月別アーカイブ: 2021年8月

聖書からみる、世の終わりの前兆

2021年の夏は、歴史に残る年になること間違いない。
東京五輪は、国民の総意なしに開催された。
「オリンピックとコロナ感染は無関係」と政府は言ったが、来日オリンピック選手団に陽性者は残念ながらおられ、感染者は多発した。そして、観光禁止の選手群と聞いていたが、私はあろうことか、2名のオリンピック関係者が、家電量販店から出てきたところに遭遇。彼らは外せばいいのに、胸にオリンピック公式のネームタグをつけており、どこの国のなんていう人か見ようか、と野次馬根性が走りそうになったが、とっさに目を外した。(見てはいけないものを見た!とドギマギした。)

 そうした外国人の来訪者数増で、感染力強の変異ウィルス・インド(デルタ)型の急拡大を招いた可能性は高く、「国民の安心安全が第一」と菅首相は仰ったが、連日報道される自宅療養者増に空しい気持ちになる。いつから日本はこんな国になったのだろう?いや、昔から日本はこんな国であって、自分が無為に過ごして気づかなかっただけかもしれない。

 世界はどうか、とドイツに住む親友に先週連絡して、近況を尋ねると、欧州では5月のワクチン接種以降、環境は一変し、夏のバカンスを堪能した、というから驚いた。だが、そんな平和はごく一部のようだ。天候をみれば、地中海沿岸で記録的熱波が猛威を奮い、山火事の多発、グリーンランドの氷床が大規模融解、と自然環境の悲報が続く。近隣の中国は、日に日に軍事力を増し、海域を侵して東南アジアの平和はもちろん、日本にとっても大きな脅威となっている。香港の自由が中国に統治されていく様は、イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンを占拠という恐怖ほどでないにせよ、いずれも武力行使、という点ではよく似ている。そうそう、サバクトビバッタの大量発生はどうなっただろう。アフリカから中東、南西アジアまで広く分布し、食料飢饉の危機にある。

 それら(いなごの大群)は全地を面をおおったので、地は暗くなった。それらは、地の草木も、雹を免れた木の実も、ことごとく食い尽くした。エジプト全土にわたって、緑色は木にも野の草にも少しも残らなかった。(旧約聖書より)

 おそらく日本人の多くは、聖書を宗教的な書物として毛嫌いしていると思うが、世界を知る上で、聖書は読むべき書物であるはずだ。いなご、バッタが、私たちの世界を奪ったさまは、旧約聖書の出エジプト記に書かれている。(昔あったということ)
そして、世の終わりについてもまた、書かれている箇所が新約聖書にある。今朝、私はマタイ24章を読んだ。

イエスが宮を出て行かれるとき、弟子たちが近寄って来て、イエスに宮の建物をさし示した。

そこで、イエスは彼らに答えて言われた。

「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」

イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。
「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」

そこで、イエスは彼らに答えて言われた。
「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現れ、『私こそキリストだ』と言って、多くの人を惑わすでしょう。また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。

そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。
また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。
また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。
不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。


震えあがる文章の列挙である。
私は今朝、これを読んで怖くなった。すでに、多くの人達の愛が冷たくなっていることを実感している。

昨日同僚に、「聖書に【冷たい時代になっていく】と書いてあるよ」と言ったら、
ブッ(笑)と、笑われた。
私は大まじめで言ったのだが、聖書を知らないと笑い話に映るだろう。頭がイカれている、そんな揶揄さえ聞こえてきそうだが、NYの9・11で、大きなタワーに飛行機が突っ込んで自爆した映像を見た時、この世の物とは思えない!と誰もが思ったのではないか。
私は友達と携帯で話していて、映像を見た時、わが目を疑った。そう言うことが今現実に、たくさん起こっているではないか。


なお、この聖書の箇所を解説した文章を探したところ、以下が見つかった。私としてはなんとなく、合っているのではないか、と思ってリンクを貼っておく。
礼拝説教 マタイによる福音書24章 「世の終わりの前兆」 (bible-seisho.net)
(※正しい解釈かどうかの確認はご自分で聖書と照らし合わせてね:))


ああ怖い、ああ恐ろしい、と思って仕事をしようと思ったら、「今日のみことば」のメールマガジンが届いた。

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「気をつけて、静かにしていなさい。恐れてはなりません。あなたは、これら二つの木ぎれの煙る燃えさし・・に心を弱らせてはなりません」イザヤ7:4

今、困難に直面しているなら、「気をつけて、静かにしていなさい」が主の答えだ。「恐れるな、心を弱らせるな」と。まず落ち着いて、主を仰ごう。主に信頼を寄せよう。私たちは、主の御手の中に置かれている。まずは動かずに、主を覚え、主に祈ろう。

引用元:【日々のことば】  発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係り

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労苦はその日ごとにある。

昨日のことは忘れた。


明日のことは分からない。


日ごとに出来ることを考え、上を見上げ続けたい。

学童のお弁当づくり

長年、夏休みの学童用お弁当作りと無縁の私。
「うちの子は学童好きですねー!」という同僚もいるが、わが子は上級生が睨んでくる~(><)と一年から行き渋り、無理やり行かせられなかった。それが、自身も中学年となって、学童へ行くと急に言ってきたため、私は慌ててお弁当を作った。
ふだん作らないから、張り切った。いわゆるキャラ弁もどきを用意し、お昼が少しでも楽しくなればという親心で送り出した。

そうして夕方に子供が帰宅してきたところ、
「ママ、学童楽しかった!」
と言い、

「ママ、お弁当ありがとう!嬉しくって、食べるのがもったいなくて、苦手なものが入っていたけど完食した〜!!あれ、インスタ(写真)撮った?!」
とひどく喜んでいる。

「いや、作るのに忙しくて、それどころじゃなかったよ…。そんなに喜ぶなら撮っておけばよかったね…。」
(※一度きりよ、と作ったので再現できず)


以来、娘が学童へ行くというので、私はお弁当作りに精を出しては写真を撮った。

超力作!しかし写真がうまく撮れず、涙。
おそうめん弁当。つゆは別添え。

おにぎり弁当。

回を重ねることに手抜きになっていくが、ラップに、LOVEと書いただけで、子供は「うれしかったよー!」と、帰ってきたので、正直、かなり驚いた。

親が子供をLOVEなのは当たり前なのだけど…!

というのが、私の内心だったが、分かっているだろうと簡略せず、子供の眼を見て、何度も何度も愛してるよ、というのは、子供の成長にとって、とっても大切なんだろうな、と改めて思わされた。

私たちも生きている限り、愛を希求しているものね…。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
(イザヤ43:4)

美味!エジプトのスープ、ムルキーヤ

カード雑誌の8月号に紹介されていた世界スープ、ムルキーヤを見て、美味しそう!と思った私。

材料はモロヘイヤ、鶏胸肉、スパイス、レモン、と簡単そうで、夏にピッタリな予感。

作ってみたら、とってもエスニックな味わいで、家族にも好評だった。もっとも娘は、私たち夫婦の、うーん!エジプトっぽい!!という、感嘆ぶりに、美味しいと言わされた感はあるが。

ムルキーヤは、ごはんにかけたり、パンをちぎって浸して食べるそう。朝でも、夜でも、ハレになる一品。ぜひ、お試しあれ!

私は知った。人は生きている間に喜び楽しむほか何も良いことがないのを。
13 また、人がみな、食べたり飲んだりし、すべての労苦の中にしあわせを見いだすこともまた神の賜物であることを。(伝道者の書3:12.13)

猛暑8月スタート!

ミーンミンミンミンミンミー・・・セミのけたたましい声が朝から響く。
マンションの住民が、階下でハーレーダビッドソンの轟音を吹かす。
だが今朝、私にとっての最大の騒音は、娘のうめき声だった。

うぅっ・・・!うー、うー!!!

かなり長いこと呻くので、夫が彼女に声をかけた。
だが、意識があるのかないのか彼女は苦しみ続け、いったん私が起き上がってお手洗いに行くと、本人も同じように起きて、唸りながらお手洗いへ来た。
時計を見るとまだ5時なので、寝るよう促すと、また眠った。

だが再び、起きる頃に長いこと、唸っていた。
いったい何に苦しんでいるのだろう。あれか、これか。


7月半ば、私は人生何度目かという試練に見舞われ、ドラマになるほど連日何かの事件が起こって、自律する訓練に襲われた。
心が痛くなると、食欲は失せ、お腹はみるみる、ぺったんこになっていった。
このままじゃ死ぬ、と思って、一生懸命食べた。


主よ。もう十分です。私のいのちを取ってください。・・・
彼がえにしだの木の下で横になって眠っていると、
ひとりの御使いが彼にさわって、「起きて、食べなさい。」と言った。

彼は見た。すると、彼の頭のところに、焼け石で焼いたパン菓子一つと、
水のはいったつぼがあった。彼はそれを食べ、そして飲んで、また横になった。
それから、主の使いがもう一度戻って来て、彼にさわり、
「起きて、食べなさい。旅はまだ遠いのだから。」と言った。
(列王記第一19:5-7)



今日から八月になった。
暑い夏が、31日続く。私の人生もまだ続きそうだ。