ニュージーランドの夏が終わった。
夜20時を過ぎても明るいオークランドの夜が、少しづつ終わりに近づいていく。
私たちの悲惨な夏(Season2:ニュージーランドの家探し~最終回・苦しいニュージーランド生活)は、住まいの発見と共に終わった。神様は、家を与えた3日後には、主人の歯をすみやかに接着させて、娘も無事にニュージーランドの学校生活を送っている。
朝、目覚めることが、喜びに変わった。
負担だった料理は喜びへ。
移動生活で苦しかった食材選びや調理法の負荷が激減し、
なんでも買っていい生活になった。
暮らしが落ち着くと、子供も大人もリズムが出来る。
生活パターンが少しづつ、私たちの中に出来始め、
学校の送迎も板につき、家で出来ることの選択肢も増えた。
時折、夕食を終えると、親子3人で手をつないで、海岸を散歩する。
幸せなニュージーランド生活が、滞在2か月にして、やっと始まった。
これからは、ニュージーランドの暮らし、学校生活、また出会った人をご紹介し、日常を綴っていこうと思う。
私たちの滞在も、残りあと1.5ヶ月。
心置きなく、ニュージーランドを味わっていけたらうれしい。
by桜子
神のなさることはすべて、時にかなって美しい。(聖書)