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カーリング女子銀メダルでスポーツビズおめでとう

 北京オリンピックで、カーリング女子の日本代表「ロコ・ソラーレ(LS)」が銀メダルを獲得した!おめでとう!! 

 私はすーっかり忘れていたが、このロコ・ソラーレは、わが先輩の会社(【インタビュー】スポーツビズ山本雅一社長の起業話ほか)がマネジメントだ。夫に今朝、スポーツビズすごいね、と言われて思い出し、私は社長へお祝いメッセージを送った。加えて、このブログ用にコメントを、と頼んだのだが、事細かに連絡の経緯を書いたせいで、

 「今日ご主人とどうしたんだろう?」
と、私の思惑と違う、とんちんかんなコメントしか聞けなかった。_| ̄|○ (←がっくり).

 そういうわけで、「カーリング女子」のキーワードに惹かれてブログを読んだ方はすみません。何のお得感もお届けできず、申し訳ない。
 その代わり、私の視点ということで、「カーリング女子報道、テレビとネットの情報格差」を。

 今日の夕食時に娘と観たテレビでは、幸せな気持ちになった。彼女たちが銀メダルの報酬として、「JA農協からチームに米100俵(約6千㎏)と各選手に乳製品1年分を贈呈」と報道されて、心が温まった。
それが、寝室で子どもを寝つかせた後、ネットニュースを観たらちょっと辛くなった。それは、日刊ゲンダイのこの記事だ。

==(一部抜粋)====
どんなに全国的になっても、競技だけで飯を食える環境には程遠いのが実情。チーム一の人気を誇る藤沢は保険代理店の「コンサルトジャパン」、サードの吉田知那美(30)は自動車販売の「ネッツトヨタ北見」、リードの吉田夕梨花(28)は「医療法人社団 美久会」、セカンドの鈴木夕湖(30)は「北見石油販売」、リザーブの石崎琴美(43)は「松田整形外科記念病院」に勤め、競技との二足のわらじを履いている。

 今五輪でスピードスケート女子1000メートルなど計4つのメダルを獲得した高木美帆(27)に、冬季日本人選手で史上最高額となる総額2200万円の報奨金がJOCと日本スケート連盟から支給されると話題になっているが、LSにはJOCから銀メダリストに出る1人200万円のみ。
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カナダに遠征でもすれば一回200万位その費用が飛んでいく、と書いてあったので、200万が少ない報酬だと分かった。スポーツは、稼げるスポーツとそうでないスポーツがあるのは前に本を読んで学んでいたが、こういう華やかな報道の時にはついその視点を忘れてしまう。
 
というふうに、テレビでは良かったね、とチャンチャン話で終わることが、ネットでは裏事情も知る羽目になり、圧倒的にネットで情報を取っていく方が、知識は増える。
だが、ちょっと考えてみると、テレビを観て、「あらまーよかったわねえ」と思う幸せと、ネットを読んで、「まあ、大変ね…」と暗くなる気持ちを比べれば、どっちがいいかは、考えもの。
高齢者になると、インターネットのニュースを読まない(読めない)のは、ある意味で神さまから守られているのかもしれない。


今日は最後に、ロコ・ソラーレの代表理事の本橋麻里さんのツイッターをパクって、スポーツビズへのお祝いをとじよう。

見たことのない景色を
Good Luck
Good Business
Sports is yours

Olympic is yours


♯Beijing2022
♯Sports Business
♯いつも側に
♯スポーツビズ応援団



by桜子

大坂なおみ・全仏テニス会見拒否は神さまからみてどうか?

 女子テニスの大坂なおみが一昨日Twitterで発言した件、わが家の会話を今日は呟く。要約すると、今月30日開幕のテニスイベント「全仏オープン(グランドスラム)」で、彼女が全ての記者会見に応じない旨を事前に表明して、それはどうよ?と物議を醸している話。
 金曜の朝、リモートワーク前にSNSをチェックした限りでは、概ね、世論はなおみについていた。「良く言った!」という声も多くみられた。私自身はワイドショーで、セリーナウィリアムズ(米選手)が過去の敗退試合を受けて、記者から「引退では?」という失礼な質問に対し、極力平静を努めて回答する様子を見て、可哀想、と、なおみ側についた一人である。そもそも、大阪なおみ自身、いま世論を味方につけやすい人気スポーツ選手である。
 
 「負けても会見しなくちゃいけないなんて、可哀想よ。うん、うん」と私が頷いていたら、ソファに座っていた夫の見解は違っていた。

 「僕はそう思わないね。スポーツはエンターテイメントだから。負けた時に対応するのも、エンターテイメントである限り、応えなくちゃ。賞金をもらってスポーツをしている以上、それは仕方ないよね。それも、エンターテイメントの一つだから。いやなら、アマチュアでやればいいわけだから」と、バッサリ。

 「じゃあ、あれかな、なおみの発言は、傲慢である・・・と?」

 「うん、そうなるね…。」  

一見、冷酷に思えた見解を聞いて、私はすぐ、【インタビュー】スポーツビズ山本雅一社長の起業話ほかで、山本さんから紹介された本を思い出していた。プロスポーツはビジネスだ、ということがこの本にはシビアに、しかし明確に書かれている。良書だと思う。(もう売ってないみたい)

 今の、コロナ禍東京オリンピック実施も、オリンピックで代々木公園の森林伐採問題のパブリックビューイングという矛盾した設計も、すべてはお金が絡んでいるからこそ、おかしくてもやらなきゃいけない理論がある。

とはいえ、夫の見解は、今の世論には反発買いそうだな、と思っていたら、昨日ノバク・ジョコビッチ選手が、夫の側であった。


=MSN記事からの抜粋=
ジョコビッチは27日、報道陣に対し「彼女なりの理由があるのだろう。時に記者会見が非常に不愉快なものになり得るというのは理解できる」と大坂に一定の理解を示した上で、「これもテニスの一部であり、ツアーに参戦する選手には付き物。やらなければならないことだし、そうでなければ罰金となる。女子のことは分からないが、少なくとも男子ではそのようになっている」と述べた。=

私自身、ちょっと思ったこととしては、タレントの深田恭子さんのことを思い出した。いま、体調不良ですこし休むという。有名人は、高額報酬を受けやすいが、ストレスも多分に受ける。彼女だって記者会見に応じたくないことが、これまで山ほどあったに違いない。


 そう考えると、神様の目から見た時、大阪なおみさんって、どう映るんだろうな?と思った。ジョコビッチの発言を見ると、選手歴がまだ若い彼女がこのような公表をしたことは、同情の余地はあるが、「高ぶってないか?思い上がってないか?」と、なんとなく彼女の態度を考えてしまうところがある。

 とはいえ、もちろん私がスーパースターを裁く立場にないことはもちろん、彼女の生き方に何かを言える者ではまったくない。

 一般庶民としては、まずこの発表後の流れを静かに見守り、彼女が今大会でどのような結果を出すのか、注視したいと思う。

ラララ出勤

会社へ向かった。

音楽を聴きながら道を歩く。「ああ、幸せ…!」と、思ってしまった。
通勤嫌いだった20代の私が、今、嬉々として職場に足を運ぶ。時代変われば、思いも変わるものである。恐るべし、年の功。

「うちの会社は、いま在宅推奨だから出勤しなくていいのにさ、なんか、毎日、出勤してる人もいるらしいんだよね」

今朝、私は夫に言った。

「いるいる。会社に行くと、ホッとするなぁ、って人がやっぱり居るんだよな」

と、彼も相槌を打った。


通勤時間は、明らかに個人の損出である。なのに、なぜ出社するのだろう。居場所がないとか、家が狭いとか、いろんな理由があるのだろうが、この日の私は、出社自体がもはやハレ、であったからだ。

定期券が撤廃されて、一年以上が経過した。
電車に乗ると、「乗った~!」と思わず、何日ぶりの乗車なのか数えてしまう。
そして、出勤ごとに、街は刻々と変化している。シャッターの閉まった店の前を通り過ぎ、社会について考える。上島珈琲店は、こんな時代に新店舗を始めてるよ、すごいな、とか、歩く人が増えてる、やっぱり景気は回復傾向かな、と、通いなれた道を定点観測して自問自答する。その営みが、自分には楽しいと気づく。
 家に居ると、仕事はできるが、街は見えない。一歩外に出ると、身をもって社会の変化を体感し、今の時代を生きていることに、少なからず感動する。

で、この日、久しぶりの職場に興奮した私は、社外企業を訪問した。(会社以外の人と会うのは約2年ぶり?!)
レーシングドライバーの佐藤琢磨さんに会ってきた。

右下、佐藤琢磨さん
カーリング日本女子のロコ・ソラーレにも!

スポーツ選手を束ねる事務所のスポーツビズ社は銀座にある。同社役員に当日アポをとって伺ったのだが、以前取材した、山本雅一社長(【インタビュー】スポーツビズ山本雅一社長の起業話ほか)も相手になってくれた。

話は脱線するが、日経新聞の夕刊に「私のリーダー論」が連載されているが、このところ、知人の登場が何度か続いている。(※チームラボ猪子さん、サイボウズ青野さん)

取材した人が出る記事を読むのは面白い

そういうわけで、私は近いうち、この山本社長も、日経に取り上げられないかな、と密かに期待している。

社長の人柄が滲み出てる良い写真が撮れたw。


私は同社を即退散、と計画していたが、結局、話が弾み、長い時間、滞在してしまった。


「コロナ(禍)になってから社外に全然出てない!初訪問が、ココなんだぞ~!」と豪語したら、

役員が、着座している社員らに向かって
「おーい、コロナになってから、初めてウチに来たんだって~!」
と大声で言うので、顔から火が出た。

「やめてよ!そんなわけないじゃん!コロナになんか、なってないよ!!!(怒)」
と、敬語をすっ飛ばして、発言を訂正させた。


でも、こんな会話が後になって考えてみると、可笑しかった・・・。
いやはや、やっぱり出勤はいい。

在宅勤務で仕事はできるが、出勤は計画にない人との出会いが待っている。
予期せぬ人とすれ違ったり、何気なくする会話が、今日の元気を生み出し、明日の飯のタネになるかもしれない。

偶発する出来事ばかりは、オンライン会議で得られない。