親子といえども性格は違う

「ママはどうしてべべの気持をわかってくれないの?!」
と先日、涙ながらに娘が私に訴えた。

ハッとした私は、(そうだった)と思いだして、謝った。

娘6歳にして、最近私が分かったことがある。
子と私の性格は全然違う、ということだ。

「顔が似てるね」とよく言われ、明るいとこは私譲りだと
思っていたが、いろいろ似てないところが多々あった。

娘はまず、目立つことが嫌いである。
また誰かが泣いたり、誰かがいじめられるシーンに非常に敏感で、いがみ合いを嫌う。
夫と私が議論していると喧嘩だと思うらしく、よく仲裁に入ろうとする。

夫が「争うことを好まないんだよ」と言うので、振り返ってみたら、
私の父親が大声で話すと、怒っていると感じるらしく、固まってしまったり、
「今日、保育園でお友達がAくんにいじわるされていた」と他人の話もわが事のようにダメージを受けたり、
「Cちゃんに、“喧嘩はしない方がいいよ”」って言ったら、「べべちゃんには関係ない!」と怒られたと言ってはうなだれていた。

夫は娘をよく観察していて、私に忠告した。

「もしかしたらさ、僕たちは外国が好きだから、出かけているけど、あの子は家で静かにしていたい性格かもしれないよ。
それに、僕たちは英語を勧めるけど、あの子は今日『英語を話したいと思わない』と
言っていたじゃない?将来は気持が変わるとしても、それなら仕方ないと思う」

親だからといって、子どもを自分と同じと見なすのはやめよう、娘には彼女なりの気質や性格がある。そういうことを心に留めて、注意しよう、と言うようなことを言われた。
これまで、何故なんだろうと理解出来なかった娘が、性格が違うと思えば、するする受け入れられる気持ちに変化した。

大事な忘備録として残しておく。

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