午前中訪れた会社でお昼近くになり、ハロウィンパーティーに混ぜていただいた。
*せっかくだから、どうぞと仮装グッズを貸してもらった真ん中の私。
12時半、サンフランシスコ行きの無料シャトルバスに乗り、サンノゼ空港からサンフランシスコ行きの電車に乗った。
初の電車はなかなか良かった。旅情気分になる。
が、私はともかく眠くて、終点まで爆睡。
その後、初のウーバ体験を済ませ、約束した人との打合せをしたら、あっという間に夕方。
近くで、IOTオープンハウスをやっていた。
私に馴染みがあったのは、ベビーモニター。使いづらそうだけど、着眼点は共感できる。
アメリカだからなのか、サンフランシスコの中心街で、まるで画廊のようにIoTグッズの展示がひっそり置いてあったのには驚いた。消費者とIT機器の距離が生活に近い。この感覚が日本にもあるといいな、と思った。(デジタル機器の浸透が早いので)
その後、夜になり、同僚と別れ、私は地下鉄で友人宅へ向かった。
彼女とは知人を通して、知りあったが、再会は7年ぶりで、会うのは数度目である。
寸前に彼女の家を調べると、宿泊先のサンノゼから遠く、
地元の人に聞いたら、車で1.5時間とかかるというので、やっぱり、会うのは難しそう、と電話口で言うと、
「でも、これが今生の別れになるかもしれないんだし、
貴方の声を聞いたら運転する気になったから、ともかくいらっしゃい」
と言う。
先週義父を亡くした私に、この言葉は今いちばん利く。ともかく、行こうと思えた。
初の地下鉄@サンフランシスコ。
浮浪者が寄ってきてやや怯むも、もたもたしている暇はなく、何かあったら逃げよう、
と思いながら切符を買う。
ところが、買い方がいまいち分からない。
困っていたら、浮浪者が助けてくれた。人は見かけで判断してはならぬ。
ありがとうと心からお礼を言い、さっさと改札口へ向かった。
私の隣にこの人が座っていて、世間話をしていたらウマが合った。
※私の友人ではない
別れ際に、ハロウィンが好きか、と聞かれたので、好きじゃないと答えたら、
それでも、といって手にしていたガイコツのハロウィングッズをくれた。私の娘へのお土産に、という。
ぜったい、うちの子いらないな、と思ったが、その好意をむげにもできず、
こちらは返すものがなにもないので“God bless you”と神さまの祝福を送った。
すると、あちらも“God bless you”といって、互いにクリスチャンだと知り、和やかに別れた。
そして、駅に友人が車で迎えに来てくれた。
私たちはあっという間にいろんな話をした。
自分が結婚したこととか、彼女の今の仕事や生き方、また大統領選の話まで。
彼女もまたクリスチャンで、神様のくださったご縁に感謝だった。
ご馳走になったシャンパンとお肉。
なお、帰りは車で40分ほどであり、私の一番心配していた点は無用であった。
まさしく、主の山に備えあり、を実感した瞬間であった。