先日書いた幼児のイジメ問題を考える。
その後、保育園の友達Aちゃんからのイジメは続き、
娘は「可愛くない!」と連発されると言っては、しょんぼりしている。
先週末はとうとう怪我をさせられ、足に生傷を作って帰ってきた。(先生からは謝られた)
そして今朝は、「Aちゃんがべべのことを大嫌い!と言うの・・・」と、
開口一番訴えてきたので、わが娘ながら大変な試練を経験しているなとかわいそうに思った。
朝イチにそれ言うって、相当つらいかもだよね?
イジメは社会勉強の一つであり、人との軋轢は成長していく上での通過点ではあるが、
聞く親の胸中は痛む。
幸い娘は、性格が明るいので、きっと乗り越えてくれると信じ、励まして通わせているが
正直、私のメンタルの方がやられそうで、萎えそうだ…。
頼れる友人に相談したら、昔いじめられた経験を話してくれた。
(ちなみにその子は外見上はとてもいじめられた過去があるとは見えないオシャレで素敵な女性)
その話はとっても良かった。
もし悩んでいる人がいたらと思い、ココに公開することにした。
* * *
「私は小さい頃にいろいろ葛藤し、じゃあ自分が他の子に意地悪できるか考えたとき、
意地悪するならされる方がいいや、って。それなら自分の守り方を見つけようと思ったよ。
ある日親戚に、笑顔が素敵なのねと言われて、その日以来笑っていようと思ったの、覚えてる。
ま、そのおかげで何やっても怒らないってよく言われて、
お弁当を校舎の3階から食べているお弁当を良く落とされたけど(笑)
でも、笑っていたら、6年たち、また3年たち、次の3年にはだんだん良くなってきた。
人生は自分で作り上げていく作品みたいだよね。」
* * *
私、めっちゃ感動した。
「魂が旅立つまで、たくさん泣いたり笑ったり悩んだり、一生懸命生きている証拠だよね」という彼女には
いつも学ばせて頂くことが多く、今朝は彼女に相談することで、気持ちを浄化してもらった。
誰が可愛い、とか、可愛くない、とかいう議論を小学高学年や中高生がしているならともかく、
4歳でこの議論に登る娘の住む世界はあまりにも狭く、悲しいことである。
友達は、うちの娘より、その子の方が心配だと言っていた。
なにはともあれ、世界は広い。その価値観に縛られず、乗り越えていってもらいたいものである。