いつもと違う場所で遊んでもらって、預かり先で眠ってもらおうと計画。
だが、ヒルサイドパントリーでランチ後、私の腕の中で、すやすや眠ってしまった。
いつになっても一時保育は気が重い。ついつい可哀想に感じてしまう。
今夜最後の話しは、ちょっとガッカリな内容で終わる。
今日、娘が3~4歳と思しき女児に「うっとおしい。」と言われた。
がーん。私の大事な娘が、うっとおしいって言われた・・・・
と、その場から娘を抱えて逃げたい気持ちとは裏腹に、
私はその様子をじっと遠くから見ていた。
べべは、まだ産まれてから一度も「うっとおしい」という言葉を聞いたことがない。
今日初めて聞いたから、意味がわからないはずだ。
どういう反応をするだろう、と見守っていたら、雰囲気で察したのか、
しばらくしたら、べべは違う場所へ、たったか走って行った。
(ほっ)
としたと同時に、
うっとおしいと発言した女児にビックリ。
(※一応、背景を説明しておくと、おままごと広場を独占していた女児の陣地に、娘がテクテク3回ぐらい駆け寄ったため、そう言われた。)
(ま、子供の言うことですから・・・)
と、思いつつも、このオトナ発言には脱帽。
この子が知っているってことは、日頃、ママがそう言ってるのね、と早合点してしまった。
実際、どうなのかはしらないけれど・・・
でも、育児をし始めてから、3歳~4歳ぐらいの女児の残酷さに驚くことが少なくない。
以前、インターナショナルスクールの子が賢くふるまっていたこと以上の現場もみている。
本日の特筆は、娘がぺっ、と水を口から出せるようになったこと。
私が洗面所で歯ブラシに磨き粉をつけていると、
自分にも歯磨き粉をつけてほしい、とねだるべべ。
チェックアップ、という歯医者さんで購入した歯磨き粉
これを娘の歯ブラシにお米粒ほどの分量をつけて、歯磨きすると
フッ素の効果があるという。
(ただし、毎日使わないと効果は出ないとのこと)
大人用歯磨き粉の代わりに、このチェックアップをほんのちょっと歯ブラシの先端につけてあげると、
満足げに口の中に入れて、歯磨きするふうである。
とはいえ、当然、ろくに磨けてはいない。
だけど、いい習慣である。
私は彼女の傍らで、カシャカシャと歯を磨いて口をすすいだ。
すると、水を出したとたん、
足元で声がした。
見たら、上目づかいで私を見つめて、
うふふ、とうれしそうに笑っている。
(あら、気のせいかしら?)
と思ったが、同じことをすると、またもや笑った。
私の口をすすぐ姿が相当ヘンなのか、
どうやら、娘のツボにハマったようである。
繰り返すたびに、彼女は笑い声を出した。
それで、とうとう、自分もやりたい、
と言いだした。(※ジェスチャーで判明)
できるわけない、と思いつつも、
それなら、と試しに水の入ったコップを渡してみると、
大事そうに両手で水を口に入れて、口からぺっと吐き出した。
わわ、すごい!!!
よくぞ飲まなかった!!!
これって偶然かしらと思い、何度か同じことをやらせた結果、
どうやら、ぐじゅぐじゅ、と口を動かすことは出来ないが、
水は出せるようになっていた。
「わー、すごい!出来るようになったのね~」
と、娘の成長に今日も目頭が熱くなった(ウソ)。
同時に、
きっとすぐ、これが日常になって行くことに寂しさも覚えた。
出来なかったことが出来ていく、ということはうれしいけれど、
あんまり早く成長してくれるな、
と思った。