日別アーカイブ: 2016年11月5日

Bad Moms

サンノゼ滞在5日目は、舞台をNYに移す。
ちなみにNY行の発令は、義父の亡くなった夜に受け、腰が抜けそうだった。
うちの夫は、「そんなふうにして君の会社はトップから命令が降りるの?」
と目を白黒させていたが、私は「初めて・・・」と呟くのが精いっぱいであった。
(※一応会社を援護しておくと、上は私の状況を全く知らなかったと推測する)

まあ、そんなわけで、この日は朝から夜まで1日かけてNYに移動する。

慎重な同僚が、早めにでましょう、というので従ったら、
6時40分には空港についてしまった。
おまけに飛行機が遅延し、出発は11時半です、と言われた瞬間、
同僚は「さすがに疲れた・・・」と、がっくり肩を落とした。

一方、私は
「いいじゃん、PCがあるんだから!仕事して待とう!」
と優等生なセリフを吐いたが、すぐ眠くなってソファで寝た。
ともかく、出張は睡眠不足との戦いで、私はサンノゼ滞在中に心が休まるときは
まったくなかった。

でも、明日は土日である。やっと休んでいいと言われる日だし、
そろそろ気を抜かないと、胃に穴が開く、と思った。

それで、機内では初めて映画を観た。
前置き長くなったが、それが「Bad Moms」である。

これは、ワーキングマザーが主役のコメディで、仕事と育児の両立の大変さを描写しながら、ワーキングマザーがもういいお母さんを演じるのは止めた、とクレイジーなママらとバカ騒ぎをするのだが、後半になって「完璧なママになれない」と主人公が叫ぶと、涙がでてしまい、あろうことか、ティッシュが手放せなくなってしまった。

実は、サンノゼに居たとき私は四六時中会社のことを考えていたせいで、あろうことか、子供のことを忘れた。信じがたい事実で、私は非常にショックだった。ついでにお祈りも忘れていた。朝起きたら、ともかく動かなくては、とネズミみたいだった。(実働はともかくとして)
同時に、世にある家庭を顧みないビジネスマンの心境も分かった。

しかしながら、私は家庭を第一としたいビジネスウーマンであり、
復職以来働き方を模索していたが、ぜったいにフルタイムは向いていないと考えさせられた。
それは、子供を忘れ、仕事(自分)に夢中になる性質があると気づいたからである。

「こんなお母さんでいいのかな?」
の映画のセリフは、まさに私に寄り添う言葉であり、機外にNYのキラキラした夜景が広がり始めると、「なんで私、ここにいるんだろう?」と、不思議な導きにまた涙を覚えた。

けれども、同時に聖書の言葉が浮かんできて、
“このことはわたしからきた”
を思い出すと、思い煩うのはもう止めるべき、と思った。
すべてをゆだね、上を見上げる決心が、後半になってやっとついた。

ニューアーク空港着。タクシーより安いウーバをここでも使って、市内へ向かう。価格は48ドル。

Cloud expo day3

7年前に出会ったシリコンバレーのS氏とエブリセンス真野社長がコンベンションセンターに来てくださった。


真野さんは挨拶を交わすとすぐ私にお悔みの言葉を述べてくださった。FBを見たことに驚くと共に、さすがビジネスエリートは掛ける言葉が違う、と思った。ありがとうございます。m(._.)m

そうして真野さんは柴田さんらと和気あいあい。お互い知り合いだとか。そうか、みんな、つながっているよね。

お昼は、待合せしたS氏とホテルのレストランでいただいた。

S氏は私の顔を見るなり、「お悔み申し上げます」と言い、出張に来るのはどんなに大変だったことでしょう、と私の労をねぎらうだけでなく、お香典をくださった。

米国でこの封筒を見たのは初めて。

S氏に会うのは、たったの2回目なのに、その気遣いに今までの疲れが流れるよう。

「身内が亡くなるのは、大変なことですよ。こんなときに出張だなんて、どれほど疲れるか。」

目頭が熱くなった。葬儀の後、初めて誰かに背中をさすってもらった気がした。

 結局、ランチをお出しするつもりが、先方に出していただき、帰りは滞在先まで送っていただいた。


夜は某社長と2人でごはん。

みんなで食べるはずが、最終日だったので、散り散りになってしまった。

23時帰宅。

最後の締めに相応しく、社長とはITから信仰の話まで多岐に交わした。感謝。

Cloud Expo day2

初日より人が増えた。

Tクラウド研究会のブースも。↓


折り紙は、すごく喜んでくれた女子がいた。

いくよくるよ、みたいな漫才師をみてるみたいで、二人の会話が可笑しかった。古いか…。


ランチ、中国Chinaunicomの方々と共に。

✳︎顔写真はおそらく載せても問題ないと思うけれど、許可を確認しなかったので、モザイク画で。

休憩場。

日本ではビーズクッションを置いてるイベント会場はない。

これは米国らしいな、と思った。パソコンしやすそうで、なにより肩こりに良さそう。

長い列。

なにこれ、と思ったら、カフェタイムなどのフリーミールで並ぶ人たちだった。

そんなに食べたいんだ〜、とちょっと驚いた私も、なにがあるんだろうと少し並んでみたw

夕方、インキュベート施設のプラグアンドプレイ社へ。


壁面に、DACの矢嶋弘毅会長を発見!

お〜!(*´∇`*)

隣に名前書いていいかと聞いたら、投資家だけです、と言われた w

中にあった、マッサージマシーン。

ここにいると、何でもないが、日本企業でコレを置いてる会社はあまりなく。

 
そして夕飯は現地駐在員の方にお世話になり、こんなものを食べた。


モッツアレラ揚げ物。

ここにいると太りそう、と同僚が言った。