超苦手な秋葉原に降り立つ私 by桜子
エンジニアの未来サミット0905 -業界をリードするギーク(=geek. コンピュータオタク)と若手エンジニアが結集して大いに語る!- という技術評論社主催のイベントが秋葉原で行われました。
私にとって、最も苦手な分野の技術、かつ最も苦手な場所の秋葉原に、2年前に桜子インタビューでお世話になった元ライブドアの弾さん&山崎さんが喋る、というので出かけました。
ゲストチケットを頂きまして
良いお席に感激。ありがとうございました!!
第二部のエンジニアサバイバルから弾さん&山崎さんが登場、だったので、そこからの拝聴です。m(__)m
================================
13:10~15:10
第一部:おしえて!アルファギーク─エンジニアが幸せになる方法
パネラー(敬称略):吉岡 弘隆(進行),ひが やすを,谷口 公一,楠 正憲)
15:30~17:30
第二部:弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論
パネラー(敬称略):小飼 弾,閑歳 孝子,米林 正明,山崎 徳之,井上 恭輔,高井 直人
モデレータ:馮 富久(技術評論社)
=================================
今回、感じたことは主に3点。
1)会場について
エンジニア系集まりに参加したのは数える程ですが、伺って驚いたのは、以前お邪魔したあすなろBLOGイベントと比べて、パネリストと観客の距離が近く、思ったより狭かったこと(250人収容)。
その分、会場は観客と一体化しやすい環境ができるわけですが、最初はちょっと何を話しているのか、ついていくのにツラく、後半につれて良くなりました。
それは、途中で様々なパネラーが他人の発言についてフォローし始め、司会代行をしたせいですw また観客からの質問が純粋な良いものだったため、盛り上がりました。
2)パネルディスカッションの進行について
パネルディスカッションは、つくづくパネリスト全員の協力と会場の場を読む空気、が大事だと、技術とはゼンゼン違うところで、妙に関心しながら、勉強してしまいました。
それで、モデレーターの方がもう少し「パネリストに突っ込める」タイプであれば良かったと思います。(生意気言って、ごめんなさい。批評家はいつもラクですよね)
例えば、質問に対する答えがズレがちな高井直人さん(ギャグとか突っ込みはお上手でした)に対して聞き直せる、あるいは超個性派の弾さんに対しても、発言真意を汲みした上で、話の方向性を元に戻していく、
・・・とすると、あの場では弾さんと元同僚かつ年長の山崎さんが適任だった、というのが私の実感。彼がモデレータだともっと良かったかも、しれません。
※実際、失敗談に関する彼の生々しいコメントはウケていたので(笑)ああいう話を最初にしてから、「皆さんはどうですか?」とパネラーに聞けば盛り上がるかな、と。
※ただ、私なんかは幸いお二人の話を以前伺ったことがあるのでそれが分かるわけですが、知らなかったらツラいですよね。(というわけで、モデレーターさん、お疲れさまでした)
3)Ustream.TVを使った中継について
ニコニコ動画を1-2回しか見たことがない私にとって、生中継している放送と、視聴している感想をテキストにして同時配信しながら、目の前でトークが繰り広げられるさまは新鮮でした。
でも、弾さんがしゃべってるそばから、「弾さんキモい」っていうのって、どうよ?
私は胸が痛みました・・・。
それともエンジニアワールドでは、この言葉は誉め言葉なのでしょうか?
それと、言葉といえば意味不明だったのが「キズられる」
(それともあれは「DISられる」?zakiさん、あれは何ですか?いづれにしても、わからない言葉でした)
総括して、エンジニアとしての生き方の話でしたが、営業系の私にも通じる話も多々あって、物事の本質は同じだな、と感じました。
余談その1
ダメなエンジニアの定義で、「技術ができない営業などを上から目線で話すやつ」というのが出て、米林正明さんが「非エンジニアを否定する人」という発言には、激しく同意。
元バスケ部の私としては、バスケ部出身の米林さんへ桜子インタビューしたいです。
余談その2
会場からの質問ありませんか~?といわれた時、私は弾さんの頬にはなぜ2枚のシールが貼ってあるのですか?と聞きたかったんですが、誰もそこに触れませんでした。
皆さん、疑問じゃなかったですか?あれもまた、ギークの間では当たり前の行為だったのでしょうか。もし当たり前だったら、と思うと質問できませんでした。
余談その3
今回一緒に出かけた私の後輩が井上恭輔さんと知り合い、と判明。井上さんはガジェット作るの大好きと言っておられたので、ぜひ****とよからぬことをもくろんでしまいました。
余談その4
一週間でパールを覚えた、閑歳孝子さんの発言ですが、あのようにさらりと言うと、「桜子も(技術が苦手でも)やれば出来るだろ」と言われそうなので、発言には気をつけてください(笑)。
・・・・書き疲れた。
以上、色々と土曜に途中まで書いてupした後、読み返すとエラそーでなんかいやだな、と思ってエントリー削除をしたのですが、その間に読んでくれた人が「よかった」というメールをくださったので、思い切ってもう一回UPしてみました。
いやいや、批評家はラクで、イベントは大変なんですよね。