃあ、いいや、俺は俺の好きなものを食べるからさ」
といって、Hanaさんは一通り私をケアしたあとは、マイペースで誰かと電話(仕事?)したり、ワイン飲んだり、楽しそうに寛ぎ始めた。

そうこうしているうちに、Hanaさんの親友、ユキさんが来た。
ユキさんは知らない人だ。名刺交換したら、某社の常務だ。
エライ人じゃん!だけど、非常に気さくな方だった。

Hanaさんは言った。
「ユキちゃんってね、すごいんだよ。元プロのスポーツ選手。何の競技か当ててみ!」

「うーん。。。ボクシング!?」

私がそう言ったら、ユキさんがキレた。

「マジ!?俺の顔、そんなにぼこぼこかよ!!」

「ねえ、桜子さん、俺の顔見てボクシング、って言ったよな!な!?」

私は彼の過剰なまでのスゴいリアクションに激しく動揺した。
ボクシングって、硬派なイメージで格好いいと思ったんだけど、NGワードだったんだね。
(女子必読:合コンで〝貴方ってボクサーみたいね〝は禁句)

だけど、私は酔っていたし、他社の常務だから、遠慮しないで好きなことを言った。

「常務、そんなんじゃさ、ダメだよ。常務でしょ?
それぐらいで怒っちゃ経営は出来ないよ。ダメダメ!」

「初対面で、それ言うか~!?」

さらにヒートアップしたユキちゃんを、ちょうど止めるようにして
Hanaさんが〆てくれた(=精算)。

そして、「俺ら、これからもっと飲んでくから、帰れ。」と、
私は追い出された。

別れ際、Hanaさんはそっと私に耳打ちした。

「どう?たまには仕事以外も息抜きが出来ていいでしょ?
 疲れてるんだろ。タクシーで帰れよ」

そしてユキちゃんと二人で1000円づつ出してくれ、タクシー代をカンパしてくれた。

・・・ニブかった桜子。。。さすがに泣けた。Hanaさんは、元気づけようと誘ってくれたらしい。
この日、ボロボロだったけど、自分はすごい幸せ者だ、と思った。

【本日の聖書の言葉】
近くにいる隣人は、遠くにいる兄弟にまさる。(箴言27:10)
友の慰めはたましいを力づける。(箴言27:9)

神様、いつも折に叶った友をありがとうございます。m(__)m