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sakurako について

Sakurako,a business working woman who live in Shibuya,Tokyo.

ラグビー日本代表を目指す双子が、わが社にやって来た!

働くパパママ向けに、会社が「夏休み職場参観」を催してくれ、うちの子も参加させていただきました。今回は、シャイニングアークス(NTTコミュニケーションズラグビー部)の選手やOBが、たくさん来てくれ、かっこよかったです。

こちらは、2019年ワールドカップ日本代表を目指す双子のトップリーガー、鶴谷知憲、昌隆選手です。(写真許諾済)

めったに会えない二人に思わず、インタビューを2つ。
私    「ラグビー選手が必ず聞かれる質問って何ですか?」
鶴谷選手 「そう聞かれると分からない。なんだろう、笑、ラグビーをやり始めた理由かな?」
私    「私ひとつ質問があるんですけど。双子は好きになる女性のタイプ、同じですか?」
鶴谷兄弟 「あ、それ、よく聞かれるかも(笑)でも、いやー」「違うよね・・・」
私    「www」

とても爽やかな双子選手で、子供にも大人気。

軽々、子供を持ちあげちゃうから、列ができたよ!


非常に多くの親子連れが参加し、職場はもはや、こども園のよう。
ふだんと違う景色に、よい会社だなあ、としみじみ。

職場の昼休み

昼休みといえば、20代の私にとっては華やかな社交場だった。
銀座が勤務地だった私は、同僚4人と有名なイタリアンを食べ、情報通であった。
皆でワイワイ言いながら、楽しそうにお喋りすることが、今思うと私にとっての義務であった。
外食したかったわけでもない。もっと質素な食事で十分だったのに、そのように過ごしたのは、私に必要な営みであったからである。そうすることで、私は職場に染まっていき、広告代理店で働く女性の心得を学んでいったと思う。

しかし、どの会社にもたいてい一人は変わり者がいる。
わが社(当時)にも、私たちの過ごし方と真逆の地味な先輩がいた。

その人は、昼休みになると、机の上に新聞を広げ、お弁当を一人で食べ、昼休みはもちろん、勤務中もいつも、無愛想であった。おまけに、名字が「影山」といった。本当に、名字の通りの雰囲気で、勉強熱心な姿に尊敬しつつも、暗い先輩だな…、と私はひそかに思っていた。

なんと、そんな私が・・・!

今、その人になっている。
新聞こそ、手元にないが、代わってパソコンとイヤホンをつけながら、お昼を食べているではないか…!

年齢のせいもある。業務の忙しさもある。一人の時間が欲しい、というのもある。
しかし、この姿は、私がもはや20代ではなく、職場に対するトキメキや、着飾ることを全く気にしなくなった、証である。

代わって、そんな私が昼休みに気になるのは、娘のランチタイムである。
この時分、給食がないから、娘は学童でお弁当である。

職場でお弁当のふたを開けた瞬間、彼女のお弁当箱が気になった。
私は会社のレンジで温められるのに、彼女のは冷たい。
ちゃんと美味しいだろうか。

「言葉で表わしきれないときに、愛を象徴してくれるのが食べ物です」  アラン・D・ウォルフェルト

お盆だよ、浅間山3泊4日国内旅行

ここ最近、夏休みは必ず海外だったが、今年は予定が狂い、計画ゼロになった。

ところが、急遽8月12日に長野県上田まで、私に用事が出来た。お盆に新幹線移動かと肩を落とす私を見て、それなら一家心中しよう、と主人が車を出し、家族旅行がお盆の数日前に決まった。しかし、お盆真っ最中に、車で移動って、どうなの?

責任を感じて、渋滞予測をネットで調べてみたら、10日土曜は早朝から道路が真っ赤だ。夫と相談し、金曜夜に移動を決めた。数えてみたら、3泊4日である。思えば、わが家が夏に車で4日間も国内移動するのは初である。

ところが、それは、海外旅行に匹敵するような、充実ぶりだった。
どうしてか?
それは、行く先々で、その場所に応じた恵みがたくさん、あったからである。
私たち家族を助けてくれ、親切にしてくれた人が数多くいた。
その方たちの背後におられる神さまに、深く感謝である。

着くまで知らなかったが、西軽井沢には、娘の友達がたくさんいた。
心配していた娘の過ごし方はどこへやら、彼女は終日友と遊び、私は夫と過ごせた。

日曜は、知人宅の別荘に移動した。
二階建ての、そのお宅は面白くて、各部屋にネーミングがつけられていて、誰もが泊まれるよう、注意書きや、お部屋の使い方メモが吊るされており、私たちが利用させて頂いた部屋は、「マルタの部屋」という名がついていた。

マルタといえば、あまり印象がよろしくない。
新約聖書ルカの福音書に出てくる、女性の名で、こんな箇所がある。
「マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていた・・・」

私は、このマルタと自分はとても似ていると日頃感じていた。
なぜ、この人の名前をここにつけたんだろう、と訝しく思った。

もう少し聖書のくだりを紹介しよう。

マルタは、聖書の中でマリヤと比較される女性である。現に神の子であるイエスにこう注意される記載がある。

「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」

今思うと、私の生き方に対して、神様がこういってるのだろうか?
え?考えすぎ?? 

閑話休題。

さて、知人の庭には、ブルーベリーやブラックベリーの実がなっていた。
家主が娘に「好きなだけとっていいわよ」と言ったので、私は喜んだ。
というのも、事前に娘を退屈させないよう、調べていた軽井沢や佐久平情報には「ブルーベリー摘み放題」があって、体験させてやりたかった。けれど、結局その暇がなかったのだ。

それが、思いがけない場所で、しかも自然な形で体験とは、なんて、ありがたいんだろう!(ちなみに同地区のブルーベリー摘み体験は300円~2000円が相場)

お友達と、摘んだブルーベリーをいただく。

その夜、6人でする食事が、その日突然、友だち一家も加わって10人で頂いた。
足りないかもしれない、と言っていた奥さまだったが、十分足りた。

昭和の食卓にタイムスリップしたような大人数の卓上は、私にとって懐かしく温かかった。

月曜朝、上田に出かけた。
行ったら、とても良かった。

帰り道は4時間半と、少し渋滞したけれど、神さまが、わたしはお前を愛する。もっと、もっと、自分のためにではなく、わたしのために、よりよく生きろ、と仰っているような気がした。

お盆移動はツラかったが、行ってよかった浅間山近郊旅行だった。

子供のお泊りで2人っ子の親気分

暑い。
日に日に、記録的暑さが更新されていく渋谷である。

先々週は2泊3日で、毎年恒例の「西軽井沢子供キャンプ」へ行ってきた。ありがたいことに去年初参加した親子2人に加え、新たに7人(親含む)が初参加となって、賑やかな一行になった。

そして先週は、朝早く仕事があるママに春から頼まれていた、子供のお泊りを実行に移した。渋谷にある英語のサマープログラム(Vacation Bible School)に通わせたい、2泊頼む、というのが理由だ。
「泣かない?」と心配気に聞いたら、鼻で笑われた。実際、泣くことは全くなく、むしろ、うちの子の一人のようにふるまっていた。1つ年下なのに、たくましい。

職場で、「うちに娘の友達が泊まりに今、来てるんだよね」と、同僚に話したら、
「共働きで、子供預かるんですか?!」と、驚かれた。私も後から(だよね・・・)と自分はバカなのかな、と思った。というのも、やっぱり子供を預かると緊張する。夜はちゃんと寝ているかが気になり、夜中に何度も様子を見ていた。

おまけに、朝は早起きだ。テンションが上がっているから、5時に起きる。それなのに、外出時間になって準備が出来ていない。最後は鬼の形相で、「私は働いているんだから!」と怒鳴るダメママであった。

それでも、
楽しかった。

子供が家に二人いるって、こんな感じかなあ、とぼんやり思った。
その気持ちは主人も同じだったようで、朝目覚めてリビングに来ると、「家の中が一気に子供がいる家になった」とつぶやいていた。

パジャマ姿でソファに寝っ転がって、スポンジボブを観ている姿も、床に座って、何やら遊びを生み出している姿も、すべて微笑ましかった。

親は大変になるけれども、こういう経験は夏休みだからこそ、できる。
楽しい思い出や経験を、たくさん積ませたいものである。

God doesn’t require us to succeed; he only requires that you try.By Mother Teresa
神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていないわ。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。(マザーテレサ)

真夏の知人宅(わが別宅)

娘は、西軽井沢子供キャンプ、近所のサマースクール(Vacation Bible School)と、普段の学校生活では味わえない思い出をたくさん作り、友だちと遊ぶ夏を満喫。

日曜は、私のために時間を使おう、と親しい知人宅に、上がり込んだ。
その家には、都内近郊というのに、たくさんの夏が転がっていた。
蝉の抜け殻

ゴーヤ

ワンちゃん

明けて「月曜から学童ね」と昨日頂いたトマトを入れ、娘のお弁当を作ったら、なんと、娘38.0の発熱!
・・・親の描く通りの夏休みは難しい。

HPE Discover Forum Tokyo 2019 夏セミナー

一昨日あたりから梅雨明けした東京。
暑い。一気に夏になった。こういう時はセミナー会場で涼むのがいい。

と、私が書くとサボっていると思われるので、一応言い訳しておく。

昨年からプロモーション担当になったことと、7月から勤務時間を1時間増やしたので、外出の余裕ができ、今朝はANAインターコンチネンタルホテル東京(赤坂)へ直行した。

外部セミナー参加は久しぶりだ。私にとって見慣れた光景に、久しぶりだったからハッとした。なぜ女性はこんなにも居ないのだろう?なぜ女性スピーカーは居ないのだろう?なぜ女性は出世しないのだろう?

アメリカから来たと思われる金髪女性の背中が見えて、しみじみと日本はこういう国だよな、と思った。

さて、そんな社会観を抱きながら、私がHPE(ヒューレット・パッカード エンタープライズ)の大イベントに来た理由は3つ。

1:トップの喋りを聞きたかった。
2:プロモーション担当の立場から、運営方法からプレゼン法まで勉強したかった。
3:私の好きな元HPの富岡徹郎さんの居た会社に興味を持った。

富岡さんな現在、国際基督教大学(ICU)の理事長代理で、私と同じIT企業で、転職後にインタビューへ協力していただいた

取材中、印象的だったのは、彼が辞めた会社のことを熱く語った姿だった。
「HPがいかに素晴らしい会社であるか」とHP創業者による「11のシンプルルール」を教えてくれた。

「聖書の言葉じゃないか、と思うような文章が並んでいるでしょう?」と富岡さんは笑った。

会場のプレゼンテーションでは、日本の社長が富岡さんの雰囲気に似ていた。米国から来たプレゼンテーターは、HPがいかに素晴らしい会社かとビデオを流していて、見ながら、富岡さんの話を思い出していた。

もし今でも、創業時の理念が生きているなら、転職したくなるような会社である。

高き理念を持った企業というのは、社会にとって不可欠であり、利益を出している企業は自社だけでなく、周囲を幸せにする取り組みをたくさんしてほしいと思う。

小2の壁、夏休みを乗り切れ!

夏休みがやってきた。

働くママにとって、夏の学童は欠かせない。しかし、私は学童に長期間、子を預けることに強い罪悪感を覚えてしまう。

よその人はどうだろう?その考えは、人それぞれだ。

目黒のママ友は、子供を送迎付きの学童に夜7時まで預け、なんの罪悪感もない、と豪語。加えて、学校の保護者会も全く出ず、どうやら小学校のママ友がいないらしい。

それ、ダメでしょ!?

と、私が非難したら、彼女はケロリと言った。

「出なくてもプリントもらう。何の問題もない」

確かに…。でも、子供の学校生活が気にならない?尋ねたら、

「娘のそれを私が知って、何になるの?」

と言われた。

娘は娘、私は私、今は仕事に夢中らしく、私には自分の人生をしっかり歩んでいるようにみえる彼女を眩しく思った。

ちょうど、恵比寿のママ友にこの話をふってみたら、あり得ない、と言う。彼女の子の学校は、保護者会の出席は必須で、欠席の場合は代理人をたてる、というから、彼女にしたら、あり得ない選択肢だ。

どちらが良い・悪い、でなく、同じ母親でも、価値観がまるで違うことが、私たち人間の面白さである。

そして、私は、と言えば、仮に専業主婦になったとしても、立派な親でいられないにも拘らず、学童に入れるのに躊躇してしまう、中途半端な母である。

去年は、娘をたくさん外で遊ばせた。今年はどうやって、楽しい夏を演出しようか。

今週も頑張ろう~マイワーキングライフ~

無駄な一日。それは笑いのない日である。
A day without laughter is a day wasted. by チャーリーチャプリン

チャップリンの言葉を今朝、思いだした。
タレントの関根勤も、毎日娘を笑わすことを目標に、生活を送っていた。
私にも、笑いが必要である。

過ぎし3連休は、家族の入院で元気が出なかった。
家族の一人が、少なくとも3ヵ月の入院生活を送ることになり、意外と自分が傷ついているのに驚いた。夜、寝床につくと、涙が出る。離れて暮らしているのに、家族はやはり家族なのか。冷酷非情な私にも、愛の心があることを知って驚いた。

そんな今朝は鉛のように心が重かった。会社に行きたくなかった。朝、聖書を開く元気も出なかった。ところが、そんな私に、神様は「ここにいるよ」と愛を送ってくれた。

親友の一人とバッタリ、会ったのである。
Mが銀座線利用者だということも、知らなかった。Mは表参道で降りるという。たった一駅だが、私に
「ミルク味とサイダー味、どっちがいい?」
と、お菓子ポーチを取り出し、2つしかなかった飴の1つを私にくれた。

私は、慰められた。神様が、私に、みているよ、というメッセージを送ってくれているように感じたからだ。

職場についたら、ソニーのVAIOのどら焼きがデデン、と置いてあった。

そうだ、なんかパーティーでもらったと上司がスラック(アプリ)で言っていた。

私はドラッグストアで買ったチョコを取り出した。

ストレスに勝つチョコレート。

職場に来たら気分が変わった。今日も一日頑張ろう、と思えた。

どうせムリ、を口癖にしない子育て

今から5年前に講演されたTEDスピーチ(価値ある考え、案を世に広める講演※アメリカ発祥)がとても良い。

「思うは招く」by植松努

これは、子供の頃に、お前なんかには無理、と言われた北海道の少年が、大人になってあきらめずに生きている、という身の上話であって、どうせムリと言われた彼がどうやって立ち上がったか、述べられているスピーチである。

昨夜、娘に、ちょっと難しいかもしれないけど、と前置きした上で10分ほど入浴前に聞かせてみた。
これから、日本の学校で育つ娘が、大人に少なからず言われるであろう、「あなたにはムリ」を前もって、予防したかったのである。

植松氏のスピーチは分かりやすい。単語も平易である。娘は手作業をしながら、耳を傾けていたらしく、途中でやや興奮気味に言った。
「ママ、これ、すごくいいじゃない。すごく正しいこと、言ってる気がする!…この人、クリスチャンなの?」

植松氏のタイトルである「思うは招く」は、聖書に同じ言葉がある。

「求めよ、さらば受けん」

思えば、私は子供のころ、この言葉が大好きだった。シンプルで分かりやすい。条件なんて、何もない。

求めなさい。そうすれば与えられます。
探しなさい。そうすれば見つかります。
たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、探す者は見つけだし、門をたたく者には開かれるのです。

そういえば、娘にこれを伝えていなかった、と思い、私は付箋にこれを書いて、筆箱にコッソリ貼った。
これから先の人生で、あきらめる子になりませんように。

そうして貼ってみたら、私こそ、あきらめている大人であることに気づき、さっそく、その晩はこの聖句を念頭にお祈りした。
「神様、まずは、紛失した電動自転車のカギが見つかりますように」

子供であれ、大人であれ、どうせムリ、と言わない生き方が出来ますように、
これは老若男女問わず、すべての人に伝えたい聖書の言葉である。