3月、私は怒涛の介護生活は突然に!をブログに書いた。
私は、助けを求めていた。
その結果は、神のみぞ知る。
が、一つ伝えたいことがある。
それは、自分が、やっぱり神に選ばれし者だなって感じているってこと。
実際のところ、私は先月こんなふうに思っていた。
ああ、なんでこんなに疲れるんだろう?!
そうだ、新規の案件がたくさん走っているからだ!
仕事も新規プロジェクトだし、プライベートも新規プロジェクトが2本、走っている!
中1の親になるのも初めてなら、介護も初めて!
3つの案件が同時進行で走っているからパンクしそうなはずだよ、オイオイ!!!
って感じ。
こうなると、脳が疲弊して、誰に連絡するかを考えるだけで、頭がシューシューと沸騰したヤカンのように音をたててくるので、何も考えずに済む外部のメンタルヘルス機関に電話した。
と、
こんな私に、神はさらに新規案件を投下してきた。
それは、ニュージーランド一家の来日(17日間)である!
昨年、私たちはニュージーランドにいて、家を失い大騒ぎであった。
この変な日本人家族(私たちのこと)が帰国後、なんと、私達ロス(=あんたがいなくなって寂しい)になってくださったニュージーランド人のご家族がおられて、時折私たちはビデオ会議などをしていたのだが、半年以上前に「会いに行くよ!」と計画くださっていた。
私にとって、大好きな彼らであるが、今の私は彼らをもてなすのも、一緒に観光へ出かけることも厳しかった。
だが、夫は彼らの提示してきたスケジュール表を見て、
「え?!毎日うちに来ないの?毎晩、うちで食事かと思っていた!」
と、呑気であった。
「いや、それ、私が困るし…。私、まったく余裕がない」と低い唸り声をあげる私に、
「僕、あるよ」と、夫。
夫も私と同じように疲れているのに、この差は何なんだ!と信じられない思いがした。
同時に、そんな彼が誇らしく、尊敬の念もあり、どうしたら私も彼のように振舞える大人になれるのか、と考えた。
by桜子
つづく。